昨日は、バスから見る社会情勢について書いたが、バスの面白さは路線設定などにもある。駅と駅とを結ぶ路線、駅から住宅地を結ぶ路線、郊外から中心部を結ぶ路線、路線設定はきめ細かい。
駅と駅とを結ぶ路線は、鉄道路線と別の鉄道路線の駅同士を結ぶものもあるが、鉄道路線の中でも駅と隣駅とを結ぶ路線もある。前者の例としては、中野駅と西武池袋線江古田駅や練馬駅とを結ぶ路線、後者は西荻窪駅と吉祥寺駅とを結ぶバス路線などがある。例え、隣接駅といえども、バスで結べば違う世界が見えてくる。郊外と都心部を結ぶ路線も面白い。鉄道では乗換えを要するものの、道路であれば鉄道とは違う場所を通る。浅草と金町を結ぶ都営バスの草39系統や渋谷と阿佐ヶ谷を結ぶ都営バス・京王バスの渋66系統などはその典型例だろう。気分転換などにはなかなかもってこいだ。
最近は、杉並区のすぎ丸や武蔵野市のムーバスなどは、狭い空間をバスを通過している。

都営バスグリーンライナー
御徒町で撮影した都02・グリーンライナー