d10ca4c3.JPG予想通りといえば、予想通りかもしれないが、今日の内容はアド街ック天国の亀有からお伝えする。

葛飾区が取り上げられるのは、新小岩・柴又・金町・青戸立石・堀切と亀有の6回であったが、2度取り上げられたのは柴又と亀有の2箇所のみだ。当然、全ての回見ている。

亀有はこのブログで幾度と取り上げているように、私の出身の青戸の隣で非常になじみのある街だ。実際に生後直後及び幼少時は今は亡き祖父の家が亀有にあったのでよく預けられた。その為、古くから自分の住処のようにも扱っている。実際に始めて行ったイトーヨーカドーは亀有店で、このヨーカドーは駅前でもなく、現在のアリオ亀有のヨーカドーの西側にあった。(現在はジャパンホームバリューの位置)

さて、今回の亀有の感想は、こち亀よりもアリオ亀有に重点を置いたものだった。アリオについては3月3日13日のブログに詳細が書いてあるので、ここを参照していただきたい。それにしてもアリオ亀有は、3ヶ月ながらにしてこの地域に溶け込めている。
しかし、四半世紀以上亀有を見ていて最大の魅力は、地域の商店街にある。八百屋にうなぎや、焼肉、持つ煮込みの店、おでんの店など多種多様なバラエティに満ちた商店街がこの街には多い。その店の多くを私は知っている。幼少時に行っていた「さんかね」というパーラーがなくなったのは残念だった。亀有伊勢屋には両さんドラ焼きがある。このドラ焼きが、版権等の問題で難産の上、誕生したとの秘話をあったのは大変驚いた。今では、地元の友人等への葛飾の名産と紹介しているだけに、この話題は興味を持った。(実際に亀有に行かなくてもヨーカドー四ツ木店などでも購入ができる)今日の内容にも知らない箇所があり、四半世紀も亀有が日常圏として見ている者としては、新たな発見も生まれた。

両津勘吉像が、北口にできたのは、2月12日のブログで紹介したとおりだが、今年の秋には南口にも完成するそうだ。ここ数年、亀有がこち亀を中心としたまちづくりを行っているのは、このブログでも幾度となく書いているが、最近こち亀は150巻の発刊を達成した。これまでの亀有は、再開発などで盛り上がったが、最近の地域資源としてこち亀を生かしているのには共感できる。1999年・2001年にはこち亀の舞台も亀有リリオホールで行われた。ここで初めて話すことになるが、1999年にこち亀の初の映画が公開されたときに、葛飾区民を対象にした試写会も行われ、実は当選し、誰よりも先にこち亀の映画を見ている。こち亀と地域のかかわりはアニメの放送開始になったこの10年間であると考えられる。

亀有はこち亀だけにはない下町のさまざまな側面が盛られる街だ。香取神社
元々水戸街道の一里塚が置かれたので、歴史資源も多く、香取神社もその一つと言える。歴史、工場、商店、住宅、そのさまざまな点において充実している。これが亀有に限らず、葛飾区や周辺の江戸川区小岩等にもいえる地域の魅力だろう。アリオ亀有は、新たな買い物需要を喚起したが、アリオだけの無機質的な街にして欲しくない。亀有には商店街と大型店の共存ができるだけの魅力があるのでそれを生かして欲しい。