233その2中央線の新型車両,E233系についに乗車した。金曜日の午後に乗車した。これまで私が乗車する時間帯は,運転している姿を見たことがなく,はっきり言って走っているかどうかということで,疑問になっていたが,ようやくこの姿を目にすることができた。

この車両は,登場から四半世紀以上が経過したオレンジ色の201系が足回りの老朽化や朝夕はもちろんのこと,日中でも混雑が発生している中央線の混雑率緩和を目的で製造した。ちなみに201系と233系では,車体の幅が違うので,定員も増加した。(1両辺りの乗車定員を約15人増やすことによって,編成全体で150人前後増加する)



早速,車内に入る。これまでのE231系と比べてもかなり明るい。東急や京成などの私鉄の新車のようだった。座席に座る。これまでの231系(をはじめとした電車)は,片持ち式で座席の硬さが目立ち,乗車しても時々疲れることがあった。この車両は座席は同様の片持ち式であるが,乗り心地が改善されており,従来の201系などと大して変わらなかった。乗車してもあまり疲れない。一番目立ったのは,黒のつり革で,これまでつり革は白だったが,全てを黒にしたのは,固定イメージを破り,画期的ではないか。

杉並区〜武蔵野市の高架区間では,時期柄,青梅や奥多摩の関東山地の山が見られる。電車は,高速運転をするものの,聞き慣れた201系のモーター音とは違う音は,やはり新車が導入されたんだなという雰囲気を感じさせる。ドア上には,山手線の231系同様に,モニターが2台あるが,1台は路線案内,もう1台はCMなどを流す。紙の路線図は,なくなってしまった。はっきり言って,モニターにするのはよいが,紙の路線図は廃止するべきではない。故障した場合や不慣れな利用者にはどうするのかということを考えれば,紙の路線図はドアの上に別個で作成するべきではないか。CM用のモニターは,やたらと小西真奈美の出演している某通販のCMが多かったような・・・。

列車は西に向かう。車内が,これまでの231系などよりも明るく,乗車していてもかなり快適だ。はじめは,環境配慮で,画一的な安物電車に置き換えて欲しくないなという嫌な雰囲気だったが,この車両であれば,置き換えられても悪くはないなと感じた。これまでと違い,量よりも質で勝負して行ける電車が登場したことで,様々なことで期待を持ちたい。でも,しばらく時を置いたら当たり前になってしまうのだろうが・・・期待と将来よぎる不安を感じたこの車両には,多摩川を渡る直前の立川まで乗車した。

115系立川立川駅には,115系車両が来た。これは,長野支社の塗装で,長野の電車が多摩川を渡って都内の立川まで来るのは,不思議だ。この車両の塗装は,長野の梓川や諏訪湖・千曲川と信州の空をイメージしてなかなか清々しい。数年前までは,都区内や山手線内でも通常通りに見ることができたこの電車が,まだまだ元気な姿を見せていたのは嬉しかった。