e189cb3b.JPG昨年冬のデビュー以来,中央線の201系を置き換えているE233系車両。今度は,千代田線・常磐線各駅停車に導入されることになった。投入開始時期は来年の夏以降になる予定だ。
千代田線・常磐線各駅停車は,1982年以来,203系が導入され,代々木上原〜我孫子〜取手間の運用に就いている。この車両は,導入から今年で四半世紀を迎える。この233系は,180両(18編成)が導入され,現在の203系を全て置き換える予定だ。中央線などと違い,地下鉄に合わせるべく,車体幅は異なり,前面には貫通扉も設置される予定だ。

千代田線の乗り入れに関しては,約1ヶ月前に小田急が千代田線乗り入れの4000系の導入を発表したばかりであるが,JRにも新車の導入計画があったとは・・・。来年の千代田線に小田急線のロマンスカーが乗り入れるのに合わせて,来年は千代田線の顔ぶれが大きく変わりそうだ。その為,乗り入れ各社がロマンスカーを気持ちよく迎えるかのように?新車導入が行われそうだ。となると営団(東京メトロ)6000系はどうなるのか?これも気になる。

203系新車導入で廃車が予定される203系車両。これは金町駅近くで,赤レンガの建物は,三菱製紙の倉庫だ。この三菱製紙も,数年前に工場自体が廃止になり,再開発などが予定されている。新車が走る頃には,この金町の風景はどうなっているのだろうか。203系は,作者が千代田線沿線の高校に通う際に使用し,また葛飾区内の亀有や金町でも頻繁に乗り入れるので,おなじみの車両だ。しかし,地下鉄きっての個性派・東京メトロ6000系と競演している為か?陰が薄い存在になってしまう。