664d8138.jpg1日に,「山形新幹線開通15周年の記事」を改修する形で,書き直します。山形新幹線の開通から15周年を迎えた直後の3日,2008年冬から山形新幹線に新型車両が投入される事になった。 JR東日本の発表 読売新聞の記事 この車両は,1992年のデビュー以来15年間山形新幹線の顔として走っている400系車両の置き換えで,1999年の新庄延伸の際に投入されたE3形の改良版となる予定だ。また,E3型は,今後も残る予定だ。この車両に230億円の投資をし,2009年中には全ての車両が新型車両になる。在来線の車両同様に,新車投入は短期間で一括形式で行われる。 形式はどうなるのか?E3系のまま行くのか,E5系などの新しい形式番号になるのか期待をしたい。 しかし,山形新幹線は15年が経ったもののもう車両の置き換えになるのかと考えたくなった。新幹線は寿命が15〜20年で,もう置き換えの時期になるのではないかというので,置き換えが横切っていたが,こんな早くに発表されるとは思わなかった。 山形新幹線の400系といえば,福島駅から奥羽本線に乗り入れることで,新幹線が在来線に乗り入れ,新幹線の新しい局面を開いた。しかもこれまでにないメタリックシルバーの新幹線は,東北新幹線の中でも,存在感抜群で,魅力のある新幹線車両だ。東北新幹線のスタープレーヤーともいえよう。 ・改修前の記事の「山形新幹線開通から15年」での痛勤形酷電様のコメントはこちらに移しました。
私は山形新幹線には2回ほど乗車した事がある。山形から福島までの果樹園や水田の多い長閑な風景から県境の板谷峠を越す山越えを経て,福島駅から新幹線になった時の時空間の違いには今でも驚嘆に感じる。山形新幹線に乗車したのは,中学生だった開業の翌年の夏で,400系の乗り心地や風景の違いは今になっても忘れる事ができない。更に,京成線を待つ日暮里駅でもこの車両が通過する姿をよく見ており,けっこう馴染みのある車両だ つばさで余談になるが,山形新幹線の開通する前に,上野発着で1日1往復残っていた上野〜秋田間の特急つばさを見にしょっちゅう上野駅へ行った。特に土曜日が多かったが,この当時は新幹線があるのに,わざわざ時間をかけてまでも下道で・・・と思ったが,今思い返せば,これは重要な事だった。 往年の上野駅の特急天国の一面を感じさせた。いまや上野駅に現れる国鉄色の特急形車両の485系は急行能登以外では,ほとんど無い。あの日に特急つばさを追っかけて写真を撮っていた事が15年経って今でも引き続き行っているとは・・・我ながら,息の長さを感じる。