a54ca770.JPG「あらかわ交通ノート」栄光の第1号の話題は,今年中にデビューが予定されるある車両の話題だ。なお,この話題は通算476番目の投稿になる。

昨日,高崎線で浦和電車区の横を通過したら,数日前に逗子の東急車輛を出庫した京浜東北線のE233系がいた。京浜東北線のE233系は,1993年にデビューをした209系の置き換え用でデビューをする。このE233系は今年中に営業運転を開始する可能性が濃厚だ。車内などは全くわからないが,おそらく中央線の同系と同等になるのかもしれない。番号は1000番台になる。列車(211系)から見ただけなので,写真はありません。すいません。そして中央線にはなかったこととして,E233系としては初の荒川越え(赤羽〜川口間)も待っている。


京浜東北209系500まさか209系が廃車になってしまうとは・・・
209系についての論評は後日行う予定でいるが,この車両は走るんですなどの名称で言われているが,確かに低コスト電車としての志向をつくり,鉄道車両への大きな影響を与えたエポックメイキング的な車両だ。ただ,この車両もE231系の大量生産で,これらの車両と比べて車体の幅などが狭く,ラッシュ時などは少し対応しにくい。同時期に生産された姉妹車両の横須賀・総武線のE217系が,足回りなどの更新が決定したのとは対照的だ。何だか知らないが,少し省エネ車両を無駄にしているような気もしてならない。

懐かしの京浜東北線の103系ほんの10年前までは,何世代も前の103系がバンバンに走っていた京浜東北線であったが,90年代の最先端車両が走り,たったの10年で,また新しい車両になってしまうとは・・・はっきり言って,私鉄や地下鉄を主に使っている者からすれば何だかなあと感じる。もしくは,ある策略があるのではないかと・・・ここは敢えて言わない