リバイバルはくたかこれは,朝のリライト版になるが,上野〜金沢間で団体臨時列車で,特急はくたかが運転された。昨日は金沢〜上野,今日は上野〜金沢で走った。特急はくたかは,越後湯沢駅で上越新幹線と接続し,越後湯沢〜金沢間を運転している。このはくたかという名称は,上越新幹線の開通前も上野〜長岡〜金沢間を結ぶ特急列車として運転していた。昔も今も関東と金沢・富山などの北陸を結ぶ列車として走っている。

今日,高崎線籠原駅で,この列車を撮影した。沿線は先週のサロンエクスプレス東京(ゆとり)の運転時と同様に沢山のファンがいる。写真は前面だけになったが,前面(金沢寄り)は「はくたか」という字のヘッドマークが,後尾(上野より)には上越新幹線開通前のはくたかの絵入りのヘッドマークだった。車両は急行能登に使っている489系のボンネット車両だった。

この列車は,約四半世紀ぶりに関東平野・利根川沿いを走り,そして谷川岳を越えるので,沿線には多くのファンも集まってそうだ。このようなヘッドマークを見ただけでも,上越新幹線開通の四半世紀前までの東京から日本海側への特急街道としての役割を持つ高崎線を彷彿させた。

今でこそ鉄道での東京から越後湯沢駅での乗り換えになるが,富山・金沢へのアクセス列車として定着しているこの特急はくたかであるが,今のはくたかが,新型車両になっている今,昔のはくたかは,新鮮に感じられた。ちなみにはくたかは,富山県の立山の開山伝説にちなむ名称だそうだ。