
昨日,3月30日に開通する日暮里舎人線の沿線を見てきた。今回は主に日暮里舎人線と並行して走る都バスの里48系統(日暮里駅〜舎人二ツ橋)の中から眺めていた。なお,舎人二ツ橋とは日暮里舎人線の終点の見沼代親水公園の近くにある。
なお,幣ブログでは当線の正式名称・日暮里舎人ライナーではなく,日暮里舎人線という表記をしていく。
起点となる日暮里駅は,作者が最も使用回数の多い山手線の駅であるが,現在改良工事中。日暮里舎人線だけでなく,2010年に控えた北総線成田空港延伸に合わせて京成線も重層化工事を行っている。行く度に日暮里駅が徐々に改良されていて,昔の通路沿いにあったトイレ,中華料理屋,コンビニなどは皆なくなってしまった。羽二重だんごの店があったのは幸いだった。

日暮里駅は,崖に位置し,西にあたる高い所は台東区谷中,東にあたる低い所は荒川区西日暮里で,駅が両区の区界になっている。日暮里舎人線及び同線と並行して走る里48系統は,東の荒川区側の出入り口から発車する。ここはバスターミナルで,里48だけでなく浅草・押上を経由し,錦糸町駅へ至る都08系統グリーンリバーをはじめ,亀戸駅行きの里22系統なども発車する。
日暮里駅は高層ビルやマンションの建設で,見慣れた景観が一変しているように見える。西日暮里駅前のバス停は京成のガード下にあり,山手線の駅とも離れているので,山手線から乗るには日暮里から乗るのがベターだ。
ここからずっと尾久橋通りを快走。赤土小学校前は,東尾久にある。特に荒川区は,地名は7つしかないが,地名あたりの面積が広く,全ての地名が6丁目以上まである。熊野前は,都電との接続駅で,路面電車と新交通が接続する珍しいスポットになりそうだ。荒川区内は,特に工場跡地でのマンション建設が盛んで,結構な数マンションを見かける。熊野前を過ぎれば,まずは尾久橋で隅田川を越え,足立区にはいる。このあたりの隅田川は,浅草や築地あたりの華やかな隅田川のイメージとは違う。そして間髪入れずに扇大橋で荒川を越える。

荒川と隅田川に挟まれた場所に足立小台駅がある。日暮里舎人線の荒川橋梁は,扇大橋の脇にあり,高い位置にある。ここからの荒川の眺めは素晴らしそうだ。この日は,荒川から秩父の山並みや新宿の高層ビル,そして筑波山や加波山も見えた。冬の荒川の橋からは関東地方が眺められる。日暮里舎人線からもこれらの風景が楽しめそうなので,ここの風景はまさに特級あらかわ?と言えそうだ。

荒川を越えればここは足立区の扇という地名だ。扇大橋駅は,荒川の北側にできる。荒川を渡ると急にロードサイドのレストランや駐車場つきのコンビニが多くなる。次の駅は,高野と書いてこうやと読み,何だか和歌山を思わせる名称の駅だ。これはこのあたりが昔,高野町だったからだ。その次の駅は,江北という駅で,ここは名前通りこうほくと読む。新横浜駅のある横浜市の区は港北区で,違う漢字で同じ読みをするのだ。いずれも港の北だから港北,川(江ともいう)の北だからこうほくだから同じか・・・環七を越えると,次の駅は西新井大師西駅。西という字がはじめと終わりの二つ出てくる。西新井大師からは遠くはないが,ここでは西新井大師をアピールしたい目的があるのだろう。このあたりは,東武伊勢崎線西新井駅とも遠くない。風景は変わらず,レストランなどが相変わらず多い。谷在家駅を過ぎ,舎人公園駅は足立トラックターミナルの近くにある。この近くで,このバスは尾久橋通りから外れる。舎人公園の下は,車庫がある。バスは,トラックターミナルの付近をクランク状に進み,再び尾久橋通りに出ると舎人駅の近くになる。ところがここは入谷という地名にある。足立入谷の名称が多かったが,却下されたようだ。足立入谷でよかったのに・・・(日比谷線入谷駅との誤乗車防止のためか)そして,終点の舎人二ツ橋バス停,すなわち見沼代親水公園に到着する。ここは足立区・草加市・川口市の市区界に近い。

沿線は,尾久橋通りに沿っていくが,隅田川・荒川を境に足立区と荒川区の対照的な光景を見る事ができた。荒川区側では,ロードサイドのレストランや駐車場つきのコンビニなどは少なく,小さな商店などが多かった印象がある。なんだか道路から出る道も狭くて密集しているイメージがある。そして足立区側では,荒川区と違い,これらが多く,密集しているように感じられなかった。舎人公園などの自然のある場所もあり,広い感じがした。両区ともマンションが多く建っているのには,目についた。幹線道路を通過するから面白味がないという意見もあるかもしれないが,たかが幹線道路と侮れないのがこの路線の面白さだろう。
今回は車窓を中心にお届けした。里48の利用からみた利用の予想などは,次の回に行う予定だ。
別記事へのTBありがとうございました。ところで、私も昨日偶然久し振りに日暮里駅を利用しましたが、東口の変わりようにはびっくりしました。一方、谷中霊園のある西口は昔と変わらない風情が残ってました。
熊野前は同じ都営交通同士の乗換えなので、どのように乗り継ぎ割引が設定されるのか気になったりします。