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前の記事で,西武新宿駅から武蔵丘車両基地まで20000系の臨時列車の乗車をしたが,8日は武蔵丘車両基地での西武電車フェスタに参加した。これまで,西武のイベントは何度か参加したが(京成に続いて好きな鉄道なので,結構出ている),西武沿線に転居してからは初の西武のイベント参加になる。

20000系の臨時列車は,武蔵丘に到着する。武蔵丘の車庫のホームは,3箇所だけだ。知人と待ち合わせ,知人と参加する。知人も西武沿線に住んでいる。ICカード専用のミニタッチがあり,Suicaをかざす。ここで乗車駅から東飯能までの運賃が落とされる。駅でない所でスイカの使用は初めてだ。

E32車両の展示は,レッドアローの10000系をはじめ,20000系・30000系があった。それ以外には,機関車E31形なども展示していた。西武では,秩父のセメントを運ぶべく,多くの機関車が製造された。このE31形は,1986年に製造され,今は新車の牽引などでよく使われる。30000系も山口県の日立の工場から新秋津まではJR貨物の機関車が牽引するが,新秋津で機関車を変え,西武のこの機関車が引っ張る。西武は,通勤車両・特急車両だけでなく,機関車も多く在籍し,これが西武の面白い所の一つだろう。

西武の種別板昔のレッドアローのヘッドマーク

西武の過去の列車板やヘッドマークなどを紹介する場所もあり,ここでは,101系で窓に出していた種別板や5000系時代のレッドアローのヘッドマークがあった。101系の種別板は,走行音と同様に名物の一つだった。現在は101系の種別板はなくなってしまった。(今走っている101系は種別は幕)101系のこの窓の種別板,5000系のヘッドマークを出す事で,優等列車として堂々と走っていた。いずれも今は見られないが,西武の昔の電車には欠かす事ができないものだ。このブースにはビデオも流しており,その中身は1980年の101系の製造のビデオだった。特にこの101系は廃車が間近に迫っている事もあって結構貴重だった。

西武ライオンズのキャラクター

やはり西武といえば,西武ライオンズだろう。今日は西武ライオンズのマスコットキャラクターもここにやってきた。西武ライオンズは,現在パリーグの中でも好調をキープをしている。

模擬店では,飯能や日高,秩父など沿線の名物料理などが出店していた。秩父の味噌ポテト,そば,うどん,飯能の団子とうどん,西武沿線は小麦物のさまざまな味覚が楽しめる。ステージでは,地元の中学生の吹奏楽,立川真司さんのものまねショーなどがあった。

武蔵丘入口今日のイベントは,車両の展示よりも運転台の見学,車掌室の見学,洗車体験など車両の展示というよりも鉄道のさまざまな面を見る事ができた。中でも最も気に入ったので,モーターの紹介で,独特の走行音を奏でる101系のあの音の楽器ともいえるモーターを見る事ができた。

 

軌道修正線路検査今日のイベントは車両の撮影というよりも,電車のさまざまな部分を見る事ができた。東武の南栗橋のイベントともよく似ている。それ以外にもレール削正車(左)と歪みを直す車両(右)の展示もあった。この車両は見た事がない。

9cee6969.jpg西武30000系臨時列車昨日,池袋線でも運転を開始したスマイルトレイン30000系車両。今日も30000系は大活躍していた。30000系登場までの西武鉄道社内でのプロジェクトのパネル展示があった。そして,臨時列車でも大活躍!飯能〜車両基地間の列車は30000系が使われた。営業運転でも飯能より西に乗り入れる機会は極めて少なく,更にシークレットシークレットな車両基地への線路も通ったので,貴重な列車だ。使用していたのは池袋線の8両編成の車両だった。

今日のイベントは,場所柄か?モーターや体験など車両のさまざまな面を知る事ができた。西武鉄道は,武蔵丘・横瀬の車両基地をはじめ,さまざまなイベントを実施している。いずれも何度行っても飽きないようなイベントだ。今日,武蔵丘を見学した事で,普段乗っている西武鉄道の魅力がより膨らんだ。西武ユーザーになって2ヶ月弱が経つが,今後はイベントに行く度に西武の違った発見ができるかもしれない。

飯能での30000系武蔵丘13:55の飯能行きの30000系に乗車し,飯能へ。列車は親子連れなどで混雑していた。飯能から池袋線の急行に乗り換え,池袋へ。そして山手線で渋谷へ向かった。飯能から渋谷へは来週からはいよいよ副都心線への直通列車が走る。今日の目的は違うけどね。(詳しくは雑記ノートで,この交通ノート内にもヒントとなる記述やタイトルなどに着目してください)