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今日,やっと京浜東北線のE233系に乗車した。これまで京浜東北線に乗っても209系ばっかだった。E233系は中央線での投入が終了し,今は京浜東北線の車両を製造している。今日は,短区間ながら京浜東北線のE233系に乗車した感想を書こう。乗車したのは秋葉原→田端間だった。秋葉原は痛ましい事件が起きたばかりだったので,絶対に降りたくなかった。

まず感じたこと。

1・車体幅の広さが十分に感じられたこと

→E231系をはじめJR東日本の電車は車体幅を拡大して1両辺りの定員を10人程度増やしている。しかし,この車両はE231系よりも広く感じた。何でだろう。それは,車内の照明などにある。E233系のよさは,車内の明るさやJR東日本の最も苦手なゆとりを持って車両設計をしている事にある。これで私鉄路線の新型車両並みになったのではないかと思う。

しかし,気になったのは定員で,E231系では先頭車両は146人,中間車両は162両に対して,E233系は先頭車で142人,中間車両は160人と微妙に減っている。何でだろう。

2・液晶モニターが大きかった

ドア上の液晶モニターは山手線のE231系や東京メトロの副都心線用10000系,西武30000系,小田急3000系・4000系などの車両で導入しているが,この車両も液晶モニターがついている。画面が大きくなっていた。それが目に付いた。しかし,いつも言っているが,紙の路線図をなくすのは,はっきり言ってサービス低下ではないかと感じる。紙の路線図は復活させるべきではないか。

この液晶の番組の中では,山手線同様にサッポロビールキャンペーンギャルが出演している。今の江頭ひなたシリーズになってからは,前任者のクイズシリーズではなく,料理のレシピシリーズになっている。相変わらず話題が脱線してしまった・・・

秋葉原駅で総武線のE231系(209系500番台)からこの車両に乗り換え,更に田端駅でこの車両から山手線のE231系に乗り換えた。いずれのE231系や209系ともに車内の設計にゆとりが少なく,更に車内の明るさなどには物足りなさを感じる。増してや209系・E231系ともに初期に投入された総武線の車両は座席が硬い(一部を除く)。例え新車でもJRの車両設計が日々に進化しているようだった。

常磐線各駅停車(千代田線)のE233系2000番台も近々投入が予定される。千代田線を利用する機会も多い作者であるが,どのようなE233系を作るのだろうか,楽しみだ。その反面,千代田線の車両の中でも作者にとって馴染みの深い203系や207系900番台がなくなるのが残念だ。