渋谷駅から副都心線の急行飯能行きに乗って,西武池袋線を目指すことにした。西武池袋線は,1989年の秩父鉄道,98年の有楽町線に続いて3路線目の相互乗り入れ路線になる。
渋谷駅からは急行飯能行きに乗る。使用車両は東京メトロ10000系だ。10000系は,10両編成の列車の多くで使われる。副都心線は急行が主に10両編成で,各駅停車は8もしくは10両で走る。先週は,飯能から渋谷へ行ったので,その逆になる。
渋谷駅を発車,最後尾の車両は混雑しているが,前に行くたびに空いている。まずは,明治神宮前駅を通過,北参道駅を通過し,しばらくして信号待ちを食らった。そして新宿3丁目に停車する。ここでは結構な数が降りる。次の東新宿は,通過線を通るので,ホームが見えない。ここでの追い越し方法は,停車しているホームの反対側に,通過線があり,この通過線は大きな仕切りがあり,通過シーンを見る事はできない。通過をすると風が強いので,安全性を重視している。西早稲田・雑司が谷も通過し,池袋に停車する。ここで多数の降車があった。最後尾が混んでいたのは,池袋駅のメインの出入り口が最後尾だからだろう。要町・千川も通過し,小竹向原に停車する。ここで東京メトロから西武線になる。種別も急行飯能行きから快速飯能行きに変わる。
新桜台に停車し,練馬駅に到着する。ここでは西武線池袋発豊島園行きの列車を受ける。練馬駅を出て,複々線区間を通過する。この複々線は外側が特急,快速急行,急行や快速,準急といった優等列車,内側は各駅停車が通る。(写真は外側の急行線を通過する6000系の秩父ラッピング電車,内側の各駅線を走るヘッドマークつきの30000系)石神井公園,ひばりが丘と停車し,ひばりが丘からは各駅停車になる。しばらくして所沢に到着する。
10000系は,2006年9月にデビューした車両で,副都心線用で開発されたが,有楽町線でも主に走っている。この車両は東京メトロとして初めての車両で,日立のAトレインとして作られた。顔は丸みを帯びたデザインで,中央に非常戸がある。左側に種別,右側に行き先を出す。車内は,天井がドーム型で大きく,間接照明を使い,貫通戸はガラス張りを採用している。床と座席はともに金色を使っている。窓はブラインドもあり,網棚などは低い。ただ,座席は硬くて,座りづらい意見もあるが,慣れてくれば決して不快ではないだろう。E233系とともに在京の電車設計の2大イメージリーダーだ。西武30000系は,この車両とも似てなくはない。
所沢から先は,西所沢駅では狭山線・西武球場前への乗換え客も多かった。今日は西武ドームで西武ライオンズと広島カープの試合があるからだ。小手指を過ぎるとお茶どころと宅地化のされた場所を通過する。この辺りは狭山丘陵の北端部と台地なのだ。西に向かうにつれ,自衛隊の基地が広がる。航空入間基地が近くにあるからだ。入間市に停車し,ここからは狭山丘陵から入間川の盆地へと下りる。進行方向左手(南側)には加治丘陵が広がり,この辺りは盆地地形であることがわかる。圏央道の高架をくぐり,仏子駅を出て,入間川を渡る。飯能駅は近い。元加治駅に停車し,いよいよ飯能駅に着く。
秩父や名栗など関東山地の玄関口の飯能駅に渋谷から1時間13分で着いた。渋谷のような都会からのどかな飯能まで行けるようになったのは時代が変わった事なのかもしれない。先週も武蔵丘車両基地から渋谷へ行った時(目的はここでは書かないは,とある歌手のライブですよ),池袋駅で人ごみをかきわけ,山手線に乗り,新宿を過ぎると真の日本一の混雑区間を通過するので,少し苦痛だったが,この列車はそれがなく,気が楽だった。(とはいっても,副都心線は混んでいたけど・・・)相互直通の効果だろう。ここで降車し,餃子の満洲で昼食をとり,東飯能駅へ向かう。
