c4ebd74d.JPG

残りが少ない中央線201系追っかけ作戦,いわゆる朱いオレンジ作戦の夏休みスペシャルを先日特急あずさ81号の撮影後に行った。

あずさが発車して数分後,新宿駅の中央線ホームには201系が来た。それも中央特快高尾行きだった。まさか中央特快で201系に乗れるとは!!今日は高尾まで乗る事を決意した。なぜならば,今から半年前に201系の高尾行きでありながら,豊田で悪夢の車両故障で,高尾まで乗れなかったからだ。

中央特快は,終日混雑している中央線の中で,乗車率が際立って高い。新宿の時点で立ち席が多い。中野に停車し,次の停車駅は三鷹だ。この辺りの駅は,日常的に利用しているので,馴染みの風景であるが,久々の201系で中央特快となると景色も違う。この区間は,あまり高速運転をしないので,モーター音の唸りも小さかった。三鷹に止まり,下りが高架になった区間を通過する。この辺りの高架線からは,冬は富士山や青梅・秩父の山がよく見える。半年前に乗車したときは富士山の眺めがよく見えたが,夏の今では見えない。

中央線特快の201系国分寺駅国分寺では隣の西武国分寺線ホームには101系が停車している。西武の101系は中央線の201系とともに長年にわたり多摩地区の顔として活躍してきたが,201系同様に数を減らしている。(右の101系は国分寺の多摩湖線ホームで別の日に撮影したもの)国分寺駅では,この二つの顔が並ぶのはもう見れなくなりそうだ。写真の多摩湖線ホームからは,中央線は見えない。国分寺を出て,高速運転をする。このモーター音が201系の音で,中央線の音なのだ。そして立川に到着する。ここでは多数の乗降があり,車内もけっこうあく。

立川を出て,多摩川を渡り,日野に止まる。201系で多摩川を越えるのもあと何回なのか・・・。そして因縁の豊田駅に停車。無事に豊田駅を抜け,豊田電車区の横を通過し,多摩川の支流・浅川を越え,八王子に到着する。胸をなでおろす。ここから高尾までは高尾山・小仏峠への上り坂が続く。この区間もモーター音を味わうには適している。そして高尾に到着する。

ヘッドマークつきの201系これが中央特快のヘッドマークだ!!これが201系の本当の姿なのだ。1979年以来中央線を走り,このヘッドマークは101系時代から長きに渡って続いている。昔は表示板であったが,いつからか電照板に変わった。E233系では,残念ながらこのヘッドマークはなくなってしまったが,この201系はいつ見ても中央線の看板列車・中央特快の看板に適している!!

紙の路線図201作者は101・103系時代の中央線を全く知らず,中央線といったら思い立ったときから201系なのだ。201系はあと2本が残っているが,これはいつまでだろうか。今日は久々に高尾まで中央特快で乗れてよかった。帰りはこの201系で引き返した。左の紙の路線図ももう見れなくなる。紙の路線図だけは,別にして作るべきだ。

朱いオレンジの専用のカテゴリーを作りました。中央線201系に関する話題は,全てここに入れます。朱いオレンジとは,ポルノグラフィティの曲から取りました(アルバムに収録)。京葉線の201系は「BLUESKY」というタイトルで投稿します。これも同じくポルノグラフィティの曲です。ちなみにポルノグラフィティは,広島出身で,かの3人組と同じ出身地で,同じ事務所に所属している。ポルノの新曲のPVにかの3人組も出ていたな・・・

関連作品

2008年2月16日分 オレンジのダンシング 中央線201系最後の乗車