c68749cb.JPGムーンライトながらを降りると、名鉄名古屋駅へ向かう。名鉄名古屋駅は、2005年の中部国際空港開港による全面ダイヤ改正で、新名古屋から改称された駅名で、JR名古屋駅の目の前にある。JR名古屋駅から非常にわかりにくい。ここで名鉄の一日乗車券を購入する。この乗車券は3000円で、名鉄の全線に乗ることができる。

名鉄名古屋駅から金山駅へと足を運ぶ。この駅は、名鉄・JR・地下鉄名城線の乗換駅で、市内の交通拠点だ。はっきり言って、JRから名鉄に乗り換えるならばこの駅の方が便利だ。

鵜沼急行金山駅からはまもなく引退する7000系のパノラマカーに乗る。パノラマカーには今年の8月31日にも乗車しているが、今回は平日ダイヤでのパノラマカーの乗車となった。行き先は、新鵜沼行きの急行だ。従って、名鉄犬山線に乗り入れる。名鉄名古屋駅では乗客の入れ替えが激しく、通勤などで降りる人も多いが、高校生を中心に乗る人も多い。通勤通学がこのような電車では、さぞかし楽しいだろう。7000系は到着前と発車後にリンリンというベルを鳴らす。名鉄の駅は、名古屋から数駅なのに無人駅や停車本数が極めて少ない駅がある。このような駅は、急行は高速で通過する。

木曽川と7000系今日、急行に乗りたかったのは高速でのパノラマカーを味わいたかったからだ。通過時も特急列車のようにスムーズな加減速を持つ。途中の江南駅で、高校生が大量に降車する。ここからは一気にすく。しかし、展望座席は座れなかった。やがて犬山駅を出て、8年前まで鉄道と道路の併用だった木曽川の犬山橋を越え、新鵜沼につく。鵜沼からは準急内海行きに折り返す。すぐに駅の直ぐ近くにある木曽川鉄橋に向かい、木曽川を渡る7000系を撮る。新鵜沼駅では,行き先を鵜沼から内海に変えた。しかも京成などでお馴染みの表示板だ。ちなみに8月31日に乗ったときは,表示板の車両でなかった。

新鵜沼駅はJR高山線の鵜沼駅が近く、鵜沼から可児駅まで美濃太田駅で太多線に乗り換えて向かう。以前は新鵜沼駅と鵜沼駅の間に連絡線があり、名鉄から高山本線の乗り入れる特急列車の設定もあった。(※1)

犬山モノレール2新可児から広見線で犬山へ戻り、犬山からは犬山遊園へと向かう。この駅での目的は12月28日で廃止になるモノレールの乗車だ。犬山遊園駅から出るモノレールは、犬山成田山と日本モンキーパークへのアクセスとして1962年に開業した日本初の跨座式のモノレールだ。このモノレールのノウハウが、東京モノレールなど後年開業するモノレールに生かされた。

犬山モノレール1犬山成田山犬山遊園駅はモンキーパーク・犬山城などの最寄り駅であるが、平日の午前中であるためか?人がまばらだ。モノレールに乗ってみる。確かに成田山の境内はよく目立つ。そして観覧車も聳え立つ。犬山遊園駅からぐんぐん標高を上げて、モンキーパークへと向かっている。モンキーパークは、丘陵地にあるためだ。犬山遊園駅から7分でモンキーパーク駅につく。冬休みに入る前の平日だからか賑わいがない。犬山遊園駅に戻り、モノレールの往復乗車は終わる。

モンキーパーク犬山モノレール3車内は猿の絵柄が書かれている座席で賑やかだったが、内装が古く見えた。車両は、昭和37年(1962年)日立製作所製で、日本車輌の総本山ともいえる名鉄では唯一の日立製の車両だ。この技術が東京モノレールなどに生かされ、モノレールが交通網に与えた影響は大きいだろう。

この犬山のモノレールは、通勤などよりも観光での利用が主体になるので、どうしても利用者が流されやすい。観光用鉄道ではやはり厳しいのかと感じさせた。これは、数年前に廃止になった小田急線の向ヶ丘遊園駅から出ていたモノレールにもいえる。(※2)

この後は、犬山遊園駅から名鉄の一日乗車券の特典を使い、乗りつぶしに挑む。

8月31日のパノラマカーの乗車については,

2008年9月4日分「名鉄パノラマカーを追う」に詳しく書いています。


元北アルプス※1 この特急は神宮前〜新名古屋〜高山間を走る特急北アルプスで,新名古屋〜新鵜沼間は名鉄,鵜沼駅からはJRを通った。名鉄は専用の気動車を用意した。今の東武〜JRのスペーシアきぬがわに代表されるような私鉄とJRの乗り入れ列車の先駆け的な存在と言える。この列車に使われた車両は会津鉄道に譲渡されて走っている。

※2 向ヶ丘遊園のモノレールは、2002年の向ヶ丘遊園の閉園を前に廃止になった。これは車両の老朽化で修復不能な状態になったためとも言われている。しかし向ヶ丘遊園は将来的に藤子不二雄のミュージアムが作られるが・・・