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大福きっぷを使ったこのたびも西武秩父まで行った。秩父は盆地で内陸性気候であるため,東京よりも寒い。

西武秩父駅から荒川の河原までは30分近く歩く。その間に秩父の街中を散策する。秩父市は,秩父神社の門前町で,町も秩父鉄道の御花畑駅から秩父駅に沿う形である。しかし,商店街が閑散としているのは多くの地方都市とも同じだった。西武秩父駅から歩く事30分,秩父公園橋に着いた。ここは秩父ミューズパークと秩父鉄道秩父駅を結ぶ道路に架かる橋だ。

秩父ハープ橋武甲山この橋は,西に向かうごとに傾斜をしている。橋の長さは,500m以上と葛飾区や江戸川区などの荒川に架かる橋と変わらない。橋の形は,葛飾区の首都高に架かるかつしかハープ橋(※1)と同じだ。この橋はそれゆえに秩父ハープ橋とも呼ばれる。なるほど同じ荒川の関連したハープ橋が葛飾区にも,秩父にもあるとは。ここから見る武甲山は,秩父の町を包み込むように撮影できるので,絶景ともいえる。橋には武甲山の撮影スポットもある。西へ向かうごとに傾斜しているのは,橋を渡った右岸が標高が高いからだ。

荒川の標識荒川の標識2しばらく,県道秩父荒川線を通り,一つ南(上流)の佐久良橋を目指す。この辺りの荒川は葛飾区や江戸川区の荒川(こっちは南が下流)と違い,南が上流になるからだ。標識には「荒川」という地名があった。これは秩父郡荒川村のことで,秩父鉄道三峰口駅の所在地としても知られているが,荒川村は今は秩父市になってしまった。荒川区でも「荒川」という地名の標識はない(町屋や日暮里などはある)。荒川という地名の標識自体がここだけではないか。でも旧市町村名の地名が道路標識でも減少する中で,旧市町村名を残しているのはうれしい。(西東京とかさいたまとか南魚沼とかまじでわからないよとでも言いたくなる)

佐久良橋佐久良橋へ佐久良橋は,秩父鉄道御花畑駅からの道を一直線に行ったところにある。この橋は,橋桁の低い旧橋と橋桁の高い新橋がある。秩父の荒川に架かる橋は秩父鉄道の荒川鉄橋や国道140号の親鼻橋,東武東上線荒川鉄橋をみてもそうだが,全体的に橋桁が高い。これは河岸段丘の地形が影響しているのかもしれない。実際にハープ橋は,そのために傾斜をしているのかもしれない。

クールビューティな荒川

佐久良橋から見る武甲山と荒川の景観。雪をまぶした武甲山の姿と悠々と流れる荒川の姿は,まさにクールビューティといえよう。

少なくとも葛飾区の荒川では見れらない姿だ。あっちの荒川では水量が多く,ここまで美しくはない。

 

クールビューティな奥秩父と荒川

こちらは奥秩父山塊と荒川の景観だ。奥秩父の山々も武甲山同様に雪化粧をしている。秩父の山々の色と荒川の色が見事にマッチしている。

 

 

あらかわクールビューティエクスプレス近々,特急あらかわのヘッドマークもこのクールビューティな荒川の景観のいずれかに変更する予定なので,お楽しみに。市内はまだ雪が残っている。先日の雪は,奥秩父や正丸峠などの秩父の南東の山は雪が降ったが,北西の山にはあまり雪が無かった。そして,御花畑駅・西武秩父駅方面へ歩く。御花畑駅では,偶然にも秩父鉄道の1000系すなわち国鉄101系の全身水色の塗装の電車と出くわした。この車両はあらかわスカイブルーエクスプレスと名づけ,クールビューティと名づけた景観めぐりにふさわしい幕切れだった。

帰りは,西武秩父から西武の4000系に乗車したが,横瀬駅には驚くべきものを見てしまった・・・

かつしかハープ橋※1かつしかハープ橋は,荒川に近いが,荒川ではなく綾瀬川に架かる。綾瀬川は,この地点から青戸・吉川方面から流れる中川と合流し,荒川に沿う形で荒川の河口の葛西まで流れる。この写真でハープ橋は,最も奥に位置する。