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4月4日,静岡県浜松市天竜区にある佐久間レールパークを訪問した。この佐久間レールパークは,飯田線の中部天竜駅の構内にある鉄道博物館だ。1991年に開館し,かつて国鉄などで走っていた車両を展示している。しかし,今年の11月1日に閉鎖が決定し,閉鎖前にもう一度訪問したいと考え,先日訪れた。

今日の佐久間レールパークは,小中高生の春休み期間というのもあって,家族連れが訪れている。また団体ツアーの利用者も多かった。

佐久間レールパークは,JR東海の管轄という事もあって,JR東日本の東京地区ではほとんど宣伝がない。

伊那路373−2伊那路373まずは,中部天竜駅では,豊橋と飯田を結ぶ特急伊那路同士がすれ違う。特急伊那路で使う車両は,373系だ。伊那路のヘッドマークは,伊那の渓谷をイメージしている。東京口の東海道線では,特急東海・ムーンライトながらでも活躍していたこの車両であるが,今は1日1往復だけ東京に乗り入れる。東京のような都会から人里離れた山の中まで走る車両だ。

佐久間レールパークのある中部天竜駅では入場券を求めるべく,多くの人が行列している。月ごとに入場券の柄が変わり,今月は車内の特別展示がされるキハ48000系がデザインされている。まずは車内展示といきたいが,その前に足慣らしで以下の車両を紹介する。

クモハ12表クモハ12裏

まずはクモハ12型だ。これは,戦前に製造された旧型国電の代表的な車両だ。確か,10数年前までは,鶴見線辺りでも走っていたような気もする。この車両,1両編成であるが,前と後ろではよくよく見ると顔が違う。前は貫通扉つきで,後ろは貫通扉がない。これは群馬県の上毛電鉄のデハ101型とも同じだ。車内も公開され,木造の床などが古さを感じさせる。

111系

これは,大変見覚えのある車両だ。そう,これは東海道線などで活躍し,今では一部地域では現役の113系車両だ。しかし,これは113系の元になった111系車両だ。1962年に近郊型電車のパイオニアとしてデビューし,長きに渡り東海道線いや近郊型車両の顔として走っている車両だ。今はオレンジみどりの113系は岡山などJR西日本管内で残っているが,つい最近まではJR東日本・東海管内の東海道線でも走っていた。東京では東海道線から消えた今,改めてこの車両の存在の大きさが感じさせる。

クモハ52クモハ52と117系

この車両は,モハ52型だ。戦前に国鉄の京都と大阪の間を36分で走った高速電車だ。今,この区間は223系による新快速が高速運転を行っている。右の写真では,モハ52型の後輩として,新快速かつて大活躍した117系が止まっていたので一緒に写した。この車両のカラーリングは,何かに似ているなと思ったら,京成のAE型スカイライナーの登場時の塗装だ。京成のスカイライナーといいこのモハ52型といいクリーム茶色の塗装は高速列車にふさわしいような塗装だ。

0系佐久間

あれ,これは見覚えのある顔と思ったら,昨年まで山陽新幹線で活躍していた新幹線の顔0系車両だ。この佐久間レールパークでも0系車両の運転台を展示している。0系も全廃になった今,ここで見るのはやはり存在感の大きさを感じさせる。

 

ここにいるのは,電車だけでない。次回では,ここにいる気動車や客車を紹介したい。また特別展示のキハ48000系についても紹介していく予定だ。