代々木上原での写真から

ある日、代々木上原で撮影した写真を公開する。１枚目の写真はＪＲ２０３系、千代田線６０００系、小田急５０００系が並んでいる。とくに２０３系と小田急５０００系は今後廃車が進むと思われる。この並びは四半世紀に渡り続いてきた。これが見られなくなる日もそう遠くないかもしれない。

２枚目の写真は、小田急の１０００系。千代田線乗り入れ車両として約２０年君臨してきたが、今年は４０００系の増備が予定され、今後は地下鉄に乗り入れない可能性もある。

３枚目の写真は、朝夕に走るＪＲ車両の柏行きの列車。柏行きは、東京メトロの車両の方が多く、ＪＲの車両はあまり多くないように見える。柏という漢字一字の下にKASHIWAと７字のアルファベットが並ぶのもこの２０３系や２０７系だけに見られる。

先日姿を現した千代田線のＪＲのＥ２３３系の運転開始は、２００９年９月と決まった。予定では今年に１本だけ製造し、あとは来年以降製造するようだ。

今の千代田線は激変を前に嵐の前の静けさと言う感じだ。特にこの路線は、私が思い立ったときから車両があまり変わっていないので、この当たり前の景色が見られなくなる可能性が高いからだ。

Comments

[1. 準急本厚木]

はじめまして。メトロ15000系で検索してたらたどり着いたものです。

申し上げにくいのですが・・・・・小田急は1000形です。
5000形は地下鉄乗り入れできない＆鋼製車です。確かに廃車進んでいますけど。
赤色の1000形の記事も書いていらっしゃるので、単純ミスですよね。
ついでに、初代の乗り入れは9000形でした。ご存知と思いますけど。

間違いの指摘はこれくらいにして、けっこうな頻度で日記を書いていらっしゃるのはすばらしいと思います。
これからもちょくちょくお邪魔します。m(__)m

[2. 特急あらかわ]

準急本厚木様、はじめまして。こんばんは。
作者の特急あらかわと申します。

間違いのご指摘ありがとうございます。本当は一番左だけの写真を文章にする予定で、急遽１０００系と２０３系柏行きの２枚の写真を追加したので、このようなことになってしまいました。失礼しました。

このブログでは、毎日とまでは行きませんが、結構な頻度で更新をしています。それは次から次へと情報などを伝えたいと言う思いがあるからです。時には先に出したいと言う思いだけが先走ってしまうこともありますが、これからもよろしくお願いします。

[3. Ａ80＆481]

おはようございます。
小田急沿線で育った僕にとって代々木上原での小田急・JRとの並びは物心ついた時から見ていた光景のひとつです。203系と5000形の並びが見れなくなるのもそう遠くはないのですね。

4半世紀も活躍してきた203系ですが、201系の面影を色濃くしている車両でチョッパ音を聞くとつい201系が活躍していたころがつい昨日のように感じます。あと、小田急1000形に関しては地上に転用されることと思います。4＋6編成に関しては現在も乗入れ関連装置など撤去されずに残っていますが、ここ最近入線したという実績は全くありません。装置が撤去されなかった理由として千代田線方面からの臨時列車を設定される場合に使うということが挙げられます。また車両が足りなくなった時にも使うことを考慮しているものの、最近は特にそのようなことはないようです。

千代田線に限らず東京メトロの他路線でも車両の動きがこれから活発になると思います。90年代初頭も各路線では旧型車の置き換え・新車導入に伴う増強が進み、怒濤のような動きでした。営団地下鉄から東京メトロになった現在、今後の動きに目が離せなくなるのは確かですね。

[4. 特急あらかわ]

A80&481様、こんばんは

２０３系と５０００系の顔合わせは、小田急独特の前面形状を持つ車両とJR・国鉄の車両ということで、四半世紀にわたって繰り広げられています。両方が置き換えの対象になってしまうのは時代の移り気のような気がしますね。

２０３系は特に千代田線では電気使用量が大きく、トンネルの温度も上げていた厄介者の１０３系千番台を置き換えるために製造され、当時はちょうどチョッパ技術に目を向け出した頃だったので、やはり２０１系がベースですが、モーター車が多いことや地下鉄の加減性能の高さを求められることから２０１系よりも音が大きかった気もします。
小田急の１０００系の固定編成でない車両は、ご指摘のように予備時の対応などがあるのではないかと思います。１０００系も固定編成がほとんどで、そうでない編成は地下鉄では特に使いづらいのは、上での条件や定員の減少などマイナス要因があるからではないかと思います。

千代田線は、１９９０年代の営団地下鉄・都営浅草線の旧路線の車両置き換えから取り残された感じがありましたが、今後の６０００系などの寿命などを考えればいよいよという感じがしますね。これからも楽しみにしたいところです。