現在、押上にある京成電鉄の本社が、2013年をめどに市川市の八幡駅の近くに移転することになったそうだ。(京成のプレスリリースより)その理由は、押上の本社の老朽化や千葉県における営業基盤を拡大するのが目的だそうだ。
京成の本社は、現在は押上駅の近くにあり、現在建設中の東京スカイツリーの真下にあるといってもいい(上の写真の右側が京成の現在の本社)。駅の近くには京成橋という名前の北十間川の橋もある。京成の本社は、渋谷にある東急の本社や上野にある東京メトロの本社、所沢にある西武の本社などに比べ、大手私鉄の規模としては小さいものがある。
八幡の新本社の所在地は、京成線八幡駅の南側、JR総武線本八幡駅の北側で、横に走るこの2駅を垂直につなぐ形で都営新宿線本八幡駅もある。特にこの地域では再開発がおこなわれ、再開発地区の名称でA地区と呼ばれる場所だ。おそらくであるが、旧京成百貨店市川店のあたりになるのではないか。ちなみに旧京成百貨店市川店は、今は1階のリブレ京成だけが営業をし、上のフロアは何年か前から閉店をしている。ここは古い建物であるが、ながら渋い感じがしていた。この辺りは、歩いてみると住宅や商店が密集をしている場所だ。(位置に関しては、こちらのホームページも参照をしてください)余談であるが、作者は今から15年以上前の小中学生の時に八幡駅の近くの某進学塾に通っており、その時が、定期的に京成線を使う最初の機会だったのだ。(その話題は機会があればしていく予定です)
鉄道会社の本社移転としては、20年以上前に、西武鉄道が池袋から所沢に移ったことがあるが、今回も都内から郊外への移転という形式になる。市川市はどちらかといえば、京成線・総武線の沿線は住宅都市で臨海部の行徳付近の工場などが産業の中心になっている(特に有名なのは、amazonの配送センターがある)本八幡といえば、京成だけでなく、総武線、都営新宿線も乗り入れ、交通の利便性も高い。新宿へは総武線と都営新宿線の2ルート、京成線では上野や成田空港、都営浅草線の乗り入れで浅草や日本橋、羽田空港(浅草線から京急線への直通列車利用)など、都営新宿線では新宿、神保町や市ヶ谷にも乗り換えなしで行ける。総武線は、新宿だけでなく、秋葉原や御茶ノ水、千葉などにも乗り換えなしで行ける。快速は通過するが、利便性の高さとすれば申し分がないだろう。写真は今は、都営新宿線への乗り入れがなくなった京王の顔6000系の本八幡行きの表示だ。

左の写真は、以前八幡駅で撮影をした都営の5300形で、この駅は撮影することが難しいが、踏切の近くからで奇跡的な撮影をしたもので、以前走っていた快速三崎口行きを撮影した。(現在は、この京成線からの快速三崎口行きは存在していない)右の写真は、押上の京成橋の付近で、押上の京成の現在の本社は、京成のプレスリリースでは、検討中になっているが、一部の報道では、商業施設を作ることになっているそうだ。ならば東京スカイツリーの訪問客を呼び込むような商業施設を造ってほしいものだ。





















京成の本社移転ですが、押上本社もすっかり老朽化が目立っていますし、駅は都内よりも千葉県内のほうが多いですから、千葉での営業基盤をより向上させたいという意気込みが分かります。これにより、京成・北総・新京成の本社は全て千葉県に集結するという意味も含んでいます。押上本社内には京成バス本社もありました。こちらもおそらく八幡に移転するかと思われますが…
押上本社の跡地はどうなることでしょう。「京成百貨店」を作るのか、あるいは高層マンションになるのか…気になります。昭和63(1988)年に京王帝都電鉄(当時)が新宿から聖蹟桜ヶ丘駅前に移転された後、跡地は京王新宿三丁目ビル(賃貸)となり現在に至っています。僕は京王本社が新宿にあったことを全く知らない世代ですから、その当時の記憶も全くないといったところです。