2月20日に青電の3300形で京成千葉線・千原線を訪問した後、京成津田沼駅で撮影をした写真を数点紹介をする。ここでは面白い写真を何本も撮ることができた。

3005Fまずは3000形の3009Fだ。京成の3000形は半年前の2009年夏頃からフルカラーLEDへの改造が行われている。特に3000形の初期車を中心に行われているようだ。3002番が皮切りに、この3009と3001・3003・3005・3006・3008・3011Fがフルカラーになっている。もう総数の3分の1がフルカラーになっている。京成津田沼駅の2番線からは津田沼駅発の上野行きの各駅停車が使うことが多い。津田沼到着の列車は、3番線に到着し、逆方向に引き上げ線に向かい、その後で、2番線に折り返す。

京急600とAE100ここからは京成津田沼駅で土休日の午後4時半頃に起こるミラクルシーンを紹介する。4番線に入るのは、佐倉行きの快速で入っている京急の600形だ。津田沼駅の4番線は、快速がスカイライナーの待避のために40分に1本入る。京成線の高砂より東に乗り入れる京急の車両は平日・土休ともに3往復だけで、しかも全てが快速で入る。5番線には今は電車がいない。その結果として、このようなシーンが見ることができる。京成の車両が京急の車両を抜くのも面白い。京急では平和島駅や鮫洲駅でもこのようなシーンがある。なお、快速のうち、待避がない列車は、3番線に着く。

京急と新京成4番線に京急の車両、6番線に新京成の車両が停車をしている。新京成の8900形が少し尻切れとんぼになってしまいました・・・新京成の車両は、特に千葉県内でしか見ることができないのに対して、江戸川や荒川どころか、東京都心部を越えて、京浜地区を走る車両にここで会えるとは意外な組み合わせだ。京急のと新京成の茶色がここでは際立っている。この写真の少し前に、5番線に新京成〜京成千葉線と直通をする新京成の車両が来た。それがなんと8000形の旧塗装だったのだ!!!京急600形と新京成の旧塗装というめったに見られないような凄まじい写真が撮れそうだったのに逃してしまったのは悔しかった。気を取り直して、その数分後に5番線にこの車両がやってきた!

京成京急新京成京成京急新京成withae100千葉方面から3500形未更新車両の各駅停車がやってきたのだ。なんと、この駅でしか見られない京急・京成・新京成の並びが、ここで実現をしたのだ。しかも京成が、今数を減らしている3500形の未更新車で、いちばん京成らしい車両なのだ。右の写真は、真ん中奥に5番線に停車をしているさっきの京成の3500形、左端に2番線を通過するAE100形のスカイライナーが通過をしている。ここでは異種4車両の並びが実現をするのだ。

ちなみに京急の車両が京成津田沼駅の4番線に乗り入れるのは、土休日は16時半ごろのみで、平日も12時台と13時台の2本ある。京急と新京成、場合によれば京成の車両も並ぶ。前述の新京成の8000形の旧塗装だけでなく、京急600形ブルースカイトレインなどが来ることもあり、これらとの並びであれば、とても楽しくなりそうだ。京成も上の写真は3500形未更新車両であったが、場合によれば、3300形のリバイバル3色の可能性もあり、ここでの並びはミラクルタイムと言えそうだ。

keisei3831with3500

京成と新京成の3本並び

その数分後、4番線には京成3700形の6両編成の3831Fが来た。3700形では、数少ない幕式の表示を使っている車両だ。それにおでこにライトがあるのも京成の原点と言えよう。3700形の6両編成は2000年の2月にデビューをしたので、もう10年も経つ。4番線には日中は上野〜うすい間の各駅停車が特急の待ち合わせのために停車をする。その数分後には6番線に新京成の8900形が来た。再び3つの車両が並んだ。新京成の8900形は、京成千葉線には乗り入れないので、京成の車両とこの車両が並ぶのはこの駅だけだ。

keisei3400with新京成N8ちょっと後には、3番線に京成3400形の快速、新京成のレアもののN800形がやってきた。新京成のN800形は、2005年に製造をされて以来、いまだに1編成だけであるが、今日は新京成〜千葉線の直通運用に入っていた。3400形は待避のない快速なので3番線に入る。

その後で、

京成3001津田沼3001とたぬき

またしてもスカイライナーと快速の待避のために、快速が4番線に入る。ここで来たのは、3000形の唯一の8両編成の3001Fだ。そう、フルカラーLEDのあの編成だ。すぐに松戸方面から新京成の顔・8000形たぬきが入り、たぬきと3000形の並びが実現をしている。その奥には、2番線に特急で使っている3600形が止まっている。

京成ファイアーオレンジ津田沼DSCF2981京成津田沼駅は、高砂駅と並び、京成の中ではいろいろな車両が見られ、見ていて飽きることはない。ここでは、特急やスカイライナーの待避、新京成と千葉線の乗り入れ、折り返し列車など次から次にこのようなシーンを見ることもできる。京成成田空港線(成田スカイアクセス)の開通後、この駅にやってくる車両は変わるかもしれない。この駅はJR津田沼駅から、南に1km弱あり、大型店などの立ち並ぶJR津田沼駅に比べると地味かもしれないが、JR津田沼駅に比べると地域密着型でいかにも京成の駅という感じがするのも面白いところだ。余談であるが、この駅からはJR津田沼駅から羽田空港へのバスが経由をする。京成津田沼駅からは浅草線経由の羽田空港までは直通の列車があるが、所要時間は渋滞をしてなければ首都高湾岸線などを通過し、ショートカットをするバスの方が早く、距離もこちらの方が短いのではないかと思う。八千代台や佐倉など沿線から羽田空港へ行くのにバスの方が早いのも皮肉だ。

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