りょうもうHM8月27日土曜日、東武の特急のゆのさとのスカイツリートレインに乗車し損ね、北千住駅から特急りょうもうに乗車をした。(参考記事はこちらから)作者が北千住駅からの特急りょうもう号を降りた駅は館林駅だ。計画変更により、館林駅から佐野駅を目指すことにした。

館林は日本屈指の高温を記録する場所でも有名だ。ここは内陸という土地条件や東京方面からの大気の熱がくることや赤城や足尾などの山のフェーン現象などがその一因とも言われている。まずこの駅で群馬スタンプラリーのスタンプの一つ目を獲得する。この駅は関東の駅百選に続くスタンプの獲得になる。この駅の駅舎は関東の駅百選にも選定された昔ながらの駅舎が有名であるが最近は橋上の駅舎も完成をした。

DSCF8921佐野線の発車までまだ時間があるので、上り列車で館林の一駅前の茂林寺前まで戻り、この駅でスタンプを押す。すぐに来た下り列車で館林へ戻り、今度は佐野線に乗る。伊勢崎線の館林駅にやってくる列車は、10000系や30000系が多いが、佐野線や小泉線では依然として8000系が残っている。8000系は、東武に詳しい方の話では、伊勢崎線・日光線系統ではワンマンの小泉線や佐野線、桐生線、宇都宮線などの運用だけで、伊勢崎線の久喜〜太田間や日光線の南栗橋〜新栃木間の運用にすら入らなくなったそうだ。すなわち利根川さえも越えなくなったのだ。これは聴いていて切なく感じた。

佐野線は、館林〜葛生間の路線で、セメント輸送などを行っていた路線だ。佐野線はワンマンで8000系が走っている。何だか少しうれしくなった。渡良瀬川を越え、佐野へ。佐野はラーメンだけでなく、耳うどんやいもフライなどで有名な町だ。関東の駅百選に選ばれた旧駅舎は姿を消し、今は橋上の駅舎になっている。改札も東武とJRで別々だ。群馬スタンプラリーでは、佐野駅はJR・東武とも設定をされているので、1つずつスタンプを押す。栃木県にある佐野駅でも群馬スタンプラリーの該当駅なのだ。栃木県内では、佐野駅と栃木駅と足利駅・足利市駅が該当をする。佐野駅周辺を自転車で周ることにする。佐野市は、プレミアムアウトレットが有名で、東京から訪れる人が多い。しかし、東北自動車道の佐野藤岡インターの近くにあり、自動車でのアクセスが非常に便利な場所にあるので、ほとんどが自動車でのアクセスだ。佐野駅からは3kmほど南にある。プレミアムアウトレットの近くには、イオン佐野新都市ショッピングセンターもあり、佐野市の広域集客施設や商業施設は郊外にあり、典型的な地方都市の様子を表しているようだ。

東京から佐野へのアクセスも、佐野プレミアムアウトレットやイオン佐野新都心ショッピングセンターへのアクセスを重視をしたマロニエ新宿号とマロニエ東京号という路線バスが、新宿駅や東京駅から出発し、イオンやアウトレットの近くの佐野新都市バスターミナルに到着をする。佐野へは、東京から行く場合であれば、東武伊勢崎線で館林へ、館林から東武佐野線で行くか、東北本線や東北新幹線で小山へ行き、小山から両毛線で行くのがもっとも便利だ。乗り換えなしで行けるのは、一日一往復の浅草〜葛生間の特急りょうもうしかない。

マロニエ新宿号や東京号は鉄道での利便性の悪さをついてきたバス路線と言えよう。佐野新都市バスターミナルからは、成田空港や羽田空港へのバスも出発をしており、佐野市の交通の中核として頭角を現しているようだ。

JR・東武の佐野駅へは、イオンやアウトレットの近くから関東バスがあるので、これに乗るのがよいが、この事例は地方都市の鉄道の利便性が悪く、自動車を最重視をしていることを表しているようだ。佐野市内を見ても、駅周辺は閑散としており、イオンの周辺やアウトレットの周辺は自動車が多い。これらのショッピングセンターは人を集めるには良いかもしれないが、少し人工的でさびしいような気がする。自転車で町を訪れ、いもフライの店とみかもの月の店を探す。みかもの月は、栃木県南の銘菓で、ツイッターの情報で初めて知った。これは蛸屋というお菓子屋が販売をしている。惣菜屋ではいもフライも見つける。町を周って、名物を周っていくことは自転車の旅の醍醐味かもしれない。自動車には感じられない町の魅力探しが自転車での旅の魅力かもしれない。佐野駅からは両毛線で別の場所へと向かう。

すいません、佐野では画像を取らなかったので、市内の写真はありません。