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3月31日をもって、販売を終了をするフリーきっぷがある。そのひとつが、鎌倉・江ノ島フリーきっぷと呼ばれる乗車券だ。この乗車券の特徴は、出発地から大船駅または藤沢駅、鎌倉駅までの往復乗車券と東海道線の大船〜藤沢間と横須賀線の大船〜鎌倉間、江ノ島電鉄、湘南モノレールが乗り放題になる。出発地が非常に多彩で、山手線内や横浜や川崎などだけでなく、栃木県の宇都宮や山梨県の甲府、群馬県の前橋や上毛高原まで幅広かった。この乗車券を山手線内から購入をすると1970円で、鎌倉駅までの往復分に江ノ島電鉄などに乗車をすれば、元の取れる切符だった。

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この乗車券が販売終了になる背景として、大船駅までは、途中下車ができないことなどの要望があったそうだ。きめ細やかな駅を出発をして、料金が異なることは結構売りづらいようだ。(例えば、山手線内からは1970円であるが、大久保駅や板橋駅など山手線を一つ越えると2170円になる、逆に山手線を越えて方角通りの大井町駅・西大井駅から乗ると1640円となる)その為、4月1日以降は、鎌倉・江ノ島パスという乗車券を販売をしだす。

この鎌倉・江ノ島パスは鎌倉・江ノ島フリーきっぷの乗車券と同じ区間が乗り放題として適用される。従来は、往復乗車券とフリーきっぷがセットになっていたが、この切符は、一旦大船駅や藤沢駅で降車をして買い直さなければならないのだ。

この乗車券は、鎌倉や江ノ島などへの観光地や江ノ島電鉄・湘南モノレールの訪問などには適したもので、特に週末や夏季などは比較的売れる乗車券だ。今回の改編で、東京山手線内などの出発が廃止になるが、埋没をしなければ幸いかと思う。

小田急電鉄でも、江ノ島・鎌倉パスを発売をしているが、こちらは発駅から藤沢駅までの往復と江ノ島電鉄の乗り放題、小田急江ノ島線の藤沢〜片瀬江ノ島間の乗り放題がついている。小田急発行の乗車券は、西武鉄道・相模鉄道の駅からも買うことができる。小田急に比べても利便性が劣ってしまうかもしれないだろう。