4月10日の桜と鉄道を絡めた写真撮影。今回は京成の新AE形スカイライナーと桜を絡める写真を撮ることにした。この日の午前中は京成本線の八幡駅と鬼越駅の間でモーニングライナーの新AE形を絡めた写真を撮影をした(こちらの記事)が、午後はスカイライナーの通過ルートの北総線でスカイライナーを撮影をすることにした。

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撮影地として候補に挙がったのは、昨年に北総線に乗車をした時に桜が咲いていた西白井や白井の近くにした。八幡からは白井までは、一旦八幡からは高砂まで行き、北総線のフリー切符を購入をしようとしたが、震災の影響で今年は北総線のフリー切符の販売が中止になることを思い出し、すぐに高砂で引き返し、高砂からは船橋まで京成線で出て、船橋から新鎌ヶ谷まで東武野田線に乗り、新鎌ヶ谷から北総線に入った。

降りた場所は、白井駅だ。この駅に着く寸前で、沿道に桜が満開に咲いており、撮影をするのであれば白井駅の付近が一番適当とみなしたからだ。白井駅から歩いてすぐの所に素晴らしい撮影地を見つけた。この辺りは、北総線の両脇を国道464号線という幹線道路が通っている。その為、道路の歩道橋から撮影をすることにした。

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一番最初にやってきたのは、京急の600形のアクセス特急だ。京急600形は、北総線ではアクセス特急として成田空港に乗り入れるだけでなく、印旛日本医大までの列車でも使われている。京急600形が千葉県内で桜満開の風景を走るとは。三浦半島での桜満開の風景が千葉ニュータウンで再現をしたようだ。

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下り線にやってきたのは、北総の9000形だ。9000形は北総では7260形に続く古参の車両だ。9000形は新京成の松戸乗り入れを知る数少ない車両だ。この撮影地の立地は、両脇に広がる桜の風景、白井の団地、少し先にはガスタンクも見える。

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続いて、ここにやってきたのは下り線の都営5300形だ。都営5300形は、北総線では桜満開の風景が見られる。その直後に、上り線にやってきたのは・・・

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客を乗せていない北総の7300形だ。この7300形は、印旛車両基地から京成の宗吾車両基地へ検査のために向かったそうだ。北総の7300形のこの編成は7318Fであることがわかった。(関連記事はこちら)7318Fは最近フルカラーのLEDに表示機が交換された。写真では下りに5300形、上りに7300形にが写っている。両車両は今年でデビューから20周年を迎える。20周年のデビューを桜が祝ってくれたようだ。

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そして、目的の新AE形スカイライナー27号が下り線にやってきた。桜が満開の中、営業運転後初めての春を迎える新AE形スカイライナー。北総線は最高速度130kmで走行をするが、桜満開のこの辺りの風景は下り線では、成田空港からの渡航客を桜が見送っているかのようだ。表紙に置いたのはスカイライナー29号の通過シーンだ。


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今度は上りのスカイライナー14号が通過をする。ここでは、沿道の桜を絡めて撮ることができる。上り線のこの辺りの風景は、まさに、成田空港に来日した外国人もしくは海外旅行帰りの旅客に美しい桜が出迎えてくれているようだ。このような風景はこれまでにはないスカイライナーの風景で、春の名物の光景になるのは間違いないだろう。これまで北総線は通勤車両ばかりで花の中を通過をしても、華やかさがあまりなかったが、スカイライナーが通ることによって、成田空港のアクセスに満開の桜という要素が加わった。速さだけでなく、満開の桜を通る風景を外国人に売ってみてはいかがかと思った。

今日の白井の桜の風景。まだまだネタが続いていた。まさか、あの車両がこの時期にここを通過するとは思わなかった。