東府中駅にて
11月2日の東京新聞に東京メトロと都営地下鉄が乗り入れる九段下駅の改良工事を行うことを発表をした。それは、東京メトロ半蔵門線都営新宿線の九段下駅にある壁を撤去をし、乗り換えの利便性の向上性を図ることをはじめ、都営新宿線岩本町駅と日比谷線秋葉原駅の乗換駅の指定などが新たに行われることになりそうだ。(ホームページはこちらより)

九段下駅は、半蔵門線の3・4番線と新宿線の5・6番線は同じ場所にあるが、壁によって仕切られている。ホームはともに対向式で2面2線のホームがある。その壁を撤去をし、4番線の半蔵門線押上方面と5番線新宿線新宿方面は同じホームでの乗り換えができるようにするのだ。 それ以外の方向(3番線の半蔵門線渋谷方面から5番線の都営新宿線の新宿方面など)は階段を使って乗り換えをすることになるのだ。

これについて、ツイッター上で以下の発言をしている。(383系特急しなののアイコンは作者arakawa_expressのもの)
2011/11/02 16:58:52
九段下駅の半蔵門線と都営新宿線の壁の撤去か。ホームが同じになるのは半蔵門線押上方面と新宿線新宿方面か。なんか流動にあっていないような感じがするし、日本武道館でライブなどがあったりしたら混乱を招きそうだな
2011/11/02 17:05:19
九段下駅の改良の問題点として、東西線と半蔵門線・都営新宿線との乗り換えには改札を通るので、東京メトロ同士は改札を通るのに、メトロと都営では改札を通らないという矛盾したケースが生まれそうだ
2011/11/02 17:20:39
@railplanet 東西線と半蔵門線の壁を取り払うだけで大規模な改良には至らないと思いますが、やりようによれば改札なしで全ての路線が乗り換えられるようにできればいいですね
 
半蔵門線の押上方面は西から東へ向かい、新宿線の新宿方面は東から西へと向かう。ここで壁を撤去をしたとしても、西から西、東から東への流動が便利になるだけで、東(本八幡・押上方面)から西(新宿・渋谷方面) への利用は階段を使うことになる。

九段下駅の構内図・東京メトロ 都営地下鉄

また、東西線半蔵門線新宿線は、階段を使う乗り換えに加えて、改札を要することになる。この場合、メトロ同士では改札を通るのに、メトロと都営では改札を通らないという矛盾も生まれそうだ。この場合の私的な意見は、 17:20のツイートにあるように、改札なしですべての路線が乗り換えられるようにして欲しいとも思っている。九段下駅は武道館側と神保町側で2つの出入口があるが、そこにそれぞれ総合改札をつくり、東西線新宿線半蔵門線が一体化して乗り換えができれば幸いかと思う。これによって、システム改修などがかなり大規模なものになりそうだ。これで都営地下鉄と東京メトロの間で運賃の変更などが行われることになりそうだ。東西線との乗り換えも改良ができれば、より円滑なものになるそうだ。

もう一つの秋葉原駅と岩本町駅であるが、この2駅は近接をしているものの乗り換えには時間がかかる。
2011/11/02 17:08:24
都営新宿線岩本町と日比谷線秋葉原は神田川を挟んで向かいに駅があるから距離のわりには時間がかかる印象がある。

現在は乗り換えに指定されていないので、乗継割引の70円引きが適用をされないが、定期券に関しては乗換駅に指定をされている。今後は、乗継割引が適用されることによってより便利になりそうだ。それ以外にも、春日駅・後楽園駅、六本木駅などでの改札通過サービスなども行われる予定だ。本郷三丁目駅での乗り換え通路の建設なども行われるそうだ。

今回、都営地下鉄・東京メトロがこのようなこと踏み切ったのは東日本大震災以降に輸送人員が減少をしており、利便性の向上に取り組むということだ。果たして、この九段下駅の改良はどのような結果になるのだろうか。利便性の向上ができれば幸いだ。

タイトルは爆風スランプの有名な曲からとった。大きな玉ねぎとはこの駅を最寄りとする日本武道館のことで、多くの利用者に使われているこの駅の改良を記事にしたのでこのタイトルになった。