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土佐日記の第8回目は、高知県から徳島県へと舞台を移して、書いていく。高知県の阿佐海岸鉄道の甲浦駅から、徳島県の海部駅へと向かう。(第7回目の記事はこちらから)

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甲浦駅と海部駅の間の阿佐海岸鉄道は、20年前に開通をした第三セクターだ。私の所有をしている周遊きっぷでは、阿佐海岸鉄道も乗ることができる。 車両はトイレなしの転換クロスシート車両だ。阿佐海岸鉄道は高知県と徳島県をトンネルで抜ける。まさにウェルかめのごとく徳島県へやって来たのだ。ウェルかめは2年前の徳島県を舞台にした朝の連続テレビ小説だ。

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海部駅に着く。ここからはJR牟岐線で徳島方面に北上をする。ここでは前の列車にも乗れるが、一本見送り、海部駅からの特急剣山9号に乗車をする。 そのため、海部駅で40分以上時間がある。駅の近くのスーパーへと散歩をする。海部駅は築堤の上にある。既に高知県を離れ、ここは徳島県にあるのだ。徳島県の訪問も2007年以来4年ぶりだが、海部を訪れるのは初めてだ。

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海部からは特急剣山9号に乗るが、車両はキハ185系だ。キハ185系は、四国と九州で走る特急列車だ。そのため、東京在住の作者にはなじみの薄い車両だ。確か2003年に九州で乗ったことがある覚えがあるので乗車をするとなると8年ぶりだ。特急剣山は、海部駅から徳島駅を通り、徳島駅からは徳島線を経由をし阿波池田駅を目指す徳島県をたてよこに走る列車だ。剣山は徳島県の中央にある山だ。ちなみに徳島から海部の駅を結ぶ列車は、特急むろとだ。

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海部駅を出発をする。この列車は2両編成で、1号車は全席自由席、2号車は自由席と指定席が半分ずつだ。海部駅から牟岐駅までは各駅停車になる。無人駅が多いので、車掌さんがこまめに回ってくる。今回、私が陣を取ったのが、一番先頭の座席だ。なぜならば、この座席は、デッキを挟んで、その先が運転席になるが、こちらには運転台はなく、デッドスペースがあるだけなので、眺めが良いので、セミパノラマ列車になるのだ。今回はこの牟岐線では、セミパノラマ特急として前面展望を味わうことにする。

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牟岐駅からはずっと山の中を通る。日和佐駅の付近でやっと海が見えるが、海を見るよりも展望席の後ろを見ている。この辺は、山が海に結構迫っているようだ。途中、由岐・桑野・阿南などに停車をする。無人駅にも停車をするので、車掌さんが特急券や乗車券を販売をしている。これは前日に中村と高知の間で乗車をした特急南風の中でも見られた。周遊きっぷの場合、一回見せればほぼフリーパスなので使いやすい。しばらくして阿南駅に着く。この辺からは利用者は多くなる。阿南といえば、青色LEDで有名な企業がある場所だ。阿南駅を出て、那賀川を超えるシーンは動画に撮影をした。

那賀川は徳島県では吉野川に並ぶほどの有名な河川だ。那賀川は長い鉄橋で越えている。阿南駅を出て、那賀川を越えた直後に日が暮れ出した。この先はずっとラジオを聞いていたので、風景などはわからなかったが、南小松島駅の近くが小松島市だ。夕方の通勤時間帯であるためか利用者が次々と増えていく。この徳島の辺りでは短距離利用でも特急の利用者はあるようだ。

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そして徳島駅に着く。徳島駅では多くの利用者が入れ替わる。この先、特急剣山は、阿波池田方面へと西へと向かう。すっかり日が暮れ、藍色のような空になった。徳島では地元の四国放送ラジオはもちろんのこと、大阪の毎日放送ラジオやABCラジオもクリアに受信をすることができたのだ。これによって、徳島と大阪・和歌山などの近畿地方が紀伊水道を挟んで向かい側にあることを実感させられる。大阪の毎日放送ラジオやABCラジオの送信所が大阪湾に近い場所(大阪府高石市)にあるので、入りやすいというのもあるかもしれない。ちょうどこの時間帯に阪神タイガースの野球中継をしていたので、徳島にいながら大阪気分を味わうことができるのだ。(FM大阪、FM802などの大阪のFM局は入らなかった)徳島県はその為か?大阪や神戸などの影響が強い地域だそうだ。

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このあと、徳島駅で夕方のトレイン&バスウオッチングを行う。この日の夕方は藍色の空に月がとても美しい。このトレインウオッチングでもひとつの収穫を得た。