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最近は活動が少なくなっているが、以前撮影をした写真の中からアップをしていないものを取り上げたい。今回、取り上げるのは地下鉄半蔵門線のレア物車両の集結だ。

半蔵門線は、東京メトロの車両が8000系と08系、東武の車両が50000系・30000系 、東急の車両が8500系、5000系、2000系が走る。そのうち、東京メトロの08系、東武30000系、東急2000系は乗り入れる数が少ない。今日はこの3つの車両に注目をして記事を書きたい。


東京メトロ08系車両。(車両運行表示S)
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半蔵門線の水天宮前〜押上間の延伸を機に増備をされた車両でわずか6本しかない。顔は東西線の05系の一部の車両と似ている。ライトが吊目の独特の形をしている。この車両はすべてが日本車輌にて製造をされたものだ。

東武30000系車両(車両運行表示T)

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東武30000系は、以前はよく半蔵門線に乗り入れていたが、今では見かけることが少ない。この車両が6両編成と4両編成を組み合わせて10両編成で走る。しかし、固定編成ではないので半蔵門線のような地下鉄路線の場合、少し使いにくいのかもしれない。また、利用の多い渋谷駅の出入口が定員の少ない車両にあたってしまい、それが仇になったという話もある。行き先は清澄白河行きで、平日の朝夕の渋谷方面から存在をしている。この行き先は、東武線方面並びに押上で京成線に乗り換えるユーザーなどには本当に来て欲しくない。しかし、半蔵門線(特に東急田園都市線)の安定した輸送ならびに着席の確保のためには仕方ないと割り切っている点もある。特に田園都市線方面からの利用者は、隅田川手前の水天宮前までで降りる利用者が大半でこれらの利用者を考えれば・・・と思う。

東急2000系(車両運行表示K)
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東急では8500系、5000系が多いが、ごくまれに2000系という車両も乗り入れてくる。この車両は、東横線を走る9000系の田園都市線・半蔵門線版で、顔も内装も似ているようだ。そういえばこの車両は、半蔵門線の押上から東武線に乗り入れた姿を見たことがない。従って、荒川を越えることもない、半蔵門線・東急田園都市線限定の車両なのだ。
最近の東急の新型車両(5000系など)が、東急車輛で主に製造をしているJRのE231系・233系に準拠をした車両へとシフトをしていく中で、この車両は過去の東急らしいオリジナリティを残しているようだ。この車両は乗れれば幸運という感じだ。

東急8500系の珍塗装

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半蔵門線の主力車両は東急の8500系であるが、その中でも一部は帯を青にした車両などがある。この車両は、一社広告車両だそうだ。全てが同じ広告で、JRで言うところのADトレインの東急版だ。東急8500系の青帯車両は、それ以外にも伊豆の夏号という車両もいる。この車両は、伊豆関係の広告車両で、特に東急と関係の深い伊豆急行の沿線の海岸などを紹介をしている。余談であるが、京成線に京成上野から北総線印西牧の原の間でほくそう春祭り号が2009年に北総9100系で走ったときに京成線関屋、東武線牛田付近で東急8500系伊豆の夏号と北総9100系がデットヒートを繰り広げたのは、記憶に残る名シーンだろう。

半蔵門線は、特に押上〜神保町などの間で乗車をする機会が多い。これまであまり半蔵門線の話題などは取り上げなかった。5月22日の東京スカイツリーのオープン後は半蔵門線の利用者も多くなりそうだ。半蔵門線押上駅をはじめ、スカイツリー利用者への宣伝などが必要になるだろう。

タイトルはパープルウインドは、過去のモーニング娘。のアルバム曲の一曲から取った。しかし、私も昔からアイドル好きなのは変わっていないな・・・と思う。