6月のある日に王子駅で東北・上越新幹線などを撮影をしたのでその写真をお届けをする。王子駅といえば、北とぴあという鉄道写真の俯瞰ができるスポットがあり、ここで撮影をした。まずは、在来線の車両を中心にお届けをしたい。

タイトルは本日総選挙の開票が行われたAKB48のチームKのRESET公演の1曲の逆転王子様をもじって付けた。この王子駅がKではじまる北(Kita)区というのも面白い。

新幹線は第2部でお届けをするが、第1部は在来線を写した。この在来線は、京浜東北線がE233系、宇都宮線・高崎線はE231系と211系だけで種類は少ないが、珍しい列車が多くやって来る。これらを交えて撮影をした。

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まずやってきたのは183系だ。183系が国鉄塗装の10両編成でやってきた。今183系が使われるのは、修学旅行などの団体臨時列車をはじめと少ない。臨時列車ではムーンライトながらやムーンライトえちごなどの夜行列車など数列車に限られる。この183系の活躍も今では本当に珍しい。

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次は、高崎線の211系と京浜東北線のE233系だ。この並びが見られるのもあと僅かになるかもしれない。211系は、東海道線から撤退後、東京都内に乗り入れるのはこの高崎線と少数の東北本線(宇都宮線)だけだ。211系はもう撮影をした方がいいかもしれない。先日高崎線のE233系が群馬県の車庫に甲種回送をされたとも聞く。

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上が211系の単独の写真で、下が211系とE231系のすれ違いなどの写真だ。211系は製造から20数年を経過をしているが、今後の動向が本当に気になってしょうがない。

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今日のメインイベントはこれだ。東武の100系スペーシアの塗装変更車両を撮影をすることだ。この車両は東武が独り占めをしている東京スカイツリーのネオンをイメージして塗装変更をした。まず、スペーシアきぬがわ6合の車両を撮影をする。

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これまでオレンジ色と赤色の帯で走ってきた東武100系スペーシア。この色になったことで変わり、スペーシアがすごく印象が変わったような気がする。しかし目の前で見ると少し暗いような感じがして、これまでとは少し違うなとも思う。

折り返しのスペーシアきぬがわ7号を狙う。この写真には東京スカイツリーを入れてみることにした。事業主の東武鉄道の車両と東京スカイツリーを遠方から撮影をするという快挙を目指す。
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まずは飛鳥山公園の脇を通るスペーシアだ。東京都北区は東武とはあまり縁のない地域だ。王子の駅前には東武ストアがある。また、1日2往復であるが、王子駅と亀有駅を環七経由で結ぶ王30系統というバスが東武バスで走っている。東武のスペーシアが飛鳥山公園だけでなく、文京区などをバックに走っていく。

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そして夢のスカイツリーと東武のスペーシアを北区の北とぴあで写した姿だ。画像の左上に見えるのが東京スカイツリーだ。スカイツリーのある押上・業平から北区の王子は約10kmある。10km離れたこの位置で思わぬ奇跡の写真を撮ることができた。2006年から乗り入れている東武のスペーシアの新宿駅への乗り入れは思わぬものを生み出しているようだ。

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この北とぴあからは、3km近く離れた荒川の扇大橋を越える日暮里舎人ライナーの姿も取ることができた。新幹線、在来線(JR特急、私鉄特急も含める)、路面電車、バス、新交通システムも撮影ができる。まさに推しのスポットだ。第2弾は新幹線などを中心にお届けをする。