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本日9月1日、両国発大宮行きの新金貨物線大宮号という183系を使用をした臨時列車が運転をされた。この列車は、両国〜津田沼〜新小岩貨物駅〜(新金線)〜金町〜馬橋〜(武蔵野連絡線)〜南流山〜武蔵浦和〜大宮と走る団体専用列車で、8月13日にびゅうプラザにて販売をされた。

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 新金貨物線といえば、総武線の新小岩信号所から常磐線の金町駅を結ぶ貨物線で、総武線の支線でもある。葛飾区内を新中川・中川に沿う形で北上をする路線であるが、旅客列車が走ることは滅多にない。地元の近くでありながら、乗車をする機会にも恵まれず、一度は乗りたい夢の路線だ。

私は2010年10月2日にここを走るニューなのはなを目撃をした(こちらより)が、これまでに旅客車両を目撃をしたのは、これを含めると2度しかない。今日は予め設定されている臨時列車ということで、撮影をすることにした。

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撮影地として新中川の鉄橋を選んだ。新中川を橋で越えるのは、新金線と総武線しかないからだ。総武線の新中川鉄橋は新金線のすぐ近くにある。場所は、小岩駅から歩いて10分くらいの場所だ。

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午前9時16分、この新金線大宮号の183系原色の塗装の車がこの新中川の鉄橋を通過をした。速度はゆっくりめだった。しかし座席はほとんどが埋まっていた。本当はスカイツリーを入れた183系を撮りたかったが、あまり大きくないので車両だけ写すことにした。

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この新金線大宮号は、両国から津田沼まで行き、津田沼から江戸川を一度わたり、新小岩の貨物駅へといったのは 新小岩貨物駅が、総武線の上り(東京方面)からしか入ることができないからだ。ここでも方向転換をした上で、新金線に入り、金町へと向かう。この列車、始発から終点まで江戸川を4回も渡るのだ(総武線の小岩〜市川間で1往復2回、常磐線の金町〜松戸間、武蔵野線の南流山〜三郷間で1回ずつ)。荒川が1回(総武線の平井〜新小岩間のみ)なのとは対照的だ。新金線、いつかは乗ってみたい路線だ。その路線に183系という過去の特急形車両の代表的な車両が走った。これは目撃者として切り刻みたい。