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2月18日、京成電鉄から3300形の青電塗装だった3353〜3356の4両編成が最後の営業運転を行った。私は18日に最後の営業運転を時間の許す限り撮影に行った。この日の運用は、上り線が津田沼→上野間、下り線が上野→芝山千代田間だった。

まず向かったのが特急あらかわならびにあらかわ交通ノートのネームにもなっている荒川の鉄橋だ。上り列車はここで撮影をしたかった。最後は撮り慣れた撮影地で撮影をしたい。ここでのテーマは「朝日を浴びる青電」だ。この青電が荒川を越える時間帯だけ少しだけ日が当たった。その前に、こんなサプライズもあった。

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本線快速に3050形3055Fを使用!京成本線の荒川鉄橋を通過をする3050形は夕方から夜を走る上野発着のアクセス特急だけで、本線内では明るい時間帯には撮影をすることがかなり難しい。朝日を浴びながら荒川を越える3050形。その直後にいよいよ最後の荒川を越える青電の3300形がやってくるのだ。

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3300形の青電塗装が上り列車として最後の荒川越えをする。京成の3300形のこの編成は、1972年のデビュー以来何回荒川を越えたのだろうか・・・。私もこの編成で何回荒川を越えたのだろうか・・・朝日を浴びる青電が荒川を越えるという最高のシチュエーションで、最後の荒川越えを写すことができた。フィニッシュが一番上の表紙を飾った写真だ。もう少し車両に接近をしていればよかったと思った。しかしながら朝日を浴びる青電という図式は大変良かったのではないかと思っている。

次に目指した場所は国府台駅だ。この駅といえばお分かりの通り、江戸川の鉄橋の市川市側にある駅だ。最後の青電塗装の3300形の下りの運用は、江戸川の鉄橋を越える姿を撮影をしたいのだ。フォロワーさんの中ではこの下りの運用に乗車をしている方もいた。

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対岸の江戸川駅には、上りの京成3000形と出会う。青電塗装の東京都最後の停車駅江戸川駅を出発する。もう2度と渡ることのない江戸川を3300形の青電塗装が越えていくのだ。

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最後の江戸川を越える青電の3300形の姿を5枚連続でお届けをした。この江戸川の鉄橋の下の河川敷には私の撮影地としてお馴染みの小岩菖蒲園がある。6月の花菖蒲の時期には満開の花菖蒲が咲いている。今年1月14日の大雪の後に小岩菖蒲園を再訪し、雪景色の青電塗装の3300形を撮影をした。横からは何度も撮っているが、最後は真正面から撮影をしたかった。朝のラッシュ時間帯で上り線の運転本数が多い時間帯であるが、かぶられることがなかったのは本当に幸運だった。

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そして国府台駅に到着をする。もう2度と越えることのない荒川も江戸川も越え、ここは千葉県だ。最後の形式写真を撮影をし、2009年6月末から3年8ヶ月間にわたって纏ってきた3300形の青電リバイバル塗装も最後の別れとなった。これまで何枚この車両を撮影をしたのだろうか。将来的に青電のリバイバルを京成はまたやるのだろうか・・・21世紀に復活をした昭和時代の京成の名塗装の青電塗装。これだけ長くの間続くとは思わなかった・・・この3300形の3353〜56編成も何回乗ったかわからないが、私が小さいころからずっと乗ってきた車両だった。

記事のタイトルは「時の河を越えて」というものになった。これは秋元康氏が過去にプロデュースをしていた工藤静香さんなどが所属をしていたアイドルグループのうしろ髪ひかれ隊の曲だ。昭和時代を彷彿させる名塗装の最後の荒川・江戸川越えの写真はまさに時の河を越えてというタイトルにふさわしいものだった。
※うしろ髪ひかれ隊についての深いコメントはご遠慮ください。このグループは名前と曲くらいしか知りません。

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青砥駅では北総の7260形が18日に稼働をしているのを見た。母体となる京成3300形が青電など廃車が続出をした今、この車両がまだ残るのが不思議だ。北総といえば、先日愛知県豊川市の日本車両工場から逗子駅まで甲種回送をされ、総合車両製作所に入場をしていた北総(千葉ニュータウン鉄道)の9200形が、18日の夜京急線の金沢八景駅から北総線の印西牧の原駅か京成線の宗吾参道駅まで自力で回送をされた。18日は京成3300形の青電塗装の最終運用、北総9200形の回送と新旧の車両で京成線が賑わう最初で最後の日だった。

2月14日の青電撮影の記録が完結をしていないので、この記事の続きをあとで書いていく。