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さて、長野駅前に高速バスで到着をした作者は、長野駅から313系の快速みすずの天竜峡行きに乗車をし、一つの場所を目指すことにした。(前の記事はこちらより)


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篠ノ井駅と313系
3月16日のダイヤ改正では、快速みすずの長野駅への乗り入れが1本だけに減少をし、313系が長野まで乗り入れなくなるという話もツイッターで流れている。これが本当ならば313系の乗り入れ自体が貴重なものになる。
この313系は1700番台に区分され、発電ブレーキや降雪対策などをしている。座席が転換クロスシートで、JR東日本管内では、貴重な存在になる。車両の所属がSKE48の本拠地の愛知県の神領車両区であるためか、車内広告が名古屋やその近辺のものが多い。どちらかといえば東京志向の強い長野市にいながらにして、SKE48の本拠地の気分を味わうことができる。長野駅に乗り入れる313系はまさに走るカルチャーショックのような車両だ。この辺りで313系の転換クロスシート車に乗るのが最後になってしまうのか・・・参考までに2010年4月に313系に長野周辺で乗車をした記事はこちらから。

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何だか313系の長野駅乗り入れは、AKB48の選抜に選ばれることも多いSKE48の松井玲奈さんと松井珠理奈さん、もしくはSKE48のチームK2とAKB48のチームBと兼任をしている石田安奈さんがAKB48で活躍をする姿を連想をさせるなあ・・・ちなみに今回の記事のタイトルは、AKB48とSKE48の初代公演名のPartyがはじまるよから取った。この公演はNMB48、HKT48も行っているので、AKB48系の全グループが行っている。現在この公演は、福岡のHKT48がやっている。なぜPartyがはじまるよになったのかは、この後に詳しく書いていく。写真は211系と特急しなのの383系。特急しなのの383系は名古屋周辺の中央西線では、おなじみの組み合わせであるが、この211系は後ろに2階建てグリーン車をつけていたので、高崎線や東海道線などで廃車になった車両と思われる。同じ211系といえども東京と名古屋では違うのだ。まるでAK・・・以下自粛・・・

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さて、篠ノ井駅からはしなの鉄道に乗車をする。 写真は篠ノ井駅に停車をしていた石油タンク車両だ。ここは貨物の拠点駅でもあるのだ。雪の千曲川を越え、その先は屋代駅だ。屋代駅では169系を使った急行志賀という列車がしなの鉄道の屋代〜軽井沢間で運転をされるからだ。屋代といえばあんずの産地としても有名な場所だ。

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屋代駅と急行志賀の湘南色1
屋代駅にはこの日の主役の169系が2本停車をしている。169系は、上のしなの鉄道の色はS53編成、下の湘南色のリバイバル塗装が急行志賀に使うS52編成という車両だ。S53編成にはありがとう169系、S52編成には急行志賀のヘッドマークが付いている。意外であるが、私は169系の湘南色リバイバル塗装をしなの鉄道で見るのは初めてだ。169系自体は、2010年4月に乗車をしているので、2年10か月ぶりの出会いだ。この屋代駅では12時から169系車両を2本並べた撮影会が行われるので多くの人たちでにぎわっている。上の写真はカメラで撮影をしたが、下は携帯で撮影をしたものだ。これが上述のPartyの答えの一つなのだ。本当のPartyは急行志賀の運転かもしれない。

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屋代駅の撮影会は5番線ホームで行われる。ここは昨年まで長野電鉄屋代線が使っていたホームだ。屋代線も惜しくも廃線になってしまった。雪景色を撮影ができなかったのが心残りかもしれない。乗車は2007年1月にしている。屋代駅の歩道橋から俯瞰をして169系の湘南色S52編成の入れ換えの入線のシーンを撮影をした。腑幹のシーンが一番安全に撮影ができる。しかし5番線では、しなの鉄道のグッズ販売などもあったので、会場内は大きくにぎわっている。やはり湘南色のこの色は存在感がある。

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急行志賀は、上越新幹線の開通をした1982年まで上野〜湯田中間を高崎線・信越本線を通り、屋代駅からは長野電鉄屋代線・本線に乗り入れ湯田中駅まで走った。この列車は、東京から長野電鉄沿線の須坂市や小布施町、中野市などへのアクセス列車として走った。もちろん松代や小布施、志賀高原などの観光地へのアクセス列車としても使われた。名称は、もちろん志賀高原からだ。30年前までは、この駅も国鉄から長野電鉄に乗り入れていたのは少し信じられない話だ。

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撮影会の模様から行く。天気は雪だ。雪の信州という図で撮影をすることができた。169系のS53しなの鉄道色は、ホームのない4番線に停車をしている。5番線には169系のS52湘南色が停車をしている。

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まずは、12時10分に「ありがとう169系S52・S53編成」というヘッドマークがつけられた。上の写真は、プログラム重視で、絞りが13と大きくなってしまい、下の方は絞りを5にまでしたが、シャッターを2000分の1まで大きく絞ってしまった。雪の信州をテーマにした。

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次にヘッドマークを変える作業があり、その後は何の列車になるのだろうか・・・

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次のヘッドマークは「急行志賀」だ。そう、24日に運転をされた急行列車だ。169系のS52・S53編成ともこのヘッドマークになったのだ。S53編成は上の種別表示が快速になっている。この写真は、露出補正を敢えてプラスにした。すなわち、白い風景の雪景色というものを作りかたかったのだ。補正は全て+3分の1にした。明るすぎると被写体でなくなってしまうので雪の写真を撮る場合は、+1前後が一番いいかもしれない。白い景色をここでは撮りたかったのだ。全ての写真を絞り優先で撮影をしたので、絞りは5になっている。シャッタースピードはそれゆえにかなり早めになっている。上は1250分の1、下は1000分の1になっている。こまで早くなくてもいいのに・・・雪の降っているシーンを撮影をするにはどうすればいいのだろうかと迷ったものに、このような撮影会の場合は多くの人がいるので互いに譲り合って、短時間でうまく撮ることが必要なこともあるので、シャッター速度に少しだけ気を使った。

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次はヘッドマークなしの状態になった。ヘッドマークなしの方も私は好きだったりもする。なぜならば日常的な光景が撮影ができるからだ。ヘッドマークがあると晴れ姿、ないと普段着の姿を感じさせるからだ。焦点距離は今回は広角のレンズを使い、望遠のレンズの使用は避けた。なぜならば、距離が短いからだ。

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この写真では粉雪が落ちてくるような雪を撮影をすることができた。シャッターは1600分の1で、絞りは5であるがなぜか撮影ができたのだ。これだけのスピードであれば、撮影も可能なのかなと思わせた。雪の降る信州を表現をしたい気持ちはある。169系車両は1980年代までは雪国の長野と東京の間を結んできたからだ。急行列車が廃止になってからはローカル線などで活躍をしたと思われる。なので雪の信州というのは日常的な姿なので、これを収めたいのだ。

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こちらも雪が舞う中の写真となった。4000分の1、絞りは5にしたのに、粉雪だけを撮影ができた。これ以上書くと長くなるので、続きは次の記事になる予定だ。