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2月24日のしなの鉄道での急行志賀の模様を引き続きお届けをする。これまでの2回は、屋代駅での169系の展示会の模様をお届けをした。今日の内容は、特に走行写真を求めてどこかを目指すことにした。屋代駅の撮影記は、前半はこちら、後半はこちら

急行志賀4号の撮影地はどこにしようかずっと悩んでいた。いろいろ考えたが、数回の訪問経験のある海野宿の付近にすることにした。海野宿は東御市の田中駅と大屋駅の間にある。この近くならばどこかで撮影がしたことがあるという記憶と勘に賭けることにした。

西上田駅
しなの鉄道線内は、天気がはっきりした。上田駅を境に、上田から長野側は雪だったのに対して、上田から小諸・佐久側は雪が全く降っていない。晴れている。この天気の違いはなんだろうか・・・田中駅で降りることにした。

海野宿には数回行ったことがあるので、その手順で撮影スポットを目指すことにした。それにしても風が強い。2010年4月の訪問時も、風が非常に強かった。温度がマイナス1度であったが、体感温度はこれよりも低いような気がする・・・。やはり千曲川の近くにあるのが、温度を低くしているのかもしれない。この辺りは河岸段丘で、しなの鉄道が一番低い箇所、幹線道路の国道18号が高台、上信越自動車道がそれよりもはるかに高い場所を通っている。長野新幹線は川の南側を通っている。

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駅から20分近く歩き、海野宿の近くの撮影個所に着く。そしたらすぐに急行志賀4号がやってきた。ここは全てをシャッター優先モードにして、スピードは1200から1250分の1、絞りは4〜5.6、ホワイトバランスは太陽光、露出補正0で挑んだ。ここではスピードにこだわって撮影をした。雪の降ってない信濃路を急行志賀が駆け抜けていく!上の3枚は、208mmにして、望遠にした。その狙いは小さなカーブを曲がる列車を撮影をしたかったから。

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そして直線区間に入り、2枚を決める。ここでは、74mmで、直線をクリアに撮影をする。形式写真としてはクリアに撮影ができたのではないかと思う。ただ少し明るすぎたな・・・と思う。上は絞りが5.0、下は4.5まで絞った。

後追いはこちらだ。
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屋代〜上田間で雪が降っていたせいか、後ろの部分は車体もヘッドマークも雪で覆われている。晴れていたときに雪のヘッドマークが撮影をできた。一つの写真で2つくらい得をした感じだ。ここは絞りは5.6、望遠は上は96mm、下は187mmにした。

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さっきの急行志賀の写真の2か所に、橋が写っているのがわかるだろうか。その橋の上からしなの鉄道を眺めるとこのような俯瞰した風景がある。この風景で急行志賀3号を撮影をしたいと思った。

田中駅
田中駅温泉
急行志賀3号の通過まであと2時間近くあるので、田中駅方面に一旦戻る。駅前には幸い500円で入湯ができる温泉があるのでここに入ることにする。

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海野宿2
そしてさっきの道路の立体部分まで駅から約20分歩く。立体の近くにはやおふくという長野県の上田辺りを本拠とするスーパーもある。海野宿は宿場としては昔の風情のまま残している場所であるが、今日は写真撮影に専念をする。

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構図としては、右に千曲川、背景に山という風景を撮影をすることにする。雪も少しだけ残っている。撮影モードは絞り優先にしようかシャッター優先にしようかいろいろ考えたが、最終的にはシャッター優先で撮影をすることにした。絞り優先でも500分の1にとどまり、絞りも5になってしまうのに対し、シャッターを速く切れば切るほど絞りも3とか4になるからだ。ただシャッターも露出をプラスにしなければ暗い写真になってしまうので、少しだけ上げることにした。

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ここで撮影をした4枚の急行志賀3号を捕えた。全て1000分の1のシャッターで、絞りは4.5、焦点距離は33mmにした。長年走ってきた長野の169系の姿だ。雪国の長野らしく雪が少し残り、長野県を代表をする河川で、日本一の長さを誇る千曲川(新潟県内は信濃川)を右に入れた。そしてここを走っているのは宿場町の海野宿。ここだけ時代が数十年前にタイムスリップをしたような感じだ。

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これは先頭が途切れてしまった写真だ。速度優先だと何枚も切れるが、このような失敗もたまにある。いかに写真撮影が難しいかが良くわかる。この急行列車は今から30年前の1982年までは日常的に見られた姿だった。そしてこの湘南色塗装は、昔からある塗装だ。169系(165系)のような急行型電車は2003年まではJR東日本でも存在をしたが、しなの鉄道ではJRの10年先まで残るとは思わなかった。169系とは、165系に今はなき信越本線の碓氷峠区間の横川〜軽井沢間での電気機関車への対応があったので形式を細かく分けていた。

最終秩父路3000系
荒川と秩父路
169系・165系車両は、私は急行時代を東京駅に乗り入れる急行東海くらいしか覚えていないが、1990年代には主にホリデー快速として多くの列車で使われていたのをよく覚えている。ムーンライトえちごなども10年前まではこの車両だった。ムーンライトながらの前身の大垣夜行もこの165系を使っていて、臨時便を数回乗車をした。それゆえに少なからずの思い出がある車両だ。165系に最後に乗車をしたのが、2000年か2001年に高崎線の臨時快速電車で上野と深谷の間を乗った時だった。その後JRでは廃車になり、165系が譲渡をされた秩父鉄道の急行秩父路や富士急行のフジサン特急やそしてこのしなの鉄道で味わった。写真の2枚は秩父鉄道の急行秩父路で下の写真は荒川を越えるシーンを撮影をした。

タイトルの「Hello,Again〜昔からある場所」という曲は1995年に発売をされた小林武史氏が結成をしたMY LITTLE LOVERというグループの曲だ。この曲は私も非常に好きな曲だ。1995年当時は、169系はホリデー快速などで走り、長野周辺などでは快速列車や普通列車として走っていたかもしれない。