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ここのところ諸事情があって、アップに遅れてしまった生地があるので、今日はその記事をアップをしたい。その内容とは3月6・7日の名古屋周辺の鉄道撮影の模様だ。前の記事は3月9日にドクターイエローについての記事だった。2週間ぶりになるが、撮影の報告をする。ドクターイエローの記事はこちらから

3月16日のダイヤ改正で名古屋周辺のJRで廃止になった列車がある。それがセントラルライナーだ。セントラルライナーは銭トラレルライナーなどと揶揄をされ、評判も今一つだった点がある。しかしながら、列車の記憶をしたいので、撮影に向かった。

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今回、撮影に選んだのは中央西線の定光寺駅だ。 この駅は、愛知県と岐阜県の間の山地の真ん中にあり、玉野川をのぞむ川に面した渓谷にある駅だ。この駅、名古屋駅から20数キロという距離にありながら、のどかな風景を楽しむことができる駅だ。通過をしたことは何度かあるか、降りたことがなかった。今回は、これをこの駅の豊かな風景で撮影をしたくなったのだ。

記事のタイトルは松井玲奈さんのソロ曲としても知られるSKE48の制服の芽公演の曲から取って行った。本当にこの駅は枯葉のステーションというタイトルが良く似合う駅だ。 これは定光寺駅と隣の古虎渓駅も同じだ。

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まずはどのような撮影ができるかを試してみる。 多治見方面は、トンネルがあるので上り線はトンネルから出てくる列車を撮影ができる。下り線はトンネルに入る列車を後追いで撮影で出来る。

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上り列車は玉野川の川を入れて撮影ができる。川とセントラルライナー、トンネルとセントラルライナーを撮影をしたいと思った。

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下りの列車は、名古屋方面に向ければ、カーブを曲がる列車などが撮影をできる。どちらかといえば逆光気味なので、順光の上り線をまずは狙うことにした。

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名古屋駅を15時に出る特急しなの17号を撮影をした。この列車は、先頭車が383系0番台のパノラマグリーン車ではなく、100番台の貫通式グリーン車の車両だ。100番台が先頭車の特急しなのは、3年前に篠ノ井線の姨捨駅で撮影をしたことがある。特急しなのは、撮影日の10日前に長野駅で、雪の中の特急しなのを撮影をしているが、打って変って小春日和の特急しなのを写すことにした。長野と名古屋という場所の差なのか、気候の違いなのか、わずか10日間で違った特急しなのを撮影をするとは・・

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これはトンネルに入る特急しなの17号を後追いで写した。ここから山岳地帯の信州への旅がスタートをしているのかもしれない・・・トンネルには187mmで撮影をした。トンネルの表情を撮影をするにはそれくらいが必要になるか。

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その直後にセントラルライナーが上り名古屋方面にやって来た。トンネルから出た列車と玉野川の渓谷の写真だ。真正面から車両を撮りたい気持ちもあったが、ここでは渓谷とトンネルを重視をした結果になった。上の写真は123mm、下は55mmで望遠を使って撮影をした。

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今度は15時40分前に通過をする名古屋方面の列車を狙うことにする。第二アングルとして、高蔵寺駅よりのトンネルを狙うことにした。

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下り列車はトンネルを潜って駅に進入をする列車を狙いたいものだ。

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上り列車は、中津川方面からは通過のシーン、名古屋方面はトンネルに吸い込まれるシーンを撮影ができる。


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下りの後追いではこのような構図で行くことができる。緩いカーブを曲がって侵入をする姿だ。望遠は84mmだ。

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望遠を使えば、このような図も撮影ができる。なんとトンネルを潜る姿を撮影ができるのだ。ここは131mmの望遠で撮影をした。この地域の中央西線は、写真のように211系だけの編成もあれば、名古屋寄りがクロスシートの付いた313系が3〜4両で走ることが多いのに対して、中津川寄りにはロングシートの211系が3〜4両連結をされることが多い。313系と211系の混血編成が非常に多いのだ。これはフォロワーさんから聞いた話では、大曽根駅の構造がその理由になっているらしい。大曽根駅は、メインの出入り口が、中津川寄りにあり、その車両が非常に混雑をするそうなのだ。東京でいえば北千住駅のような役割のある同駅が乗降が非常に多いのがわかるエピソードかもしれない。


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いろいろ考えたうえで下りのセントラルライナーを狙うことにした。まずはトンネルを潜って通過をする姿だ。望遠はともに79mmだ。

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続いて後追いだ。何とか6両すべてが入った。そして望遠後追いに挑戦をする。こちらは84mmであるが、一気に伸ばしていく。

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上は163mm、下は240mmで撮影をした。ここではトンネルの中にどんどん吸い込まれていく様子を撮影をした。このような望遠写真もトンネルでの撮影の魅力かもしれない。

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次は特急しなの14号をトンネルから出たシーンを123mmでフルで撮影をした。駅通過は55mmにした。

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そしてツイッターのアイコンでおなじみの383系のグリーン車がトンネルに吸い込まれるシーンを上は65mm、下は131mmで撮影をしてみた。信州長野県はトンネルも多い。トンネルの多い長野県を目指す列車らしい表情だ。383系特急しなのは、3月16日以降は篠ノ井線松本〜長野間を走る唯一のJR東海の車両になった。長野では北陸新幹線のE7系、W7系とこの車両が出会うシーンは今年はあるのか・・・

ここで約1時間の撮影が終わり、名古屋方面に向かう。ここでは望遠を効かせた撮影に成功をした。逆上がり公演の公演開始まであと3時間。集合時間まで2時間あるが、この後の行程はここでは一部カットをする。

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JR東海ではダイヤ改正前の14日に2014年以降のキハ25形の2期車両の製造を発表をした。これは太多線や高山本線、参宮線、紀勢本線のキハ11形、キハ40形などの置き換えなどが一つの理由だそうだ。特徴として鹿よけの装置をつけたり、室内をLED照明などをつけるそうなのだ。(詳しくはこちらへ)現在は武豊線で主に仕様をしているキハ25形。別の路線にも投入をされることが決まった。