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ゴールデンウィークが終わりに近づく。今年のゴールデンウィークも帰省やレジャーなどで多数の列車が運転をされた。中には過去に走っていた車両が臨時列車で走ることなどもある。その例として、中央線の特急あずさやかいじなどが183系で走ったと聞く。

そんな中、関東での注目の臨時列車の一つが特急フレッシュひたち92号に3月で特急ひたちから撤退をしたE653系が使用をされたそうなのだ。5日に金町駅付近で撮影をしてきたので、その模様をお届けをする。

フレッシュひたち92号は、5月5・6日に高萩→上野間で全席指定席で運転をされた。ダイヤ改正後久しぶりにE653系が使われるとあり、注目をしていた。今や臨時列車でしか使われる機会がなくなってしまったのだ。全席指定席というのは、イレギュラーな列車で、編成両数が特急ひたちと異なるので、混乱防止と着席の確保、そして収入増を狙ったものだと思われる。

撮影地として手頃な場所として金町〜松戸間の新葛飾橋付近の1月に行った場所にした。ここが駅にも近く、やはりここを定位置にしているからだ。

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まずはE657系とE531系を撮影をする。やはりトラス橋というのは難易度が少し高い。ここは広角で撮影をするので最高でも55mmまでしか効かないようにする。

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外側の各駅停車(千代田線)を走る東京メトロ16000系とE233系も撮影をした。16000系は、既に16本もあるが、本当に数が増えたようだ。

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そして本命の特急フレッシュひたち92号がやってきた。柏駅を16時34分に出るので、41分か42分ごろの通過を予想をする。

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E653系7両編成のエメラルド色の車両だ。E653系は今後の改造のために福島県の郡山工場へ行った車両もある。そんな中、エメラルド色のこの車両が特急としてまた輝いてくれた。「ひたちはエメラルド、疾走した春」(パレオはエメラルドの歌詞より)ということかもしれない。まさに夢は何度も生まれ変わるという姿を見せてくれた。(夢は何度も生まれ変わるはNONAMEの楽曲の一つで、特急ひたち関連の記事だけでも3本NONAMEのタイトルから取って行った)

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日常的に越えていた江戸川。江戸川や利根川、そして荒川を越えることも少なくなったこの車両。今後はどのような活躍を見せるのだろうか。次この車両に会えるのは、いつどこなのか・・・ここで一つの変化に気づく。特急フレッシュひたちとして定期列車で走っていた時代は、側面にエメラルド色では、霞ヶ浦などをイメージをしたシンボルマークがあったがこれが撤去されている。

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これはE653系の特急ひたちの営業運転末期の3月14日に南千住駅で撮影をした特急フレッシュひたち44号だ。黄色7両とオレンジ4両をつないでいる。最後に黄色が先頭の車両を撮影ができたのが良かった。


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こちらは私が3月14日に金町駅で撮影をしたE653系の定期列車として最後の写真だ。列車はフレッシュひたち45号だ。44号の折り返しで、先頭はオレンジ色の4両編成に黄色の7両編成をつないでいる。金町駅に停車をする貨物の機関車のEF65形1118号機と撮影をした。1月にはEF65形1118号機を単独に撮影をしたが、この日は特急ひたちから撤退をする最後の姿とともに写すことができた。夕焼けの西の空とオレンジ色のE653系は色があっているかもしれない・・・

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私はゴールデンウィーク中は持病の足のけがなどの悪化で遠出が一切できなかった。その為、撮影も近場になってしまった・・・本当は5月5日の東京貨物センターのイベントや芝桜と鉄道風景、水田風景などの撮影をしたかった・・・更に5月4日のパシフィコ横浜での某イベントにも行きたかった・・・。健康の大切さを痛感をするようなゴールデンウィークだった。このゴールデンウィークの雪辱は来週以降果たしたい。というか混雑をしている場所に行かなかったのはかえってよかったのかもしれない・・・