JR四国の新型特急車両と観光列車の話題

JR四国は高松と松山の間で走る特急いしづちなどに投入をする新型車両の投入を発表をした。この車両は8600形という直流の電車になる予定だ。（詳しくはこちらへ）

これは2000形の老朽化に伴うものだ。車両は2両編成で、丸みを帯びた前面とオレンジとグリーンの2色をテーマカラーとする。室内はLCD照明でオレンジ色の座席の車両とグリーンの座席の車両がある。最高速度は130kmとなる。フルカラーLEDでの案内表示が外（側面）と室内の両方に置かれる予定だ。特急いしづちは一部の列車が気動車の車両で走っているのでその置き換えとして行われるかもしれない。

２０１４年以降、JR四国は観光列車の投入が次々計画をされている

一つが2014年の春から高知県の窪川駅と愛媛県の宇和島駅を結ぶ予土線では、鉄道ホビートレインの運転が予定されている。（詳しくはこちらへ）こちらはキハ32形であるが、前面がなぜか0系新幹線の外見をイメージをしたものになるそうだ。この予土線では四万十川に沿う形で走る路線であるが、海洋堂のホビートレインが走る等結構奇抜な事をしている路線だ。

もう一つが、2014年夏以降に愛媛県の予讃線の松山〜伊予長浜〜伊予大洲〜八幡浜間に伊予灘ものがたりという観光列車が運転をされる予定だ。（詳しくはこちらへ）キハ47形の2両編成を改造をし、茜色と黄金色の外見になる予定だ。これは伊予灘の夕陽をイメージをつけられたそうだ。特に、予讃線の伊予市〜伊予大洲間は海沿いに沿った景観が待っている区間なのでそこを生かすそうだ。なお、伊予市〜伊予大洲間、特急宇和海などの列車は内子駅経由の路線を通る。（分岐駅は伊予市駅の次の向井原駅であるが、ここでは伊予市駅と表記をする）写真は徳島を走るキハ47形車両で代用をする。

四国へ最後に行ったのは２年前であるが、実は愛媛県は、私が訪問をした沖縄県以外の４６県の中では最も長い間訪問をしていない県で、最後に訪問をしたのが１４年前の１９９９年だ。特に松山以南の区間は未乗車なので、新車と伊予灘ものがたりを機に四国を訪問をしたい。

Comments

[1. 佐藤Ｃ作]

ＪＲ四国の8600系特急電車の完成予想図を見たところ、まるでどこかの外国の特急列車の様なデザインです。しかし置き換えの対象となる20
00系特急気動車は、果たしてどうなるのかそれが気になるところです。
それと鉄道ホビートレインですが来年は、東海道新幹線が開通してから丁度半世紀、即ち50周年を迎えますのでその意味合いを、兼ねるからこそ０系電車をイメージした、正面及び外観になるのではと思われます。
それに東海道新幹線の建設に尽力した国鉄総裁の十河信二氏は、愛媛県の出身ですのでそれに対するリスペクトとも言えます。尚この鉄道ホビートレインの発表にタイミングを合わせるかの様に、某出版社から十河氏の伝記を内容とした漫画本が発売されたそうです。