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4月27日、千葉ニュータウン中央駅付近で行われたほくそう春まつりに合わせて、京成上野〜千葉ニュータウン中央間でほくそう春まつり号が運転をされた。

今年は2010年以来4年ぶりに上野発で運転され、北総(千葉ニュータウン鉄道)の9200形が使われた。9200形は先日デビューから1周年を迎え、上野に乗り入れるのも初めてだ。従って、隅田川を橋で越え、足立区・荒川区に初めて乗り入れることになる。 

今回は9200形が普段乗り入れない京成線の青砥〜上野間で撮影をしようと考えた。その中でも、上野への送り込みと上野からの列車を2本撮影をすることにした。

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今回の撮影地が送り込みが堀切菖蒲園駅の近くの歩道橋と決まった。ここからは坂を登る編成写真がうまく撮影ができるが、朝なのでやや逆光気味になってしまう。
 
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こちらはシティライナー81号となる列車の送り込みのAE100形だ。送り込みの列車は午前8時35分頃に青砥駅を出るので、上野への北総9200形の送り込みはこれより後になると読み、AE100形も無事に撮影ができた。 

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土休日の朝の時間帯の上りは特急の一部の列車が快速特急になる。停車駅は成田〜佐倉間が通過になるだけで、青砥や高砂辺りからであれば特急と全く同じだ。車両は3700形の3718Fだ。

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後追いでスカイライナーの13号が新AE形でやってきた。下りでもよい編成写真が撮れる・・・

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そして8時44分頃に北総9200形による送り込み列車がやってきた。普段は押上線を走るので、葛飾区内でも本線に当たるお花茶屋駅や堀切菖蒲園駅には乗り入れない。それだけにあまりにも新鮮だった。真中にヘッドマークをしている。行き先表示は回送だ。しかしこの写真自体が貴重な1枚だ。

そして自転車を荒川の鉄橋へと走らせることにした。そう、本運転は荒川の鉄橋を越えるシーンを撮ることにした。

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荒川の鉄橋を越える下りの特急だ。 ここで使われたのは3778Fだ。この姿はまさに京成ではおなじみの構図だ。背景には関屋や南千住の高層住宅にして、京成本線の荒川を越えているという姿を出していきたい。

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堀切橋には京成タウンバスの有01系統’(浅草寿町〜亀有駅)が通過をしている。このバスにはおいでよ葛飾のこち亀のラッピングになっている。この辺りも多くの撮影者がいるが、約10人だ。逆に橋の反対側はそれよりももっと多くの人がいる。

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そしてシティライナー81号がAE100形でやってきた。今や荒川を渡るAE100形も1日2往復だけ(シティライナーの1往復と上野〜高砂間の送り込みの1往復)で、スカイライナーとして、多くの成田空港利用者を乗せていたのも4年前までの話だ。

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AE100形のシティライナー、そして3500形の各駅停車津田沼行きの後でいよいよ9200形のほくそう春まつり号がやってくる。

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そして9時19分、ついに北総9200形が荒川の鉄橋にやってきた。普段はここから2km南の京成押上線の荒川鉄橋を越えている9200形が本線の荒川の橋の上を走っているのだ!!

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北総9200形のほくそう春まつり号は、先頭車両にはかぶりつきをするべく??多くの人が乗っていたが、それ以外の車両はすいていた。行き先表示は「特急 千葉ニュータウン中央」で、乗車をしていたフォロワーさんの話では、室内にあるLCDモニターは作動していなかったそうだ。荒川をかなり低速で通過をしていた。そして後ろからの様子を紹介をする。


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これは1両目の様子だ。運転席の近くが混雑をしている。

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後ろに行けば行くほどすいている。このシーンは本当に貴重だ。ゆくゆくは京成本線の荒川橋梁は架け替え工事の可能性があり、このシーンすら貴重になるかもしれないのだ。


午前中に速報記事もGoogleプラスに載せた。こちらもご参照いただければ幸いだ。

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それよりも今年のほくそう春まつり号、天候に恵まれて本当によかった!!!昨年は雨、一昨年は強風だった。一昨年は春まつり号が運転されるも、春まつり自体が中止になった。また2011年は東日本大震災の直後だったので、春まつり自体が中止になり、運転もされなかった。いろいろ不運があっただけに、今年の走りはより会心の笑みを浮かべているようだ。

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そして最後が定番の荒川とスカイライナーだ。今日は富士山が見えなかったが、ここではさまざまな風景のドラマが展開される。やはりこれが好きな風景だ。