恋するフォーチュントレイン？〜京急１０００形の黄色の塗装と京成のスカイライナーのコラボレーション

２０１４年５月１日から京急の１０００形車両が黄色１色の塗装になった。この車両はKEIKYU　YELLOW　HAPPY　TRAINという名称で、１０００形の１０６４Fがその塗装になった。

京急では、デトと呼ばれている黄色い貨車を保有をしている。これは機材の運搬などに使用をしているそうだ。これはまるでドクターイエローのように見ると幸せになる車両だそうだ。（実は私は久里浜のイベントでしか見たことがない・・・）この車両をイメージして？黄色い京急の車両を走らせるにいたったそうなのだ。

５月１日、ツイッターでの出来事だ。

町屋啓太@ご注文は京成特急ですか？@3828f_nekoge

特急三崎口行きに乗車中 押上発車 http://t.co/DR93PWHSNL

2014/05/01 09:01:01

特急あらかわ@arakawa_express

えっ？京急の黄色の車両が荒川を越えて、京成入りしたのか。

2014/05/01 09:30:23

朝にフォロワーさんが京成の駅からこの列車に乗っていることがわかった。いきなり京急線〜都営浅草線〜京成線の運用に入るとは・・・。この車両は品川〜羽田空港・三崎口間の線内運用だけでなく、都営浅草線・京成線・北総線の直通列車に使われることもあるので近いうちに乗れれば幸運かなと思えば、早々と荒川まで越えてくるとは全くの驚きだった。

特急あらかわ@arakawa_express

ということは黄色の京急は浅草や葛飾に向かっているのかな？

2014/05/01 15:45:37

運用を調べると、三崎口と青砥・高砂の間をこの日は３往復をすることがわかった。そのうち、夕方に京成線の青砥までやってくる運用があることがわかり、この列車を狙って撮影をすることにした。

青砥駅に１６時４７分にその列車が到着をした。折り返しの列車は１７時１０分発の三崎口行きだ。その間に折り返している。青砥駅のホームで待つことにした。

まず２番線に３０５０形の各駅停車がやってきた。これは、上野からのアクセス特急への送り込みとして高砂から各駅停車の運用だ。

そしてそのあと１番線にいよいよ京急１０００形の黄色い車両がやってくるのだ。

行き先は各駅停車三崎口行き。この車両が京急と気づく人も多くないかもしれない。京急は赤にクリーム色なのだからそれがこのような車両なのだから、他の鉄道、特に西武鉄道辺りにいると錯覚があったのかもしれない。

そしてこの黄色の列車の最大のクライマックスがこちらだった。
２番線の京成線上野方面の案内表示は「通過」と出た。青砥駅を通過をするのはスカイライナーしかないので、もしやスカイライナーが三崎口行きの発車の１７時１０分の前に通過をするのではないかと思った。

そして、２番線に通過電車とアナウンスがあり、やってきたのはスカイライナー３４号だった。

まさかすぎる・・黄色の京急１０００形がデビュー日早々に乗り入れ先の京成線で京成の看板列車の新AE形のスカイライナーと遭遇をするとは・・・。いきなりとんでもないものを見てしまった・・・

特急あらかわ@arakawa_express

黄色の京急と京成のスカイライナーが同時に撮影できたのは幸運だった。青砥駅でよかったよ。 http://t.co/Ampzpfkgeb

2014/05/01 17:41:34

あまりにも衝撃的な出来事だった。本来は荒川を越える姿を撮るべく八広駅、青砥〜立石間での撮影も考えた。結果としては青砥駅にしたのは大正解だった。この車両がスカイライナーと共演をするのであれば、京成線に入り青砥駅か高砂駅、もしくは北総線への直通列車でしか見ることのできないシーンだ。スカイライナーの乗客も驚いたかもしれない。

京急では、川崎大師のだるまをイメージをして１５００形の１編成も赤一色にした。こちらは名鉄のようだという声がある。これは５月の１カ月間の運転なので、早めに記録をしたい。

記事のタイトルは先日の春の高校野球の入場行進曲にもなったAKB48の有名な曲（恋するフォーチュンクッキー）をもじってつけた。 これが幸せな車両であると呼ばれているために相応しいと思ったからだ。

Comments

[1. 佐藤Ｃ作]

京急電車は一部はブルースカイトレインと称しまして青に、塗装を変更されてはいますが赤い電車の印象が強いです。
それが今回、黄色へと塗装を変更された電車が、
発生したとは驚きましたが今後、赤、青、黄色の京急電車のスリーショットが、雑誌やブログに載るかも知れません。

[2. えむえす・あっぷ]

おはようございます。管理人様、今朝の地震の方は大丈夫でしたでしょうか。私はこの地震で飛び起きましたが、無事でした。
さて、京急の「黄色い電車」ですが、私の希望では600形でやって欲しかったです。なぜかといいますと、600形は「印旛日本医大〜西馬込・羽田空港・新逗子・浦賀・三崎口間」だけでなく「アクセス特急」として「成田空港〜印旛日本医大間」にも入線するからです。写真の1000形は「ステンレスタイプで車内案内表示がLCD画面のもの」ではないため、異常時以外は「アクセス特急」（エアポート快特）運用には入らないからです。
「黄色い電車」＝「幸せになる車両」であるのならば600形のほうが良かったと思っています。

[3. 特急あらかわ]

５月５日の朝の地震は震度５が東京都内でも発生をしましたが、揺れが大きく怖かったのは事実です。しかし首都直下地震とは関係ないと言っている気象庁の発表には首を傾げざるを得ません。なぜならば、関東地方でも福島県、茨城県や千葉県などを震源とする地震がしばしば発生をし、いつ大きな地震が起こるかわからないからです。

黄色の京急の車両は西武みたいだとよく言われますが、デトをモデルにした色なのですが、ややこしさもあるかもしれません。
６００形の青の塗装には「羽田空港から世界へ」と書かれた羽田空港の広告車両もありますが、あの車両は成田空港に乗り入れられるためか、成田空港まで京急線内特急、京成・北総線内アクセス特急で入った事がありますが、ツイッターでその画像が出た時は苦笑いされていました。むしろ逆の方がいいかもしれませんね。青の羽田から世界への車両は印旛日本医大までにして、黄色の車両は成田空港まで行けば本末転倒にならずに済むと思います。