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6月29日、府中本町と鶴見の間を結ぶ武蔵野貨物線の撮影を行った。それはこの武蔵野貨物線でE653系の急行ぶらり鎌倉と485系のお座敷列車の華などが走るためだ。

今回、武蔵野貨物線の撮影地に選んだのは、京王相模原線の稲城駅付近の現場だ。稲城駅の付近では武蔵野貨物線と京王相模原線が交差をしている。幸いにも稲城付近は、地上区間として走っている場所だ。武蔵野貨物線の数少ない撮影地としてここを選んだ。

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武蔵野貨物線は、府中本町と鶴見の間を結ぶ路線であるが、その多くは多摩丘陵を貫くトンネルからなっている。地上区間はこの稲城付近と川崎市宮前区の梶ヶ谷貨物ターミナル付近だけだ。ここは旅客列車は走ることが普段はなく、時折、中央線や高崎線、常磐線などから武蔵野線経由で横浜や鎌倉方面へ向かう団体専用列車や臨時列車が走るくらいだ。ゆえにここで特急形車両などを見るのは非常に珍しいケースだ。 

29日は常磐線のいわき・茨城県の水戸方面からの急行ぶらり鎌倉と群馬県の高崎方面からの485系の華を使った列車が走る。いずれも目的地は鎌倉だ。前者は急行列車で指定席券を買えば乗ることができるが、後者は団体専用列車だ。あじさいの咲く鎌倉を目指して北関東の各地から列車が走ることになるのだ。特に自動車では行きにくく、鉄道でも乗り換えを要するためにこのような列車は存在をするのかもしれない。

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この撮影地は駅の近くに寺があり、そこの寺の階段を上ったその中腹に撮影地がある。階段を上り、京王相模原線や武蔵野貨物線よりも高い位置に着く。 見晴らしは非常に素晴らしい。上に直線で武蔵野貨物線、下に京王相模原線が小さく写る。この辺りの地形は、多摩丘陵が小さな河川によって分断され、この稲城付近では谷戸の地形になっている。

稲城駅は京王相模原線の駅であるが、特急は停車をしない。快速や区間急行なども停車をする。初めての利用駅だった。ここから歩いて10分もせずに撮影地に着く。

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すぐにEF64形牽引の石油タンク輸送列車がやってきた。今日も広角レンズのみなので55mmの範囲で品撮影ができず、拡大のものはトリミングで作ってみた。この武蔵野貨物線は、石油工場の多い横浜・川崎地区から中央線経由で山梨方面などへと石油を輸送をしている。丘陵地の山の中を走っているので、都市部でありながら豊かな自然が見られるようだ。石油輸送列車は長大編成なので、一部しか撮影ができない点もある。

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今度は逆に府中本町方面に貨物列車がやってきた。逆の撮影は後追いになってしまう・・・これはEH200形牽引のコンテナ貨物かな・・・。昨年、秋田新幹線のE6系の甲種輸送が神戸市の川崎重工の工場から首都圏経由で秋田まで行われた時も、武蔵野貨物線はこのルートを通ったのをツイッターなどで目撃をしている。時と場合によればネタ列車が走ることもある。

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下を走る京王相模原線も少々であるが撮影ができる。これは下り線を走る8000系だ。

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京王相模原線の上り線に都営新宿線から乗り入れる10−500形が通過をした。この10−500形は昨年秋に登場をしたE233系ベースの車両で10両固定編成だ。実はこれまでこの車両の画像を撮影をしたことがなかったが、写っている部分は小さいが初めての撮影になる。乗車は2回しているが、室内はLCDのモニターがドア上についていたり、座席も改良をされていたりもした。いずれもラッシュ時や急いでいる時の撮影なので室内なども画像を撮っていないのでこちらは申し訳ない・・・

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都営10-500形が通過をして数分後、E653系の急行ぶらり鎌倉が勝田の元ひたちのK308編成でいつも通りやってきた。京王の車両とE653系のニアミスもあるかなと思ったが、それはなかった。京王の車両とのニアミスであれば、夢のようなシーンだった。

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先週は横須賀線の田浦駅などで撮影をしたが、今週は武蔵野貨物線で撮影をした。この編成の撮影は、多数行っているが、武蔵野貨物線の多摩丘陵の中を走る風景は新鮮かもしれない。特急ひたち時代ではあまり見られなかった風景なのもそれを強めたのかもしれない。このように俯瞰できれいに撮影府ができたのは、よかった。この車両も昨年からずっと撮影をしてきたが、今夏の急行ぶらり鎌倉をもって、この車両の撮影は一区切りをつける予定でもいる。そしてこのK308編成は特急いなほ用に改造をされるのか、勝田に残るのかわからない。ただ、新潟へはオレンジの4両のK354編成の訓練が連日行われているので、こちらの動向も注目だ。

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それから15分くらいして、485系の華の団体専用列車がやってきた。華は栃木県の小山車両センター所属のお座敷車両だ。今日は栃木県ではなく、群馬県の高崎から鎌倉の列車で走った。森の中を走る華ということにしたが、これは東京都内の風景です・・・

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京王の車両はすでに通過をしてしまい、京王の車両とのコラボレーションはできなかったが、この車両も新緑の中を駆け抜けている。同じ小山所両センター所属のお座席車両の485系の宴が赤系の明るい色に対してこっちは紺や青色の渋い塗装だ。この車両の走行写真は以外にもこれまで撮影をしたことがなかったので初めての編成写真になった。

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この撮影地は、短時間ながら貨物列車、京王相模原線、そして2つの旅客列車を撮影をすることができてなかなか良かった。もしも今後貨物や旅客などで注目の列車などが走る場合などは一つの撮影地になりそうだ。

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せっかく京王相模原線の沿線にいるのだから、稲城での撮影が終わってから次は京王井の頭線を目指すことにした。京王井の頭線といえば、何と言ってもあじさいが沿線の風景の代名詞なので時間の許せる限り、京王井の頭線の撮影をしに行こうと思う。記事のタイトルは選んでレインボーという名前で書く予定でもいる。