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2015年度より山手線には新型車両としてE235系を投入をすることが7月2日の発表で明らかになった。(詳しくはこちらへ)

現在の山手線は2002年よりE231系で運転をされている。僅か14年で新型車両を投入をするということになる。キーワードはお客様・社会とコミュニケーションをする車両ということになっている。この車両のデザインもE6系やE7系新幹線、SL銀河などと同じく奥山清行氏のもとで行われることになる。

この車両の特徴として、外見は大形窓の高運転台の前面で、表示機なども大きく見やすくしていく.。枠と下の部分に黄緑色が塗られる。前面はシャープさでなくどちらかといえばおとなしい感じだ。東武の50000系や西武の20000系にも似ているような気がする。ドアには黄緑色の色が塗られる。帯を廃止をし、ドアに色を塗っていく。それはホームドアが導入をされ、視認性を向上をさせるためではないか。

室内は優先座席の増設やフリースペースの設置、車内広告を廃止をする代わりにLCDモニターを増設をし、動画で広告配信をしていく。吊かわが黄緑色なのも一つの特徴かもしれない。照明はLED式のものを使っていく。その他、次世代半導体素子のSiCを使い、消費電力の抑制、線路や電力設備の状態監視装置を試験的に監視をし、車両から地上設備を監視をしていくような画期的なシステムも用意されるそうだ。 車体強度や主要機器の二重化など安全と安定性の強化を図っているのは言うまでもない。

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この車両の投入背景について、2020年の東京オリンピックを見据えた車両交代などともいわれれているが、私が思うには2002年から走っているE231系は大量投入をし、車両の置き換えを矢継ぎ早に進め、混雑緩和だけでなく、環境や安全面などに大きく配慮をした。この当時と比べて、環境や安全の問題が一層重視をされるようになったというのがあるかもしれない。

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特に2006年以降にE233系が矢継ぎ早に各地に投入をされてからは、E233系の特徴でもある故障への対策として機器の二重化、車体強度の強化、そしてLED照明と前面や側面のフルカラーLEDの導入などが進んだ。
特にLED照明とフルカラーLEDは東京メトロや小田急電鉄、京成電鉄など周辺各私鉄でも導入をされ、今では当然のような車内設備になっている。 また特急ひたちのE657系や東武野田線の60000系車両などのように室内にwifiへの対応をしている車両もある。この数年で車両に対する環境への配慮や故障対策の技術的なハード面、そして車内サービスなどのソフト面は大きく向上をしているのではないかと思う。特に東日本大震災後は、安全面と環境面がより配慮をされるようになったのではないかと思う。

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それに比べればE231系はやや後れを取っている部分もあるかもしれない。前面と側面の表示装置は3色LEDのままで、機器も二重化をしていない点もある。LED照明は山手線のE231系は僅かであるが存在をしている。
東京の顔であり、日本の鉄道の顔でもある山手線が他の路線に比べて車両面で少し後れを取っているのはどうだろうかと思う部分もある。山手線は常に東京の鉄道のリーダーであって欲しいものだ。過去に、103系が1960年代、205系が1985年に投入をした時も、初めて投入をしたのは山手線だ。そこで山手線の駅のホームドアが設置をされ、車両のリニューアルになったと考える。その名誉とプライドをかけた新車の導入ではないかと思う。2015年3月に落成をし、試運転を行い、秋くらいからは営業運転に入るそうだ。

E235系はツイッター内などでデザインに賛否両論が出ている。更に置き換えられるE231系をどこに転属をするかという話も出ている。 デザインについてはわかりやすさを重視をしてあのようになったのかもしれない。ただ白がないのは少しさびしいかなと思う。車両の転属についてはその時にならないとわからない。

山手線では2020年に田町〜品川間に新駅もできる。この駅は港区の泉岳寺や高輪地区にできる。私はこの駅は高輪か芝浦を入れてほしいものだ。泉岳寺の場合は都営浅草線の駅名で揉めたこともあり、都営浅草線・京急線にも使っているのでこの必要はないと思う。平仮名で親しみやすいという駅名というよりもその地域を代表をするような地名を使って駅名になって欲しいのが本音だ。