IMG_1776
ここでは1月10日に行った青春18きっぷの消化についてを書いていきたい。1月24・25日の週末パスの旅についてはそのあとでの掲載になる予定だ。

IMG_8496

北陸へ行った時の青春18きっぷがまだ1枚残っていた。それを消化しようとどこかを目指した。その中で白羽の矢が立ったのが福島県の会津方面だった。3月のダイヤ改正では磐越西線の快速あいづライナーが廃止になる予定なので、ここの485系が危ないと思い、雪の中を走る景色を撮りに行きたかったからだ。

IMG_8508
IMG_8503

上野から快速ラビットに乗り、宇都宮へ。宇都宮で乗り換え、駅近くのセブンイレブンでレモン牛乳を購入をし、黒磯へ向かう。宇都宮駅では、黒磯までの列車は上の205系に乗ったのであるが、私が乗った1台前の列車は日光線の205系を使っていた。宇都宮〜黒磯間は日光線の205系も走るのか・・・いずれにしても元はと言えば京葉線の205系だ。黒磯駅では4分乗り換えであったが、701系6両だった。

郡山からは6分乗り換えで磐越西線の485系の快速あいづライナー1号に乗るが、時間帯が良いためか4両の自由席はすべて埋まっている。立ち席での移動になる。3連休初日であればこれは仕方ないのかもしれない。こういうときは指定席をとっていてもよかったかな・・・520円払っても・・・磐梯熱海でも座席には座れなかった。

IMG_8517
IMG_8535

猪苗代駅でようやく座れることができた。雪の磐梯山だ。雲はかかっているが晴れ間の見える磐梯山だ。これで晴れ間の485系を撮影ができればこれは幸いなものだ。磐越西線の猪苗代〜会津若松間の乗車は2011年5月以来だ。その時は快速あいづライナーで583系に乗った。この区間は磐梯山の裾野を下りる区間で、特に翁島〜磐梯町間はなんども曲がっていく。しかしながら風が極めて強いので、徐行運転を繰り返す。

IMG_1750
そして10分以上遅れた12時ちょうどに会津若松駅に着いた。会津若松といえば2013年のNHKの大河ドラマの八重の桜の舞台になった場所だ。会津若松駅に着くのは前述の2011年5月以来だった。なので大河ドラマの後だ。あいづライナーの485系は2011年までは特急きぬがわや日光に使っていた車両だった。

IMG_8548
IMG_8551
IMG_8552

会津若松に雪の時期に行くのは5年ぶりだ。雪の鶴ヶ城などに行きたいが今日はそれは無理なので、駅近くの店でソースかつ丼を食べる。会津若松といえばこれも名物だからだ。喜多方は言うまでもなくラーメンの名所であるが、会津若松はこちらが名物だ。しかしながら、市内では十日市という祭りをやっていたのでそれを見ることができた。鶴ヶ城などはレンタサイクルの借りれる時期にまた訪問をしたい。

IMG_8556
IMG_1764

会津若松に滞在をしているのはわずか1時間20分だった。理由はこの後快速あいづライナー4号と5号を撮影をしたいからだ。しかしながら、郡山からの列車が猪苗代付近の強風で到着が遅れているので、この列車も遅れて発車をした。磐越西線の冬は雪だけでなく、風なども大敵かもしれない。猪苗代付近は標高が高く、更に猪苗代湖などの風も影響があるのかもしれないといろいろ考えてしまった・・・

IMG_8558
快速あいづライナー4号の撮影地は広田駅に近い場所か東長原駅に近い場所のいずれかになった。両駅には各駅停車しか止まらないので、各駅停車で行くことになった。

会津若松の雪の深さは1月10日の時点で57cmだ。先日までの北陸は最高でも35cmくらいだったのに比べてもそれとも違う。やはり盆地の会津若松では降雪量が多くなるのかと感じざるを得ない。撮影地に決まったのは東長原駅だ。

IMG_1767
東長原駅は駅の近くに有名な撮影地があるが、工事中で閉鎖をされていたので駅のホームから撮影をすることにした。

IMG_1773a
快速あいづライナー4号の485系を縦構図で撮影をした。本当は会津盆地をバックにしたカーブを曲がり、雪の中を走る姿を撮りたかったのであるが、今日は駅で会津盆地をバックにしながらもカーブを曲がる姿を撮影をすることにした。

IMG_1775

カーブを曲がり、会津盆地から磐梯山麓の猪苗代を目指している。この色は会津地方に明るいイメージをもたらしているのではないかと思う。この車両は元々は新宿から東武日光や鬼怒川温泉を走る特急日光・きぬがわの列車として東武100系スペーシアに合わせての色で、この485系がそのまま転用をされたのでこの色になっている。

IMG_1782
IMG_1783

これが雪の会津を走る485系の顔をアップにした。普段私は顔をアップにした写真は撮影をあまりしないのであるが、ここでは顔をアップにした。485系のあいづライナーは4月以降は桜シーズンやゴールデンウィークの帰省シーズン、5月・6月の週末を中心に快速あいづとして登板をすることもある。桜シーズンや水田の水面映しなどまだまだ撮影のチャンスはあるかもしれない。4月以降はこの車両になるのかそれとも仙台車両センターにもう1台いる485系の国鉄色の485系なのか・・・。はっきり言えば、磐越西線の郡山〜会津若松間には特急形車両の列車が必要なのではないかと思う。個人的には特急ひたちの代走終了後に余剰になる勝田の651系を耐雪構造にして走らせてもいいかもしれない。

IMG_1785

磐越西線の485系でどうしても触れておきたいことがある。1月19日から仙台車両センターの国鉄色の485系があいづライナーで走っているが、その際にタイフォンに接着剤の跡が残るようないたずら行為があったそうなのだ。このことはツイッターなどで1月24日の夜に郡山駅での犯行が見かけられている。もしもこれが原因で事故が起きてしまってはどう責任を取るのか、安全運行を妨害をするような行為は鉄道撮影をする身としても言語道断で絶対にやってはいけないことだ。このような行為には安全運行だけでなく社会的なモラルにも反する行動なので、絶対に許すことができない

さて、話は飛んだが後半戦はあいづライナー5号を別の場所で撮影をすることになるが、その場所はどこなのか。果たして雪晴れの天気は続くのか・・・