IMG_9139

2月4日に中央線・青梅線に2020年をめどに東京〜大月・青梅間にグリーン車を導入をすることを発表をした(詳しくはこちらへ)。

これに伴い中央線のE233系を10両編成から12両編成にするもので、2両はグリーン車になる。それによって、ホームの延伸や駅改良工事、線路改良工事などが行われる予定だ。編成は12両固定編成になるか8両編成を本編成にして4両編成を付属編成にするかのいずれかだ。

IMG_3992
中央線のグリーン車導入ははっきり言って私は驚いた。中央線は終日に渡り、乗車率が極めて高く、混雑をしていることも多い。朝夕の混雑率の高さは東京随一だ。中央線は高尾・八王子・立川・青梅・福生〜新宿・東京間などやや長い区間の乗車も多いことも特徴になっている。代金を払って確実に着席をできるのが朝夕の通勤ライナーの中央ライナーや昼間は特急あずさやかいじくらいで、中〜長距離の安定の着席という点からは東海道線や総武線などの同じく中〜長距離利用者の多い路線に比べれば少し遅れている点もある。その為に着席の推進という点ではこのグリーン車投入は評価をする点もある。

IMG_9859

中央線の場合は、ダイヤ密度が非常に濃く、グリーン車を導入をしては乗降に時間がかかるのかどうか疑問に思うこともある。ただでさえ、列車の遅延が多く、このグリーン車の導入がそれを加速させないか心配な点もある。それと同時に快速の停車駅や運行ダイヤの見直しなども行ってもいいかと思う。よく言われている高円寺駅・阿佐ヶ谷駅・西荻窪駅の快速の停車については、大きく見直してもいいかもしれない。通過分は各駅停車の黄色の電車の中野〜三鷹間の増発や東西線の乗り入れ本数の見直しなどもしてもいいだろう。

IMG_9942
IMG_9871

中央線といえば先日立川〜松本間で走る115系のうち、豊田車両センターに所属をする山スカという編成が引退をしたが、まだまだ115系自体は長野車両センターか松本車両センターの車両が残っている。しかしこの115系も今年秋くらいまでには廃車になってしまう可能性があるのだ。中央線の高尾より西の主のこの車両がなくなると中央線らしさが感じなくなってしまう。特急スーパーあずさからの卒業も近いかもしれないE351系と合わせて撮影も乗車も今しかないかもしれない。山梨県や長野県の雄大な風景と撮影ができれば幸いかと思う。