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あらかわ交通ノートアクセス200万件達成記念の特別記事の第1弾は、自分の鉄道写真についてのエピソードを語ることにする。

私は鉄道の写真を今では主に行っている。幣ブログでは多くの写真を出しており、もはや写真なしでは成立のしないものになっている。では私が最近の鉄道の写真について思うことなどをここでは紹介をしよう。

最近の鉄道撮影について思うことを書くが、私は毎週のように時間があればどこかで撮影をしている。これは撮影を何かを撮影をしたいということと、撮影によって得られる感触をつかむためと撮影に対するスキルの上達というのもある。しかしながら、撮り鉄にシフトをした最大の理由は「その時々の記録だけではもったいない。撮影であれば季節などの風景などを含めていろいろ記録をすることができ、様々な手法を撮影をすることによって、将来的にも鉄道の活動も幅広くできるのでは」と考えたからだ。

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私は珍しい列車などを撮影をするのも大事であるが、何か一つの車両の毎週必ずとは言わないが定期的に撮影をするのは大事だと思う。私は京成のスカイライナーや新幹線などを定期的に撮影をしている。例えば、毎週必ず近鉄のしまかぜを撮影をしている方がおり、その方はもう2年間で300枚以上撮影をしたとか聞いている。本当はこれこそが撮り鉄の道ではないかと思う。

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私は2013年の年明けから2014年の秋くらいまで特急ひたちで使用をしていた勝田のE653系の波動用の車両を定期的に撮影をしていた。その理由としては、焦燥感と撮影地の開拓、E653系自体がもしすべて新潟へ行ってしまうのであれば、関東地方で撮る機会が大きく減ることなどへの焦燥感も少しあった。

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確かにE653系は485系や583系などの国鉄車両に比べると人気はない。しかし首都圏からいなくなることは地味にさびしいのではないかと思う。そこで走る日などを鉄道ダイヤ情報でチェックをして、撮影地へ行くという行動を行った。しかし人が少ないからこそ落ち着いて安心をして撮影ができるという利点もあった。何しろE653系をずっと撮影をしていた時は同じ線路を583系などが走る時を除いては人がいなかった。常磐線だけでなく、常磐線時代はなかった中央線や東海道線などにも乗り入れたことも撮影意欲を挙げる一因になった。(写真は北鎌倉駅付近を走った急行ぶらり鎌倉号)

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ひたち時代は撮り鉄についてもそこまで積極的でなかったが、この波動用の撮影をするようになって、1年以上の間に様々な事を学んだ。当初は記録が中心であったが、撮影をするにつれて梅や桜・水田など季節を感じるものまで残せて行けたのはよかったかもしれない。このE653系のウェイティング期間を通じて、撮り鉄に必要なものを学んだのかもしれない。結果として2013年1月から2014年11月までに約50回の撮影を行った。

E653系は3月のダイヤ改正で全ての車両がまるごと勝田から新潟へ移り、全てがひたちからいなほ・しらゆきへと変わった。本当に全部新潟へ行ったら撮れなくなると思っていたことが現実になった。この移籍劇はまさにAKB48からNGT48へと移籍をした北原里英さんそのものであった。

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それだけでなく、3月で廃止になったトワイライトエクスプレスの撮影も昨年は良くやっていた。やはり東京では撮ることのできない車両なので、撮影をするときには一つの緊張感が生まれる。「ここでは失敗ができないんだ」という強いプレッシャーを与えるので撮影には慎重になるようにしている。

今はトワイライトエクスプレスは大阪を起点に山口県の下関、時には九州方面を結ぶ団体専用列車として走っている。西日本管内でのスペシャル列車として走っている。乗車をするのは非常に難しいかもしれないが、撮影のチャンスがまだまだあるのは本当に嬉しい。悲願のNMB48の劇場公演を当てて、トワイライトエクスプレスを撮影ができるチャンスがまた生まれたのは嬉しい・・・下関を考えれば、HKT48でもいいかもしれないな。


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撮り鉄で重要な事が、撮影地選びとセンスと技量ではないかと思う。形式写真や風景写真、時には流し撮りやズーム流し、バルブなどの撮影も重要になるのではないかと思う。フォロワーさんには夜の時間にシャッタースピードの短い時にズーム流しをする写真をお目にかかるものもある。急には上手くならないかもしれない。あの時はそうだったかもしれないけど、今はあの時に比べて変わったなどというような写真ができればそれでもいいのかもしれない。

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最近の鉄道写真の撮影。前日の記事にも書いたが、ツイッターなどのSNSの普及でこれまでよりも情報量が多くなり、気軽になったことなどで撮影人口が増えたのではないかと思う。SNSによって可視化をすることが可能になったので、マナー違反や問題行為などが散見されるようになったのかもしれない。しかしながら列車を撮るというものは記録にもなるし、風景写真にもなるし、イメージ写真にもなるし、いろいろな形に換えることができる。記録だけの写真ではない、今日も何かを求めて、これからも撮り鉄の活動を続けたいと正直に思った。