IMG_7198b

4月19日の一番の目的は磐越西線の郡山〜会津若松間をD51形の498号機の牽引で旧型客車で走るSL福が満喫ふくしま号の撮影だ。前回の記事では会津若松への紀行を書いていったが、ここではSLの撮影記を中心にお送りしたい。

今回の編成はD51形498号機と旧型客車の編成によるもので、いずれも群馬県の高崎車両センターに所属をしている。私は機関車の中でも特にD51形498号機が好きな事は以前も書いたと思うが、今回はその撮影をしたいのもある。D51形498号機となれば、昨年8月のSLみなかみ以来の撮影になる。今年になってから初めてのSLの撮影だ。(詳しくはこちらへ)

IMG_7093
IMG_7121
IMG_7127
さて、D51形は郡山駅からの運転を終え、ただ今会津若松駅近くの転車台にいるそうだ。しかしながら、このSLにひかれる旧型客車であれば側線に停車をしているので撮影をした。

IMG_1412
こちらが快速あいづの485系国鉄色と旧型客車だ。このような風景は何年前の世界なのだろうか。これだけみていると時代がタイムスリップをしたようだ。

会津若松駅でフォロワーさんと別れ、私は自転車で撮影地へ向かう。駅のレンタサイクルは満車だったので、違う場所を目指すことにする。どうやら駅から歩いて10分くらいのレンタサイクル店に電動自転車が2台空いているようだったのだ。

IMG_1422
しかし、レンタサイクル屋では電動自転車でなく、通常自転車を借りることができた。何と幸運だ。これで500円で借りられ、500円得をした。さて、自転車で撮影地を目指す。場所は駅の北の広田駅との間にある桜との撮影地だ。

IMG_7132
IMG_7133
会津若松駅の車庫の近くを通過をする。D51形498号機が転車台で作業をしているようだ。ここでD51形498号機を無事に見ることができた。まさに「会いたかった」の歌詞ではないが、「会いたかった、会いたかった、会いたかった、yes!君に」のようだ。やはりD51は横からも円筒があるのもいいなあと思う。

そして自転車を走らせる。撮影地は磐越自動車道の高架線を越えた少し先にある神社のところだ。磐越自動車道の会津若松インターは駅から2kmと比較的近い場所にある。2011年のゴールデンウィークにこの近くで、D51形498号機のばんえつ物語を撮影をしたので4年ぶりにD51形498号機を会津地域で撮影をすることになる。(4年前のD51ばんえつ物語の記事はこちらへ)その時も自転車で撮影地へといった。

IMG_1428
IMG_1430

撮影地までは自転車で会津若松駅から20分くらいだ。もうすでに数十人がいる。今回の狙いは桜とSLだ。その一点に賭けることにした。私は桜と鉄道はこの時期の恒例の行事にしているが、SLとなれば本当に少ない。2011年4月17日の秩父鉄道のパレオエクスプレス以来だ。


IMG_7147
IMG_7167
まず磐越西線の郡山〜会津若松間の主の719系を撮影をする。2回来たので、どのような構図で撮影をするかを決める。上のように桜は少しにするか、下のように桜をいっぱいにするか。天気は曇りだ・・・晴れた空は期待ができなかったか・・・この路線は719系になって久しいが、本日4月25日からは走るカフェ列車のフルーティアという列車が走る。どうやらこの列車はお菓子付きの列車で、団体専用列車という扱いでびゅうプラザでセット商品を購入をしなければならない。しかし、このような列車は自分は対象外だな・・・と思う。

IMG_7170
判定の結果、後者のように桜のフレームにしてSLを狙うことにした。とにかく桜とSL、そして水田が始まるようなシーズンのSLということにしたい。

IMG_7180b
IMG_7183a
そして13時55分に会津若松駅を出たSL福が満喫ふくしま号は、14時前に撮影地の付近を通過をした。悲願となった桜とSLの撮影だ。望遠を使い、まずは遠くの撮影地は桜を上だけ入れることにした。


IMG_7185a
こちらは横アングルで撮影をしたSL福が満喫ふくしま号だ。D51形498号機が、煙を吐き、桜の中走る。煙が少なく物足りなく感じる点もあるが、これは出発直後だから仕方ないかもしれない。

IMG_7196
IMG_7199a
そして桜満開のSLを無事に撮影をした。このような桜のフレームを入れたSLであれば桜とSLという雰囲気を醸しだてることができるだろう。天気は曇りで、煙はあまり出していなかったが、それでも記録写真としては悪いものではなかった。というか桜とSLというものに4年ぶりに挑戦をしただけでもよかった。この列車には前述の会津若松でお会いをしたフォロワーさんも乗車をしていた。私のフォロワーさんも2人ほど乗車をしていた。

IMG_7200
こちらが桜がかかったSL福が満開ふくしま号だ。これは桜が隠したもののそれでも春爛漫のSLの絵かもしれない。今年はSLの撮影を何回か実施をする予定でいるが、今年初めてのSLをこのような形で飾れてよかった。

IMG_7208a
次の狙いは、快速あいづ4号だ。この構図でやってみようとしたが、構図をここでは変えて撮影をすることにした。快速あいづ4号は行きに郡山〜会津若松間で乗車をした快速あいづ1号の折り返しでやってくる。ここで狙うのは、桜と磐梯山と485系だ。

IMG_7206a

まずは、会津盆地を走る485系という形で全体的な写真を撮る。このような姿で走るのもいつまでなのか。これから会津盆地は水田の稲作がスタートをするが、この写真も春といえば春かもしれない。

IMG_7209a
IMG_7211
IMG_7212b
そしてこの写真が本命だ。桜と磐梯山と485系。八重の桜の舞台となった福島県会津地方。そして会津富士として名高い磐梯山。この時期にしか撮影をできない485系を撮りに行ったのだ。桜と磐梯山と485系、この風景はいつ見ても美しいと言いたいが、晴れてほしかった・・・SLは正面から狙い、485系は横から狙ったのだ。今年、485系と桜を撮影をしたのは飛鳥山公園の脇を青森の特急白鳥の485系の配給回送に続いて2回目だ。記事のタイトルはGReeeeNの「桜color」という曲名から取っていった。

IMG_1446
この後、鶴ヶ城を目指して自転車を走りだす。撮影地から鶴ヶ城までは6kmある。途中、喜多方ラーメンの店に寄り道をして昼食を食べる。ここではやはり喜多方ラーメンを食べたくなるからだ。今回の記事について、磐梯山の車窓を中心としたGoogleプラスで紹介をした写真をこちらでは紹介をします。