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5月31日、583系の撮影後、ずっと583系を追いかけずに横須賀市内を目指すことにした。横須賀市は5年ぶりの訪問になる。

せっかく横須賀まで行ったのだからカレーを食べたいし、京急の唯一の未乗車区間を乗ってみたい気持ちもあった。ちなみに京急線は堀ノ内〜浦賀間が唯一の未乗車区間だったからだ。

横須賀線の田浦駅からは追浜駅行きのバスがあったのでこちらに乗る。追浜は日産自動車の工場がある場所だ。日産自動車は、この地域のイメージが強いのはサッカーJリーグの横浜Fマリノスや本社が横浜駅前にあること、新横浜の横浜Fマリノスの本拠地スタジアムが日産スタジアムであることからもことからも考えられる。

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追浜からは浦賀行きの各駅停車で浦賀へと向かう。どういうわけか未乗車だったこの区間、途中に京急大津・馬堀海岸と浦賀の3つだけだ。本線は泉岳寺〜浦賀間であるが、京急久里浜・三崎口方面が主体のような扱いで、堀ノ内〜浦賀間は京急本線の枝線のようになっている。

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浦賀駅は、ペリーが来航をしたあの浦賀に近いと思えば全く違うところにある。ペリーの来航地はむしろ久里浜で、浦賀というのは名前だけという感じだ。この浦賀駅は品川駅からの各駅停車が直通をしている。各駅停車は6両が多かったが、4両編成のものもあった。京急は4両編成の各駅停車はわりと多いようだ。

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浦賀駅からは数を減らしているダルマこと800形に乗車をする。京急のこの車両は最後の片開きドアの車両でなおかつ4ドアの車両だ。品川以南でないと会えない車両だ。しかし最近、廃車が進んでいるのでその動向が心配だったが2年ぶりに乗車をした。

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堀ノ内駅では、京急線の横浜・品川方面の快特と接続をするので浦賀方面の列車はこの駅で数分間待つことになる。そこで形式写真として撮影をした。

そして横須賀中央駅へと向かう。この駅は横須賀市の中心部の駅だ。関東では珍しく私鉄の方が町の中心にある例だ。(関西や名古屋ではそのような例が多いが関東では横須賀と佐倉くらいか)

横須賀中央駅で駅撮りをする。周りがトンネルに挟まれているのは田浦駅と同じだ。トンネルから出てくる京急線をここでは撮ることができる。この駅は各駅停車(浦賀発着)と快特(三崎口発着)が交互で来る。主に横浜・品川方面の上りのトンネルからの飛び出しを中心に撮影をした。

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初めにやってきたのは1500形の快特青砥行きだ。一気に身近な場所へと飛ばされてしまうのであるが、横須賀に住むアメリカ人は青砥という行き先を見てどう感じるのだろうか。葛飾区の青砥といえば、柴又や亀有のように知名度のある場所でもないし、東京スカイツリーの押上とも少し離れているからなあ・・・というか青砥が亀有や柴又と同じ葛飾区とは知らない人の方が多いのだろうな・・・

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京急1500形も浅草線・京成線・北総線に乗り入れ出して、25年近くがたつが古さを感じないのはなぜだろうか。先日、東京都交通局の調達で都営浅草線に5編成の新車投入の話があった。これについては別建てで記事を書いていく予定だ。

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こちらは京急のダルマ800形の各駅停車品川行きだ。トンネルを飛び出すダルマ800形。今日狙いたかったのはこの構図だったりする。

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そして2100形の泉岳寺発着の快特には2100形のブルースカイトレインが使われた。青い車両と新緑を目立たせて撮影をした。京急には600形・2100形などにこのブルースカイトレインがある。

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ブルースカイトレインとダルマ800形が並んだシーンだ。ダルマ800形はまだ一定数が残っていた。快特の2100形のような華やかさはないが、地道に各駅停車を中心にこなしている。この車両の高加減速が凄まじさを乗るたびに感じるのだ。

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続いて2000形の各駅停車だ。2000形は往年の京急の顔であったが、2100形の登場をした1998年以降はロングシートで3ドアの車両になっている。私は2000形はかつては好きな車両だったが、今は昔ほど好きではない・・・。本当ならば600形のような往年の赤地でドア回りを白にしたリバイバル塗装の2011Fを期待をしていたが、これは8両編成なのでこの横須賀中央駅にはあまり来ないようだ。

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次の列車は快特高砂行きだ。葛飾区の高砂も身近な場所の一つであるが、高砂も葛飾区内ではあまり知られていないような気がする。京急らしい風景を求めるならばトンネルの中からやってくる京急1000形は適しているのではないかと思う。

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下り列車は、ズーム流しで入線をするダルマ800形を撮影をした。まだ100分の1でもこの技量しかない・・・、そして駅にいる姿をスナップショット的に撮ってみた。

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最後は2100形の通常車両の快特だ。2100形は関東では珍しい転換クロスシートであるが、横須賀市内や三浦市方面から乗る分にはクロスシートが快適に感じることがあるが、逆に横浜市内の金沢八景や金沢文庫、上大岡辺りから乗ればつらく感じることもある。

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京急は車両は身近な割には?横浜から南は行く機会はあまりない。それだけに横須賀中央駅での撮影は、京成や北総にはないような少し新鮮さを感じた。京急2100形や2000形、ダルマ800形、4両の600形などある面新鮮だった。この横須賀中央駅からは1日2〜3本であるが、朝の時間帯には北総線経由成田空港行の列車(京成・北総線内アクセス特急)もあるだけでなく、朝と夕方の時間帯には印西牧の原行き・印旛日本医大行きといった北総線へ直通をする長距離列車も存在をする。

記事タイトルは横須賀から京急を歌った山口百恵さんの有名な曲から取った。石川梨華さん以前の横須賀出身の有名な女性タレントといえばこの人だろう。

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この後、横須賀市内を観光をするが、観光の時の写真はGoogleプラスに載せたのでこちらも参照をしてください。これは三笠公園での写真だ。三笠は坂の上の雲などにも出てくる有名な船だ。坂の上の雲がNHKで放送された時に京急の車両にラッピングをしていたのはこの三笠が坂の上の雲で出てくるためだ。