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本日8月30日はSKE48の豊田スタジアムのライブの2日目を迎える。先日同様にここでは8月22日のリニア鉄道館での松井玲奈さんのトークショーの模様を書いていきたい。

枯葉のステーションという曲は松井玲奈さんのソロ曲で、この曲をもじったタイトルの記事を書いたことはあるが、枯葉のステーションそのもののタイトルは記事にしたことがなかったので、彼女の卒業に合わせてその記事を使うことにした。

そして松井玲奈さんのトークショーに13時のトークショーについては、立見席で時間ぎりぎりで見ることができたので紹介をする。

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松井玲奈さんは母の生まれが兵庫県であることからしばしば東海道新幹線に乗っていたそうだ。0系や100系に乗ったことがあるかといえば、本人は覚えていなかったらしく、両親は覚えていたそうなのだ。彼女が小学生だった頃まで0系や100系はまだまだ活躍をしていたのではないか。特に本人よりもお兄さんの方が好きだったそうだ。

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彼女は新幹線の音を聞くのに敏感であることだった。その最たるものとして、速度を落とす時の音の違いや惰性走行とスピードを落とす時の音などの違いについて言及をしていた。これは特に新幹線に乗ることの多い松井玲奈さんならではの発言かもしれない。確かにN700系車両は加速までのスピードが著しく早く、減速のスピードも非常に素早い。700系とN700系では様々な点に運転の差異があるのは事実かもしれない。これは13時の回で一番聞いていて印象的だったことだ。

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もう一つの注目ポイントが、屋外に展示をしている117系車両についてでこの車両は今でも滋賀県や和歌山県・岡山県・山口県を中心に走行をしている車両であるが、昔の車両の匂いの良さなどに感銘を受けていたそうだ。

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そして写真についても言及をしており、それはその時にしか撮ることのできないことへの重要さを語るとともに、風景と車両のビューポイントについても言及をしていた。私は主な活動は鉄道の写真撮影がメインであるが、彼女からこのような発言が聞かれるとは思わなかった・・・

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最後に締めたのは、SKE48の卒業後についてで、11時の時と同じく、お芝居を中心とした役者を志望をしており、そしてその中で鉄道と絡めればいいかという話をしていた。SKE48の卒業ですがすがしくなるような気持ちになっていた。

11時の回と13時の回では違った内容で大変面白かった。2回のトークショーで全く違うことを話をしたとは意外だった・・・。松井玲奈さんの鉄道についての関心をここでは聞くことができた。


松井玲奈さんがはじめて出演をした2014年11月の「笑神様は突然に」の京成特集のビデオを見直したが、松井玲奈さんが京成のスカイライナーに乗る時にこのような発言をしている。
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その時に私は彼女がどのように新AE形のスカイライナーについて見ているかを見直してみたが、まずは新幹線のような顔と評しており、シュッとしていると言っていた。座席については驚くべき指摘があった。

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特に座席の座り心地を紹介をした上で、座席の上部にあるアールについて気づいていたそうだ。特に座席について「こんなシート見たことがない」という指摘をしていた。

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そして3600形について。この車両を年季が入っていると評した上で、特に側面の打っている感じが好きで、その凹凸感に強い関心があった。

この回を改めて見直してみると、普段京成に乗り慣れている自分でも気付かないようなところに魅力を感じてしまったのかなと思う。このような点は、慣れていないような別の人に指摘をされて気づくこともあるかもしれない。京成は乗り慣れていて、当たり前に感じると思う点があり、余所から見るとわかることもある。京成の回を改めて見直してみて私にはそのように感じた。松井玲奈さんという第三者が入ってわかる点もあるからかもしれない。

松井玲奈さんは31日の名古屋の劇場公演でSKE48を卒業をしてしまう。SKE48だけでなく、AKBグループの貢献者ではないかと思う。松井珠理奈さんと違い、AKB48としては籍を置かなかったが、AKB48グループへの貢献度は極めて高い。まずは松井玲奈さんの鉄道ファンとしての評価をしていく。

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かつては「ガンダムが好き」などのキャラクターで貫き通していた点もあるが、私はここまで鉄道にはまるキャラクターとは思わなかった。初めはE3系新幹線のこまちという文字に魅了をされたとか九州新幹線は本気だとかを2011年末くらいに話していた時は、え?・・・と思ったが、その後、新幹線や鉄道に対して自分なりの意見やポイントを持っていて、はまるといろいろ関心を持って、深い話ができるのではないかと考えてしまった。

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その後も、テレ朝系の名古屋テレビで放送された名古屋行き最終列車というドラマで主演を演じたり、JTB時刻表などで取り上げられることもあった。数々の鉄道番組に出演をした。その中でメディア展開で一番大きかったのは日テレの「笑神様は突然に」の出演で、彼女の鉄道ファンとしてのステータスは大きく高まったのではないかと思う。笑神様では、自分の意見だけを大きく発言をしただけでなく、中川家礼二氏やホリプロの南田裕介氏などの鉄道好きのタレントの精鋭に揉まれての活動は視野を大きく広げたのかなと思う。彼らが鉄道ファンの松井玲奈さんを育て上げたのかなと思う。私もSKE48の中でも松井玲奈さんが以前よりも好きになったのは、このような点があったかなと思う。ちなみに「笑神様は突然に」は9月を持って終了をすることになってしまった。

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松井玲奈さんの鉄道関連の発言で最も驚いたのが、前にツアーライブで鳥取県へ行った時にキハ40形という言葉が出てきたことかなと思う。彼女の口からキハ40とは・・・。細かい活動についてはここでは書いていかないが、先日のリニア鉄道館のトークショーではその集大成になったのではないかと思う。

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AKBグループとしての松井玲奈さんは、2008年に結成をされたSKE48の1期生で、松井珠理奈さんと並んでのフラッグシップのメンバーであっただけでなく、AKB48の多くの楽曲にSKE48では松井珠理奈さんとともに参加をしている。SKE48だけでなく、AKB48グループの代表的なメンバーとしても活躍をすることも多かった。特にグループ間ではメロンパン同盟でNMB48・HKT48を含めたAKB48各グループの後輩たちと愉快に接したり、先輩や後輩たちを常に好意的に接していて、誰からも好まれるメンバーだったと思う。また2013年以降はチームEに移籍をし、リーダーとして後輩たちを引っ張る立場になり先輩としての模範的な活動もし、後輩たちも育ててきた。私がアイドルとしての松井玲奈さんに感動をしたのが、彼女のソロ曲の枯葉のステーションを2014年12月の舞浜のアンフィシアターのライブで生で歌った時だった。


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それは松井玲奈さんの一面では鉄道などのマニアックなところ、もう一面では先輩・後輩ともに慕われるところ、そして別の一面ではリーダーとして強い自覚を持っているところではないかと思う。そしてかわいらしくスタイルも良く、典型的なアイドル像としてのルックスであった。このような表裏のない潔白さなどがやはり松井玲奈さんの最大の魅力だったのかもしれない。松井玲奈さんの活躍はSKE48だけでなく、AKB48グループの中でも前田敦子さんや大島優子さん、高橋みなみさん、指原莉乃さん等の人気メンバーに匹敵をする貢献をしてきたと思う。ただかわいい、ただマニアック、ただ頭の回転が速い、ただリーダーシップのある人物、という普通と違うただ者でない稀有なキャラクターが松井玲奈さんだったのかなと思う。

私がSKE48では特に2013年の秦佐和子さんの卒業後も松井玲奈さんの鉄道の動向を中心に追いかけてきたのは彼女のそのような点に惹かれたところもあったかもしれない。それだからSKE48を追っていても面白かったのではないかと思う。本日行われる豊田スタジアムライブでの卒業セレモニー、そして明日の名古屋の劇場公演での松井玲奈さんのラストステージ。もう一つの時代の終わりなのかなと考えざるを得ない・・・SKE48についての総括的な内容は9月14日にその記事をまとめていく予定だ。この後、SKE48についての関心はどうなるのだろうか??