現在、新青森〜新函館北斗間で建設中の北海道新幹線。北海道新幹線の開通日は2016年3月26日と決定をし、北海道新幹線の運行概要も決まった。すなわちこの日にダイヤ改正いわゆる青函交通大組閣祭りが実行をされることになるのだ。
北海道新幹線の運転本数は1日13往復で、東京〜新函館北斗間の列車が1日10往復、仙台・盛岡・新青森〜新函館北斗間の列車が1日1往復ずつの合計13往復の運転となる。東京・仙台発着ははやぶさで運転され、盛岡・新青森発着ははやてとして走る。車両はE5系車両とJR北海道がE5系車両の北海道版として製造をするH5系車両が使用される。H5系にもE5系同様にグリーン車だけでなくグランクラスが連結される。

北海道新幹線は新青森〜新函館北斗間では、奥津軽いまべつ駅と木古内駅ができる。終点の新函館北斗駅は、函館本線の函館駅から約15km以上も函館本線の渡島大野駅を名称を変える形で離れた北海道の北斗市に完成をする。私はこの駅は、函館北でよかったのになぜこのような駅名なのかも気になる。変に北斗市等に配慮をしたような感じだ。この写真は函館本線の函館に近い大中山駅から撮影をした北海道新幹線の線路だ。
この北海道新幹線開通の大組閣に伴い、現在、特急白鳥などが走っている津軽海峡線(江差線)の木古内〜五稜郭間は道南いさりび鉄道という会社に経営分離をされ、第三セクターになる。道南いさりび鉄道では海沿いの美しい場所を通過をするが、将来的には観光列車なども走らせる予定だ。
新函館北斗〜函館間は電化をされ、733系によるはこだてライナーという走る予定だ。従って、現在非電化の五稜郭〜新函館北斗(渡島大野)間は電化をされることになる。札幌近郊の道央地区では主力の733系の道南地区への初登場だ。
それに伴い、廃止になる列車もある。
それに伴い、廃止になる列車もある。
その一つが、新青森〜函館間を結ぶ特急白鳥だ。現在、JR北海道の789系を使う列車は特急スーパー白鳥、JR東日本の485系を使う列車は特急白鳥で走る。特に東日本の車両の特急白鳥は今や最後の485系を使用をする特急列車になった。789系は札幌方面に移り、特急すずらんなどで使われている785系を置き換えるという話も聞いている。485系は特に人気が集中しそうだな・・・。私は青函トンネル内で最高速度140km/hを出す789系の方が好きだが・・・現在、3大帰省シーズンのゴールデンウィーク・お盆・正月を中心に特急白鳥は指定席がグリーン車を含めて満席になることが多く、更に自由席もどれだけつないでも2両編成だけであることから、今年の年末年始に最も自由席が混雑をしていた列車に特急白鳥が1位になったこともある。(詳しくはこちらへ)北海道東日本パスでは、自由席特急券を買えば、青森〜木古内・函館間であれば利用ができる。
そして青森〜札幌間の急行はまなすが廃止になる。この列車は14系客車で運転され、最後の定期急行列車・青色の14系客車の使用などもあり、過去の夜汽車のイメージを最も出す車両として人気もある。座席車以外にも指定席車両はグリーン車の座席を使ったドリームカー、そして非常に人気の高いカーペット車やB寝台車もあり、さまざまな形の車両がいる。私も3月7日に青森から札幌までカーペット車に乗った。このはまなすはゴールデンウィークや正月、お盆などの帰省シーズンは青森駅や札幌駅では自由席の列が長い時間を待つこともある。それに北海道東日本パスでは急行券を買えば自由席に乗ることができ、更に寝台券や指定席券を買えば、指定席車やカーペット車、B寝台車に乗ることもできる。
そして寝台特急カシオペアも廃止になる。1999年から走った豪華列車の寝台特急カシオペア。青函トンネル区間の電圧が変わり、既存の機関車が使えなくなることなども廃止の一因だそうだ。それだけでなく、青函トンネルが新幹線と在来線の2本のレールがあるので、こちらの遅れを新幹線へ波及をさせたくないというのもあるのかもしれない。ただ、少し前に報道されたことでではごく稀に札幌に乗り入れるかもしれないという話も聞いたことがある。カシオペアは私は乗車をしたことがないが両親が3年前に乗車をしている。トワイライトエクスプレス・北斗星に続いて、カシオペアまで廃止になり、特に平成初期から豪華さを誇ってきた北海道への寝台特急が全て姿を消すことになる。
北海道新幹線の開通で、新幹線でつながるのは決して悪いことではないが、豪華な列車から座席車までバラエティのある本州と北海道を結ぶ夜行列車や最高速度140kmで走る特急列車など味のある列車が廃止になってしまうのは少しさびしいものだ。特に鉄道ファンの方ははまなす、そして豪華列車として人気のあるカシオペアまで廃止になってしまうのは、衝撃が非常に大きいだろう。
北海道新幹線の開通前日の3月22日から25日は地上施設の切り替えのために全ての列車が走らないそうだ。従って、特急白鳥などの最終運転は3月21日になる予定だ。また2016年の1月1日には地上システム・運行管理システムの切り替え試験を行うので津軽海峡線を走る全ての列車が運休になる予定だ。
北海道新幹線のこの区間は、在来線は貨物列車のみ、旅客は新幹線のみという形になりそうだ。ここは海底トンネルを越える区間なので、代替の交通機関がほとんどないに近い。4月に青函トンネル内で特急スーパー白鳥の789系が事故を起こした時も、途中ある竜飛海底駅への移動で長時間かかったそうだ。竜飛海底駅と吉岡海底駅の2つの駅があるが、もしも新幹線の開通後に事故が起こったらどうなるのだろうか。輸送量の多い新幹線なだけにそれは懸念事項だ。また、青春18きっぷや北海道東日本パスはどのような扱いになるのだろうか。旅客であれば、青森と函館の間は津軽海峡フェリーもある。津軽海峡フェリーは青森側のアクセスは時間がかかるかもしれないが、安く移動をするには有効かもしれない。ただ海を越えるので天候には気をつけないといけないかも・・・
私が一つ懸念をしているのは、寝台列車や特急列車の廃止ではない。三大帰省シーズンの新幹線の混雑だ。今回の開通で、東北新幹線のはやぶさが主に直通をすることで、はやぶさの混雑がさらに激化をするのではないかということだ。特に現在は東京〜仙台・盛岡間の利用でもはやぶさに集中をしていることや繁忙期を中心に新青森〜函館間の特急白鳥の混雑が激しいことから、特に帰省シーズンでは指定席をめぐる争奪戦があるのではないかと思う。
特に東京〜仙台間では最繁忙期ははやぶさに指定席の縛りをかけることやはやぶさ同様に全席指定席のはやてにも自由席を設定をして、東京〜仙台や盛岡の利用者を分離をし、はやてややまびこに誘導をするべきではないかと思う。
もう一つは、はやぶさだけでは、全席指定席では新青森〜新函館北斗間の自由席の扱いなどがどうなるのかも気になる。JR東日本は着席で安心という考えから全席指定席化を進めているが、新青森〜新函館北斗間であれば自由席などの利用も多くなりそうだ。本来ならばはやぶさはかつてのムーンライトながらのように一部区間は全席指定席、一部区間は指定席から自由席に変えるというやり方にした方がいいかと思うのであるが・・・全席指定席にこだわりすぎる制度が北海道新幹線では破たんをしそうでないかと私は本気で懸念をしている。
北海道新幹線の開通まであと半年、雪の有無に関係なく、特急白鳥などを撮影をしにいきたい。雪降る前の海なども撮影ができるチャンスなのだから。急行はまなすも青森到着が朝6時40分頃に繰り下がっているので明るい時間帯に撮ることができるチャンスが広がっている。そして寝台特急カシオペアも忘れずに撮影をしたい。今後は日が短くなり撮影範囲が限られてしまうがまだまだチャンスはあると思う。そしてどのような運行になるのかも期待をしたい。君の第二章とはAKB48を8月に卒業をした川栄李奈さんの卒業曲であるが、青函地区の鉄道がその曲通りになる日がだんだん近づいている。
特急あらかわ@arakawa_express
北海道新幹線の開通で一つ困るのが夜行列車の廃止では無く、ゴールデンウイーク・お盆・正月の三大帰省シーズンのはやぶさが争奪戦が激化しそうなことにある。ただでさえ、東京〜仙台間でもはやぶさの利用者が圧倒的多数なのに最繁忙期は指定席の大争奪戦になりさうな気もする。
2015/09/16 14:26:02
特急あらかわ@arakawa_express
三大帰省シーズンの特急白鳥はほとんどの列車が満席になり、自由席も少なく、大混雑をする。それが新幹線になると新規利用も出そうだから、本当にはやぶさの10両で間に合うかも気になる
2015/09/16 14:28:16
特急あらかわ@arakawa_express
どうしても速さを求めがちだから東京〜仙台間でははやぶさが圧倒的に人気があり、やまびこというだけで名前負けをするのかもしれない。はやてに自由席設定をすれば少しは東京〜仙台間の利用分離はできるかな。と思う。
2015/09/16 14:37:08
私が一つ懸念をしているのは、寝台列車や特急列車の廃止ではない。三大帰省シーズンの新幹線の混雑だ。今回の開通で、東北新幹線のはやぶさが主に直通をすることで、はやぶさの混雑がさらに激化をするのではないかということだ。特に現在は東京〜仙台・盛岡間の利用でもはやぶさに集中をしていることや繁忙期を中心に新青森〜函館間の特急白鳥の混雑が激しいことから、特に帰省シーズンでは指定席をめぐる争奪戦があるのではないかと思う。
特に東京〜仙台間では最繁忙期ははやぶさに指定席の縛りをかけることやはやぶさ同様に全席指定席のはやてにも自由席を設定をして、東京〜仙台や盛岡の利用者を分離をし、はやてややまびこに誘導をするべきではないかと思う。
もう一つは、はやぶさだけでは、全席指定席では新青森〜新函館北斗間の自由席の扱いなどがどうなるのかも気になる。JR東日本は着席で安心という考えから全席指定席化を進めているが、新青森〜新函館北斗間であれば自由席などの利用も多くなりそうだ。本来ならばはやぶさはかつてのムーンライトながらのように一部区間は全席指定席、一部区間は指定席から自由席に変えるというやり方にした方がいいかと思うのであるが・・・全席指定席にこだわりすぎる制度が北海道新幹線では破たんをしそうでないかと私は本気で懸念をしている。
北海道新幹線の開通まであと半年、雪の有無に関係なく、特急白鳥などを撮影をしにいきたい。雪降る前の海なども撮影ができるチャンスなのだから。急行はまなすも青森到着が朝6時40分頃に繰り下がっているので明るい時間帯に撮ることができるチャンスが広がっている。そして寝台特急カシオペアも忘れずに撮影をしたい。今後は日が短くなり撮影範囲が限られてしまうがまだまだチャンスはあると思う。そしてどのような運行になるのかも期待をしたい。君の第二章とはAKB48を8月に卒業をした川栄李奈さんの卒業曲であるが、青函地区の鉄道がその曲通りになる日がだんだん近づいている。