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これまでずっと遠征記の記事を書いていたが、ここでは関西での一つの記事を書いていきたい。今回の遠征記は大阪にはいったもののほぼ素通り同然だった。

さて、関西の大きな出来事といえば、9月30日に京阪電鉄が8000系の特急に対して2017年度にプレミアムシートを投入をすることを発表をした。(詳しくはこちらへ)

どうしても取り上げたいというのはこの内容だ。京阪の特急は現在、淀屋橋〜出町柳間を中心に運転をされている。主に8000系と3000系が使われている。特に8000系はダブルデッカー車を投入をするなどで上質なサービスを提供をしている。私は関西の私鉄の中で最も好きな車両が京阪の8000系だからだ。

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これは8両編成の6両目の部分を座席を2人がけと1人がけの座席に改造をする予定だ。この座席にはコンセントなども完備をされる。この車両を京阪特急プレミアムカーとして指定席にしていく。乗車の際には指定席料金を取っていくことになる。車内には専属のアテンダントも乗務をする予定だ。車両の改造中は8000系の特急は1両減らした7両編成で走る予定だ。指定席料金は500円以内で抑えたいというコメントもあったそうだ。

今回、京阪がこのような座席の投入の背景になったのが、ゆったり座れるという要望があったことや訪日外国人が増えたことなどがあるそうだ。京阪の特急は、朝夕の通勤の時間帯はもちろんのこと、特に京都の観光のシーズンは混雑が激しく、時間帯によれば京橋駅や丹波橋駅の時点では多数の立ち客が出ることも多い。これは一部のシーズンに乗車をしたから感じたことだった。

京阪ダブルデッカー
京阪の特急は昔はテレビカー、今は2階建て車両などサービス精神に満ちた車両が非常に多く、それが非常に魅力的な部分だ。沿線もパナソニックの城下町の門真をはじめ、下請工場などの町工場などが多く、枚方を過ぎると一時的にのどかな風景になるのも京成や東武の沿線とも似ていると思ったこともある。また難波や天王寺など大阪市内の南部からも最も京都へのアクセスが便利な路線だ。プレミアムシートの導入でまたしても京阪に乗る楽しみが増えそうだ。

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今回は京阪の訪問をしなかったが、京阪も最近では塗装が全て変わった。京阪は魅力的な車両が多いのでまたじっくり訪問をしたいと思う。タイトルはNMB48の曲から取った。この想像の詩人という曲は8月のお盆に神戸のワールドホールで行われたリクエストアワーで1位になった曲だ。NMB48も4月から休業をしていた上枝恵美加さんが10月20日から22日の大阪城ホールのNMB48の5周年ライブで復活をするなど明るい兆しも見えてきた。NMB48ももう結成から5年かと感じざるを得なくなったのは事実だ。