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11月9日の長野の紅葉見物を記事にしていく。11月9日、朝に長野市内のホテルを出てまず向かったのが、篠ノ井線の稲荷山〜篠ノ井間にある撮影名所だ。

朝の時間帯の篠ノ井線と言えば、平日であればおはようライナーが走る。この列車は塩尻→長野間を走る列車で長野市への通勤・通学で走る。この車両はなんと189系が使われ、3月の北陸新幹線の開通後に唯一残る189系の運用となった。189系の長野車両センターに所属をするあさま色のN102編成が限定で使われる。

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長野地区では115系がJR線では定期運用を失った。今の長野の朝の状況を撮影をしたくなった。この日の天気予報は曇り。当初は雨になる可能性もあったが、雨が降らなくて良かったようだ。しかし山の上には雲がかかっている。それどころか少しだけであるが晴れ間を見せた。

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現在の長野地区の主力となった211系。6両の列車だ。長野地区は山岳地帯で坂やカーブが多く、さらに冬季は降雪地帯だ。これまでは東海道線や高崎線など首都圏の路線で走っていたが、長野という新天地では環境は苛酷になるかもしれないが新しい活躍を期待をしたい。

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おはようライナーの189系は既に稲荷山駅で待っている。その前に長野から特急しなの4号がやってくるようだ。稲荷山駅では特急しなのとおはようライナーのすれ違いが行われるようだ。

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こちらが特急しなの4号名古屋行きだ。某アイドルグループの本拠地を目指すが、今日は2両と6両を組み合わせた8両編成で走る。特急しなのはどれだけ連結をしても増えるのは指定席だけで、自由席は2両だけだ。これは新青森〜函館間の特急白鳥とも同じだ。ここでは383系と189系すれ違いを少しだけ演出をして撮影をした。189系と383系は長野駅で特急あさま・特急しなのとして活躍をした時期は短いが、189系のこの色は信越本線時代の長野〜直江津間の列車でも使っていたので、長野駅では特急しなのと過ごした時期は長かったようだ。189系が運用を減らしている今、この姿もゆくゆく貴重になるかもしれない。

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そして189系のおはようライナーがやってきた。雲がかかっていたが、少しだけ晴れ間を見せた。しかしながら、このおはようライナーも鉄道ダイヤ情報などを確認をした限りであれば、12月1日よりE257系で運転が多くなりそうだ。189系が行く雪景色も見られるのか見られないのか。

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特急あさまの最末期の塗装として走ったこの色。しばしば首都圏に乗り入れることもあり、ムーンライト信州や特急あずさの臨時列車として走ったこともある。特急あさまの廃止から18年がたち、北陸新幹線(長野新幹線)の初代車両として走ったE2系でさえ廃車が続いている今、このN102編成は奇跡的に残ったのかもしれない。この色は白地に深緑とグレーの帯で、山深さや冬の雪景色などを色に出していったのではないかと思う。この色は、特急あさま時代に上野駅や日暮里駅などで見ることが多く、渋さを特に感じさせていったものだった。こうして今でも走っていることに本当に奇跡的かもしれない。できれば特急あさまのリバイバル列車(上野〜横川間かしなの鉄道線)で最期は迎えてもいいかもしれない。

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この後に長野からE127系がやってきた。このE127系もかつては大糸線専用であったが今では長野駅までも乗り入れる。長野のE127系は新潟と違い一部にクロスシートがある。今では新潟の方でも新潟近郊では見られずに、えちごトキめき鉄道で走ることが多いそうだ。

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次の目的地は、稲荷山駅の次の姨捨駅だ。今回は篠ノ井線は姨捨駅を走る列車という形で撮影を行ったからだ。次の記事では姨捨駅を中心にお届けをしたい。