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2月21日の京成のAE100形のラストランのツアーについての写真館の第3弾を行う。ここでは宗吾参道の車両基地での最後の撮影について主に紹介をしたい。

AE100形が宗吾参道に到着後、物品販売と写真撮影が行われた。物品は必ず一品は購入をしなければならないものだ。それまでの間、AE100形の写真撮影が行われた。

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今回の写真撮影は、AE100形だけだ。この時間帯はまずはヘッドライトが空いていない状態だ。このような撮影会では、下からの写真撮影をすることが多く、今日もこのような下からの写真撮影を行った。下から前面と1両目を撮影をするのはおそらく最初で最後かもしれない・・・12時45分の時点で天気は曇天だ。

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そして12時50分前についにヘッドライトが点灯をした。AE100形のヘッドライトが空くシーンを最後に撮影ができたのだ。それだけでも印象が違う・・・26年間でなんか行こんようなシーンを見られたのだろうか・・・

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側面に書かれているskylinerのロゴと京成電鉄のゆるキャラの京成パンダ。京成パンダが登場をしたのはごく最近の話だが、京成パンダがAE100形の最後の姿を見ているようだ。京成では定期的にグッズを販売をするので、京成の中でも人気キャラクターのこの京成パンダ。京成沿線には上野動物園をはじめ、パンダの生息地があるので京成パンダが活躍をするのかなと思ってしまう。

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宗吾参道といえば忘れてはいけないのが、京成を走ったレジェンドたちが保管をされていることだ。これは初代AE形だ。もう引退から20年以上が経過をするが、初めて成田空港を目指した特急車両。今はここでしか会うことができない。真正面から撮るのは久々かも知れない。

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そして京成の初代3000形。3000形は今では京成の大所帯になっているが、ここでの3000形は1991年まで活躍をした初代3000形だ。いわゆる赤電の祖とされる車両だ。すなわち都営浅草線への乗り入れを控え、京成の全車両モーター付きで、上がクリーム、下が朱色の車両で、めくり板の行き先・種別表示のあるものだ。当時は3000形として製造をされたのは14両に過ぎなかったが、京成のレジェンドと呼ばれる名車両だ。

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次のレジェンドは青電の200形だ。この色は最末期の3300形の1編成がまとっていた色であったが、この色は1970年代から80年代の初頭まで見られた。車両自体は京成からは1988年に引退をした。しかしこの200形は1978年まで京成にいて、1990年までは新京成に移籍をして活躍をしていた。

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京成のレジェンドの青電の前にいる京成パンダ、そして赤電3000形を眺めている京成パンダ。京成の新旧の組み合わせ??がここでは実現をした。

物販では記念乗車券を始め、方向幕などの備品、時計、文具類などのグッズなどを販売をしていた。その中で私は時計など数品を購入をした。しかしこれは号車の早いもの勝ちだったものも多く、希望の商品が買えなかった人も多かったようだ・・・

物品の購入後、少しだけ晴れ間が出てきた・・・そしてそのあとのシーンだ。まだAE100形が停車をしている。
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さっきは曇天の中であったが、日差しが少しだけ出てきて、青い空と雲とAE100形という写真を撮ることができた。よかった・・・時間を待って晴天の写真を撮影ができて・・・

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そして最後に撮った写真がこちらだ。AE100形と青空だ。1990年6月19日のデビュー日から今日まで走ってきたAE100形。最後に青空とAE100形が撮れたのだ・・・これは奇跡というべきなのか・・・デビュー日のその日から四半世紀の間、身近な場所で見てきたこの車両。最後に待っていたのは青空とAE100形だ。最後の最後にこのような写真を撮れただけでも感無量だ。止まれという標識は車庫らしさを感じるが、最後に待っていたのが晴れ舞台という言葉だった・・・これでAE100形のラストランツアーはすべてがおしまいだ。

さよならの向う側とは1980年の山口百恵さんの引退を控えた前の有名な曲で、最近ではつるの剛士氏や徳永英明氏などもカバーをしている。AE100形の時代の曲ではないが、時代を飾った名車両の引退ということで、このタイトルが一番ふさわしいと思ったからだ・・・


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この後、公津の杜駅近くのヨーカドーなどで休憩をし、そしてJR成田駅からおさんぽ成田号という成田〜高尾間のE257系の全席指定席の臨時列車に秋葉原駅まで乗る。このおさんぽ成田号でさっきのAE100形の記念弁当を食べる。ツアー中はあまりお腹がすいていなかったので、ここで食べるに至った。幕などは快速だった。乗車率は約1割くらいだった。しかし総武線のグリーン車よりも安い価格で指定席に乗れたのがよかった。