4月9日・10日にリゾートしらかみのぶな編成が上野駅にて展示をされた。4月9日に行ってきたので、こちらの写真を中心に取り上げたい。当初はぶなは漢字で書いていたが、依存文字で文字化けが発生をしてしまうとわかってしまい、ぶなを平仮名で書く事にした。
リゾートしらかみは秋田駅から奥羽本線で東能代駅へ向かい、東能代駅から五能線に入り川部駅へ向かい、弘前駅まで一旦奥羽本線を南下をし、それから再北上をして、新青森駅で東北新幹線と接続をし、青森駅へと向かう。五能線の顔とも言える観光列車で、今を各地で走っているリゾートトレインの先駆け的な存在で秋田新幹線の開通と同じく1997年に運転を開始をした。
リゾートしらかみは3つの車両がある。青池・くまげらと本日上野駅で展示されるぶなだ。青池は、新編成のHB-E300系(いわゆる新青池編成)になっているが、くまげらとぶなはキハ40形だ。ぶなは、先日撮影をしなかったが、2010年9月に乗車をしている。それから考えれば5年半ぶりの再会だ。2010年の乗車記はこの3本の記事にある。その1、その2、その3朝10時からの展示であったが、10時25分くらいから並び始めた・・・それにしても長蛇の列だ・・・いつは入れるかわからない列だ・・・今回は上野駅の17番線ホームに展示をされている。16・17番線は常磐線の特急列車のホームだが、品川発着が中心になり、昼間はこのホームから出ることはないからだ。
1時間20分待った上で、ようやくリゾートしらかみの中に入ることができた。秋アキと書かれ、秋田からやってきた車両であることがわかる。
リゾートしらかみぶな編成の先頭車のキハ48形702号車はハイデッカー車両だ。座席はリクライニングシートで、車内には通過をする青森のねぶたなどが飾ってあった。2010年に乗車をしたときは、通路側の座席だったので少し長めに展望車両にいた。
中間車の2両は個室車両だ。これはぶな編成だけの特徴で、新青池とくまげらは、2号車のみが個室車両になる。リゾートしらかみは個室が2両もあったっけ?と思ったが、新青池編成の投入にぶなが4両編成になり、青池編成の個室がぶなに回ったことが真相だそうだ。
車内には沿線や走行シーンなどの写真が飾られている。リゾートしらかみの走る五能線は魅力的な写真が撮影ができそうだ。奥羽本線内も同じく魅力的な写真が撮れそうだ。
リゾートしらかみはとにかく窓が大きい。五能線などの魅力的な景色が売りであるが、この車両の売りになっている。車内はディーゼルエンジンを炊いているシーンがあったが、確かに少し音がうるさく感じる点もある。それだから、新青池編成との格差が出来てしまったのかもしれない。ちなみに既存の青池編成は秋田支社が先頭車の2両だけにしてクルージングトレインとして所有をしている。
このリゾートしらかみは秋田からEF81形の139号機に牽引をされてやってきた。EF81形自体が少なくなっているのでこれも貴重かもしれない。
リゾートしらかみは、リゾートトレインとしての価値を高めるべく、新車の投入を行っているようだ。今年の夏にぶなは新青池編成と同じく、HB-E300系への置き換えも行われる予定だ。新青池も新ぶなも乗ってみたい編成だ。ハイブリッドエンジンで行く旅も景色などだけでなくひと味で2度も美味しいかも知れない。ぶなの新編成の導入は北海道新幹線の開通で青森が素通りされてしまうことへの懸念があったのかなと勘ぐってしまう。だからといってくまげら編成が魅力がないとは言いたくない。旧来のエンジンでの旅も従来とおり魅力的に感じるからだ。またリゾートしらかみに乗ってみたい。できたら春の華やかな季節や雪も多数残る3月がいいかなと思うのだ。また、来年にリゾートしらかみは運転開始から20周年を迎える。そんなに経つのかと思うのも事実だ。
リゾートしらかみは、リゾートトレインとしての価値を高めるべく、新車の投入を行っているようだ。今年の夏にぶなは新青池編成と同じく、HB-E300系への置き換えも行われる予定だ。新青池も新ぶなも乗ってみたい編成だ。ハイブリッドエンジンで行く旅も景色などだけでなくひと味で2度も美味しいかも知れない。ぶなの新編成の導入は北海道新幹線の開通で青森が素通りされてしまうことへの懸念があったのかなと勘ぐってしまう。だからといってくまげら編成が魅力がないとは言いたくない。旧来のエンジンでの旅も従来とおり魅力的に感じるからだ。またリゾートしらかみに乗ってみたい。できたら春の華やかな季節や雪も多数残る3月がいいかなと思うのだ。また、来年にリゾートしらかみは運転開始から20周年を迎える。そんなに経つのかと思うのも事実だ。