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ここでは主に4月16・17日に新潟県内で撮影をした写真を紹介をする。以前の記事では、E653系やE129系などのJR車両を中心に紹介をした(詳しくはこちらへ)が、ここでは115系や485系を中心に紹介をしたい。

・115系車両
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ここは数少ない湘南色の115系だ。夜の新潟駅でバルブの撮影を行った。今や115系の湘南色は、新潟と群馬、岡山など数少ない。これは3両編成のN2編成と2両編成の黄緑のいわゆるキムワイプカラーと言われている編成をつないだものだ。新潟の115系には湘南色・キムワイプ色の緑系の色、青系の色がいる。撮影をしたのは16日の夜だったが、17日の朝にも運用に入っていた。

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こちらは115系の3両を2編成つないだ6両によるいわゆるキムワイプ色の車両だ。越後線では、6両編成の列車も残っている。

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この列車は新潟駅からの越後線・弥彦線経由の弥彦行きだ。桜のシーズンに合わせて6両編成の列車を弥彦まで入れている。

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こちらは、キムワイプ色の3両編成の新井発新潟行きの快速列車だ。かつては快速くびき野で走っていたのであるが、北陸新幹線の開通後は、115系の快速列車になった。485系の6両編成に比べれば定員なども減り、混雑をしていたのは確かだ。車両置き換えをしてほしいのは事実だ。

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こちらは水色の115系だ。新潟の115系の水色もそこそこの数が残っているようだ。越後線だけでなく、信越本線の直江津〜長岡などにも使われている。新潟の115系も老朽化が進んでいるので、早目に撮っておくのがいいかもしれない。

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次は485系だ。新潟地区には485系が、糸魚川〜新潟間の快速列車に1往復が使われている。この列車が北陸新幹線開通前まで、上越地方から新潟市へ走っていた快速くびき野を引き継いだ列車とも言えるかも知れない。なお糸魚川〜直江津間はえちごトキめき鉄道に乗り入れる。えちごトキめき鉄道といえば、最近、雪月花というリゾート列車も運転を開始をしだした。こちらも楽しみだ。

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4月17日の運転分は、新潟県上越地方での暴風雨の影響で、大きな遅れが発生をし、長岡駅に2時間40分も遅れて到着をした。いかにしてこの地域が風などの影響を受けやすいかがわかった。過去に走っていた特急はくたかや北越は特にこの影響が強く、遅れが生じやすいことを明らかにしたかもしれない。

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この新潟の485系には、特急白鳥が廃止になった今、485系として最後の存在となるクロハ485形がいる。クロハ485形とは、名前のとおり、半分がグリーン車・半分が普通車という車両だ。この列車はグリーン車は自由席という扱いになる。ついに最後の存在になった、485系のクロハ。最後の地は新潟ということになった。それだけでも貴重な存在だ。

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仙台車両センターの485系のA1A2編成のラストランがいよいよ発表され、この新潟の糸魚川快速に使っている485系はいよいよジョイフルトレイン以外では、国内最後の485系になる。この列車を乗るのも撮るのもこれがラストかもしれない。

・新潟の115系の廃車回送
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こちらは4月20日に八王子駅で撮影をした新潟の115系の廃車回送だ。では、なぜ新潟の車両が八王子にいたのだろうか。EF64形1032号機に牽引され、115系は湘南色がN9、新潟色がN10編成だ。

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新潟車両センターで廃車になった車両は長野へと送られる。新潟と長野の間であれば、信越本線を真っ直ぐに行くのが一番早いルートであるのは言うまでもないが、北陸新幹線の開通に伴い、直江津〜長野間はえちごトキめき鉄道としなの鉄道に経営移管になった。この2つの鉄道を通らないルートにするために、ルートが大きく替えられた。

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すなわち、新潟〜(信越本線・上越線)〜高崎〜(高崎線)〜大宮〜(武蔵野貨物線・武蔵野線)〜西国分寺〜(中央線)〜塩尻〜(篠ノ井線)〜長野となる。なんと長野と新潟の隣県の移動なのに、群馬・埼玉・東京・神奈川・山梨と5つの都県を通る事になるのだ。(神奈川は中央線の相模湖駅・藤野駅が相模原市に当たる)

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八王子駅で、貨物列車のタンク車両を挟む形で出会う新潟の115系と横浜線のE233系。同じ緑色の帯の車両だが、最初で最後の出会いなのかもしれない。まさに偶然的な出会いかも知れない。八王子駅でのこの車両の撮影は、前の記事の京王8000系の緑色の車両に乗ったあとに行った。