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今日はみどりの日だ。そこで先日出くわした、京王電鉄の車両をここでは紹介をしよう。

京王電鉄は8000系の1編成(8713編成)をステンレスで緑色にラッピングをした車両がある。この車両は昨年秋から走り、高尾山をイメージをした車両になっている。

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それだけでなく、京王電鉄で1980年代の前半まで走っていたグリーン車と呼ばれていた緑色の車両をオマージュをした形になっている。写真は多摩動物公園の京王レールパークにて撮ったものだ。

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この京王8000系は一度だけ新宿駅で見たことがあるが、4月20日に偶然に乗車をすることができた。明大前駅からの準特急京王八王子行きでやってきた。突然やってきたので、急いでホームでレンズを構えた。この車両はスカートの部分までも緑に塗られているが、この日はヘッドマークのない状態で走った。

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明大前駅から京王八王子駅まで乗ってみることにする。車内広告などは普通の車両と同じだ。この車両だからといって、特定の広告ばかりを集めたものではない。京王の準特急は、昨年9月のダイヤ改正以降で初めての乗車になった。そのダイヤ改正からは笹塚と千歳烏山が新たに停車駅になった。千歳烏山は新宿から近く、利用者数の割には少し行きにくかったのもあるがこれで改善されたかもしれない。


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そして京王八王子駅まで乗り通した。ここでこの緑の車両をじっくり撮影をすることにした。側面には高尾山の文字やイラストなどが書かれている。まさに高尾山を連想させる車両だ。座席については凝ったような演出はない。

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これが前と後ろから撮影をしたものだ。見た目にも強い印象を与えるのではないかと思う。しかしながらよくぞ、軽量ステンレスの車両をラッピングをしたというのは他の会社でもできそうな気がしてならない。実際に東急でも多摩川線や池上線でも往年の東急カラーにしたラッピングカラーが走っている。京成でも3400形や3700形あたりでもやってみても面白いかも知れない。

高尾山口駅付近には最近は極楽湯などの温泉施設が完成をするなど観光地の玄関口としての役割を高めている。近年の高尾山の登山の人気がこれまで通勤通学一辺倒で観光にはあまり力を入れていなかった京王には少しだけ変化をしているのかもしれない。