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今日の記事では弊ブログでは、実に4年ぶりとなる大型店についての記事を書いていきたい。

最近、国内の流通業に大きな変化の波が訪れている。その一つとして、スーパーのダイエーがイオンへの転換店が相次いでいることだ。

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その身近な例として、京葉線の新浦安駅前のダイエーだ。新浦安は駅の目の前にダイエーがあり、ショッパーズプラザ新浦安は、まさに新浦安駅前のシンボルだ。この新浦安は、祖父の墓参りで行くことがあり、墓参りの際には特におなじみの店だ。
その新浦安のダイエーが、3月になり、イオン新浦安店へと変わった。新浦安に近接をする東西線の南行徳駅の近くにあるダイエーもイオンに変わった。写真は南行徳店のものとした。

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その一方で総武線の市川駅近くにあるダイエー市川店と本八幡〜下総中山間にあるニッケコルトンプラザ内のダイエーはダイエーのまま残っている。また、北千住駅の近くにあるトポス北千住店もまもなく閉店になる予定だ。

ダイエーが一気にマイナーなブランドになる一方で、イオンはこれまで存在感が薄かった東京の都心部やベッドタウンでの展開を一気に加速をして行っているようだ。イオンは、越谷レイクタウンや幕張新都心に日本最大級の超巨大店舗があるが、中規模の店や食品スーパーなどではイトーヨーカドーやサミットストアなどに後手になっているのではないかと思う。数年前に足立区にある西新井や板橋区の東武練馬にあるサティがイオンに看板掛け替えになった。近年の食品スーパーのまいばすけっと・アコレの展開などを含めて、イオンは中規模や食品などでの強化を図っているのではないか。

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イオンは、巨大な施設のイメージがあるが、ブランド展開では、トップバリューというものがある。これは商品によって当たり外れの差が結構あるようにも見える。衣類などでは割りと細かいところまで販売をしていて、そこは評価されるのではないかと思う。写真は撮影地が近くにある茨城県水戸市の内原にあるイオン。茨城県では最も大きなショッピングセンターだ。イオンは内原にしても越谷にしても幕張にしてもとにかく広すぎて疲れてしまうこともある。慣れていれば楽かもしれないが、慣れていないとそればかりが目立ってしまう。


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そして次はイトーヨーカドーについて。イトーヨーカドーの中で最近大きな話題になったのが、常磐線(千代田線)沿線にある2つの店での出来事だ。

一つが北千住駅の近くにある千住店の閉店だ。この店は、イトーヨーカドー第1号店として開店をしたが、数年前にザ・プライスというディスカウント業態に変更をし、4月10日に惜しまれながらも閉店になってしまった。これには驚きだ。なお北千住のイトーヨーカドーは2019年に再オープンをする予定だそうだ。

もう一つが、柏市内にセブンパークアリオ柏という店が開店をし、この店がアリオの中でも巨大な店として話題になっている。(詳しくはこちらへ)

その影響で連日、柏市内の国道16号線で渋滞が発生をしているのがTBSラジオやbayfmなどの交通情報で常にアナウンスされている。この辺りは交通情報を聞いていても渋滞が発生をすることが多く、火に油を注ぐ形になるのではないかという事前予想が見事に当たってしまっているようだ。

鉄道とバスで行く場合は、この店は我孫子駅から無料のバスが出ている。柏駅からのバスは東武バスでそこそこの本数があるが、北総線・東武野田線・新京成線の新鎌ケ谷駅からも少ないながらバスが出ている。
しかしながら、渋滞でいつになったら入れるかわからないという問題もある。実際に柏駅からバスで行かれた方などをツイッターで見たら、柏駅を降りてからバスでここに着くまで30分以上もかかったそうだ。休日などになるとそれが1時間以上の長時間は覚悟をした方がいいかもしれないと感じた。無料のバスという事で我孫子からの方が便利かもしれないが、我孫子からのバスも時間がかかりそうだ。郊外都市にある大型店の弱点と言われればそれまでかもしれない。

その一方で柏駅前にあるそごう柏店が9月をもって閉店をしてしまう。今はそごうは西武百貨店と同じ経営会社でイトーヨーカドーなどセブンアンドアイホールディングスの運営になっている。柏は郊外店をとり、駅前店を捨てるという取捨選択を選んだのかもしれない。特に柏そごうの売り上げは25年くらい前に比べると大きく落ちているそうだ。(1991年2月期が590億円の売り上げに対して、2016年2月期は115億円となったそうだ→詳しくはこちらへ)

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セブンアンドアイは、近年、店舗の大規模なリストラを発表をした。特に地方都市での影響がありそうだ。例えば、富士急行線の富士山駅(旧富士吉田駅)はかつては駅ビルとしてイトーヨーカドーが入っていたが、Q'sモールという富士急のショッピングセンターになり、地下の食品売り場も先日見たら撤退をしていた。

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最近のショッピングセンターは、東京から20km以上離れた郊外であれば、駅前よりも郊外中心の大型店が多く、そこはイオンの強いところなのかも知れない。逆にヨーカドーはアリオなどを展開をしているものの、駅に近い店の方が多いような気がする。(写真は北陸新幹線の上田駅の近くのアリオ上田)イオンはこれが弱いので、イオンがダイエーやサティをくら替えさせたいようにも見える。

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ダイエーがなくなってしまうのは、少し残念だ。日常的には使うことはヨーカドーほどではなかったが、北千住のトポスや新浦安や市川・本八幡のニッケコルトンプラザなどはたまに買い物などに行く際に訪れた店だ。かつては野球チームを持ち、多くの子会社もあった。ダイエーはバブル時代などには隆盛を誇った。スーパーの代表的な存在でヨーカドーよりも立派だった店が多かったようにも見えた。ダイエーの大幅な縮小はなんとなく寂しく感じてしまう。時代の要請などに勝てなかったのかもしれない・・・